【製品概要】
レクロイ・ジャパン株式会社（本社：東京都杉並区久我山、代表取締役社長：辻 嘉樹）は、本日、本年1月に発表したWaveMaster8Ziシリーズ・デジタル・オシロスコープに対応し、USB3.0規格(スーパースピードUSB)に準じたコンプライアンス試験が自動的に行える『QualiPHY USB3』の発売を開始しました。
『QualiPHY USB3』は、USB3.0の試験規格Electrical Test Specification Ver 0.5 に完全に準拠しており、スーパースピードUSBの物理層試験を自動的に行うことが出来るだけでなく、コンプライアンス試験に不合格となったシリアル・データの問題をデバッグし、原因を迅速に特定することに、より強い力を発揮します。
「レクロイは今年2月に、世界初のUSB 3.0用プロトコル・アナライザであるVoyagerを発表しました。今回『QualiPHY USB3』を発表したことで、スーパースピードUSBの設計において物理層とプロトコル層の両方のソリューションを提供することにより、レクロイ社に注目が集まるのは間違いありません。」と、プロダクト・マーケティング・マネジャーであるクリストファー ブッソは語っています。
「USB 2.0のデータ転送速度の10倍であるスーパースピードUSBは、ここ数年で最も待ち望まれた規格の1つです。我々は、レクロイ社の長年にわたる貢献に感謝してます。」と、USB-IFのプレジデントであり議長であるジェフ レイベンクラフト氏は語っています。
『QualiPHY USB3』の機能は、確実な測定を行うために、オシロスコープを自動的に制御し、各試験項目が正しくセットアップされるようにグラフィカルな接続図を示します。さらに、試験の結果はHTML、XMLまたはPDF形式でレポートの生成が行えます。さらに、レクロイの『SDA II』シリアル・データ解析パッケージと『Eye Doctor II』シグナル・インテグリティ・ツールの統合により、より速いデータ転送速度と独特の機能により生じるだろうスーパースピードUSBの課題に、簡単かつ正確に取り組むことができます。『QualiPHY USB3』では、アイパター解析とジッタ成分分離を他の方法より50倍速く行うことができ、クロックとデータ信号用の高度なジッタとタイミング解析を提供する『SDA II』シリアル・データ解析ソフトウェアを利用します。このことにより、オシロスコープの最大メモリ長まで制限なく全データを使って解析することができます。
レクロイの『Eye DoctorII』シグナル・インテグリティ・ツールは、チャンネル・エミュレーションを行い、Continuouse Time Linear Equalization（CTLE）を適用した後の信号を作り出すことができます。『QualiPHY USB3』は、この機能を使って、スーパースピードUSBのコンプライアンス試験で必要となるCTLEの後のアイパターン解析とジッタ解析を行います。
なお、今後USB-IFのElectrical Test Specificationが改定されるに応じて、試験項目の追加等をソフトウェアのアップグレードで対応します。
【WaveMaster8Ziシリーズ・デジタル・オシロスコープ】
「WaveMaster8Zi」シリーズ・デジタル・オシロスコープは、4GHzから世界最高となる30GHzの帯域をカバーし、4チャンネル同時40GS/s、2チャンネル時世界最高の80GS/sの高速サンプリングを実現するレクロイのハイエンド・デジタル・オシロスコープ・シリーズです。メモリ長は、最高512M点まで実装ができますが、独自のXStream IIアーキテクチャの採用により、大量のメモリを使って捕捉した波形データの全てを使った高度な解析も超高速で実行することができます。USB3.0 などの次世代シリアル・インタフェースの信号評価におけるチャンネル・エミュレーションやイコライザ・エミュレーションなどの演算処理をしても実用的な速度で計測が可能です。
【QualiPHY-コンプライアンス試験を自動化、簡素化するフレームワーク】
「QualiPHY」は、レクロイの自動試験ワークフレームで、広範な高速シリアル・バス規格でコンプライアンス試験の実施を、短時間で簡単に行えるように設計されています。「QualiPHY」は、シリアル・データ・規格のコンプライアンス試験が最も直観的で効率的に行えるツールです。規格の選択や試験項目の選択は、オシロスコープのメニューから直接呼び出して行うことが出来、ボタン一発で試験が開始できます。グラフィカルな接続図に従うことで手順が大幅に簡素化され、短時間で試験を終えることができます。また、一連の試験結果は、自動的にレポートとしてまとめられ、一般的なHTML形式以外にPDFやワードの形式にすることもできます。「QualiPHY」はオシロスコープ上で動作させることも、外部のPC上で動作させ、オシロスコープをLAN経由でリモートコントロールすることもできます。
【製品価格（外税）】
QualiPHY USB3 USB3.0準拠コンプライアンス・パッケージ：19万5千円
【会社概要】
LeCroy Corporation は、シリアル・データ通信の解析分野において最先端の高度な測定・解析が行える計測機器を製造、販売しています。レクロイが提供する高性能のデジタル・オシロスコープ、シリアル・データ・アナライザ、プロトコル・アナライザは、コンピュータや半導体、データ・ストレージ機器、自動車や産業用機器、軍事産業、航空宇宙産業などの設計技術者に幅広く利用されています。LeCroy Corporationは40年間にわたり、革新的なテクノロジによって、特に波形解析において最高の評価を得てきました。高速信号の捕捉・計測・表示を行う波形解析は、今日の情報・通信テクノロジを促進するために必要不可欠となっており、LeCroy Corporationの持つ技術が大きく貢献できると確信しています。LeCroy Corporationはニューヨーク州チェストナットリッジに本社を置き、NASDAQに上場しています。詳細については、ウェブサイト（ (リンク ») ）をご参照ください。
なお、仕様は予告なしに変更されることがあります。
【本件に関するお問い合わせ先】
レクロイ・ジャパン株式会社
プロダクト・マーケティング 辻
〒151-0073 東京都杉並区久我山1-7-41
Tel: 03-6861-9400（代表） Fax: 03-6861-9586
《関連URL》
(リンク »)
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レクロイ・ジャパン株式会社（本社：東京都杉並区久我山、代表取締役社長：辻 嘉樹）は、本日、本年1月に発表したWaveMaster8Ziシリーズ・デジタル・オシロスコープに対応し、USB3.0規格(スーパースピードUSB)に準じたコンプライアンス試験が自動的に行える『QualiPHY USB3』の発売を開始しました。
『QualiPHY USB3』は、USB3.0の試験規格Electrical Test Specification Ver 0.5 に完全に準拠しており、スーパースピードUSBの物理層試験を自動的に行うことが出来るだけでなく、コンプライアンス試験に不合格となったシリアル・データの問題をデバッグし、原因を迅速に特定することに、より強い力を発揮します。
「レクロイは今年2月に、世界初のUSB 3.0用プロトコル・アナライザであるVoyagerを発表しました。今回『QualiPHY USB3』を発表したことで、スーパースピードUSBの設計において物理層とプロトコル層の両方のソリューションを提供することにより、レクロイ社に注目が集まるのは間違いありません。」と、プロダクト・マーケティング・マネジャーであるクリストファー ブッソは語っています。
「USB 2.0のデータ転送速度の10倍であるスーパースピードUSBは、ここ数年で最も待ち望まれた規格の1つです。我々は、レクロイ社の長年にわたる貢献に感謝してます。」と、USB-IFのプレジデントであり議長であるジェフ レイベンクラフト氏は語っています。
『QualiPHY USB3』の機能は、確実な測定を行うために、オシロスコープを自動的に制御し、各試験項目が正しくセットアップされるようにグラフィカルな接続図を示します。さらに、試験の結果はHTML、XMLまたはPDF形式でレポートの生成が行えます。さらに、レクロイの『SDA II』シリアル・データ解析パッケージと『Eye Doctor II』シグナル・インテグリティ・ツールの統合により、より速いデータ転送速度と独特の機能により生じるだろうスーパースピードUSBの課題に、簡単かつ正確に取り組むことができます。『QualiPHY USB3』では、アイパター解析とジッタ成分分離を他の方法より50倍速く行うことができ、クロックとデータ信号用の高度なジッタとタイミング解析を提供する『SDA II』シリアル・データ解析ソフトウェアを利用します。このことにより、オシロスコープの最大メモリ長まで制限なく全データを使って解析することができます。
レクロイの『Eye DoctorII』シグナル・インテグリティ・ツールは、チャンネル・エミュレーションを行い、Continuouse Time Linear Equalization（CTLE）を適用した後の信号を作り出すことができます。『QualiPHY USB3』は、この機能を使って、スーパースピードUSBのコンプライアンス試験で必要となるCTLEの後のアイパターン解析とジッタ解析を行います。
なお、今後USB-IFのElectrical Test Specificationが改定されるに応じて、試験項目の追加等をソフトウェアのアップグレードで対応します。
【WaveMaster8Ziシリーズ・デジタル・オシロスコープ】
「WaveMaster8Zi」シリーズ・デジタル・オシロスコープは、4GHzから世界最高となる30GHzの帯域をカバーし、4チャンネル同時40GS/s、2チャンネル時世界最高の80GS/sの高速サンプリングを実現するレクロイのハイエンド・デジタル・オシロスコープ・シリーズです。メモリ長は、最高512M点まで実装ができますが、独自のXStream IIアーキテクチャの採用により、大量のメモリを使って捕捉した波形データの全てを使った高度な解析も超高速で実行することができます。USB3.0 などの次世代シリアル・インタフェースの信号評価におけるチャンネル・エミュレーションやイコライザ・エミュレーションなどの演算処理をしても実用的な速度で計測が可能です。
【QualiPHY-コンプライアンス試験を自動化、簡素化するフレームワーク】
「QualiPHY」は、レクロイの自動試験ワークフレームで、広範な高速シリアル・バス規格でコンプライアンス試験の実施を、短時間で簡単に行えるように設計されています。「QualiPHY」は、シリアル・データ・規格のコンプライアンス試験が最も直観的で効率的に行えるツールです。規格の選択や試験項目の選択は、オシロスコープのメニューから直接呼び出して行うことが出来、ボタン一発で試験が開始できます。グラフィカルな接続図に従うことで手順が大幅に簡素化され、短時間で試験を終えることができます。また、一連の試験結果は、自動的にレポートとしてまとめられ、一般的なHTML形式以外にPDFやワードの形式にすることもできます。「QualiPHY」はオシロスコープ上で動作させることも、外部のPC上で動作させ、オシロスコープをLAN経由でリモートコントロールすることもできます。
【製品価格（外税）】
QualiPHY USB3 USB3.0準拠コンプライアンス・パッケージ：19万5千円
【会社概要】
LeCroy Corporation は、シリアル・データ通信の解析分野において最先端の高度な測定・解析が行える計測機器を製造、販売しています。レクロイが提供する高性能のデジタル・オシロスコープ、シリアル・データ・アナライザ、プロトコル・アナライザは、コンピュータや半導体、データ・ストレージ機器、自動車や産業用機器、軍事産業、航空宇宙産業などの設計技術者に幅広く利用されています。LeCroy Corporationは40年間にわたり、革新的なテクノロジによって、特に波形解析において最高の評価を得てきました。高速信号の捕捉・計測・表示を行う波形解析は、今日の情報・通信テクノロジを促進するために必要不可欠となっており、LeCroy Corporationの持つ技術が大きく貢献できると確信しています。LeCroy Corporationはニューヨーク州チェストナットリッジに本社を置き、NASDAQに上場しています。詳細については、ウェブサイト（ (リンク ») ）をご参照ください。
なお、仕様は予告なしに変更されることがあります。
【本件に関するお問い合わせ先】
レクロイ・ジャパン株式会社
プロダクト・マーケティング 辻
〒151-0073 東京都杉並区久我山1-7-41
Tel: 03-6861-9400（代表） Fax: 03-6861-9586
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