ネットとテレビから選挙を予測!予想的中率80.33%! 衆議院総選挙結果と最終予測結果との比較を公開

ネットとテレビから選挙を予測!『クチコミ@総選挙2009』リポート8号(2009/9/2) 予想的中率80.33%! 衆議院総選挙結果と最終予測結果との比較を公開

株式会社ホットリンク

2009-09-02 00:00

■政党別議席予想と結果(上位5政党、カッコ内は前日比)
予想:民主257(0)、自民40(0)、公明1(0)、共産1(0)、国民新党0(0)、諸派・無所属1(0)。
結果:民主221、  自民64、  公明0、  共産0、  国民新党3、  諸派・無所属9。
--予想的中 241 / 300議席 (80.33%)

■的中率は80.33%
クチコミ@総選挙の8月30日時点の予想(8月29日までの口コミを元にした予想)と、
実際の総選挙の開票結果を比較すると、300選挙区中241選挙区で
当選者を的中させました。
予測結果は、毎日更新しておりましたが、全体的に民主優勢という状況は、
18日の予測公開開始から口コミによる選挙予測にはっきりと現れており、
予測議席数が大きく変動することはありませんでした。
口コミによる政党別議席獲得予測は、その後公開した朝日新聞、
日経新聞の情勢調査と高い一致を示しました(ただし、新聞が混戦とした選挙区は除いています)。
開票結果は予測結果よりも自民党が盛り返した形となり、的中率は80.33%となりました。

政党別の予測的中結果は以下の通りです。
自民党 当選64選挙区中  予想40  的中25
民主党 当選221選挙区中 予想257 的中215
その他 当選15選挙区中  予想3  的中1

民主党の的中率は84%だったのに対し、自民党的中率は63%でした。
全体的に民主党優勢の流れの中で自民党やその他の勢力の当選を
予測するのが難しく、特に、自民党の当選選挙区の中で惜敗率90%以上
(当選候補の得票数に対する次点候補の得票数)の激戦区は21選挙区中でしたが、
その中で自民党の当選を予測した選挙区が2選挙区でした。
この結果からも、予測と比べると自民党による得票が大きく伸び、
健闘した事が伺えます。

■『クチコミ@総選挙2009』の今後の予定
本プロジェクトの予想と実際の結果との比較データは、現在公開中です。
9月上旬中には、クチコミと選挙の関係や、テレビメタデータとクチコミの関係を
分析した総括リポートを発表します。さらに9月下旬以後は、今回用いた
クチコミ分析の手法などに関するセミナーを計画しております(詳細は以下に記述致します)。
引き続き『クチコミ@総選挙2009』にご注目ください。

■クチコミ分析に関するセミナーについて(9月下旬以降開催予定)
本プロジェクト「クチコミ@総選挙」のような、クチコミ分析にご興味を
お持ち頂いた皆様を対象とした、セミナーの開催を9月末もしくは
10月初頭で予定しております。

以下のURLにおいて開催予定のセミナーに関するアンケートを実施しております。
(リンク »)
アンケートにご協力頂いた方には、優先的にセミナーのご案内をさせていただきますので、
何卒ご協力のほどよろしくお願いいたします。

■『クチコミ@総選挙2009』のサイト  (リンク »)  では、
300小選挙区の情報がいつでも見られます。クチコミのネタ元になる
テレビ報道とのクロスメディア分析も掲載しています。
『クチコミ@総選挙2009』プロジェクトは、東京大学の選挙予測に関する研究成果を基に、
株式会社ホットリンクが運営しています。加えて、株式会社エム・データが協力し、
テレビの選挙関連報道とネット上のクチコミの推移の関係も分析しています。
詳細や問い合わせ先は以下に――。

【『クチコミ@総選挙2009』について】
「クチコミ@総選挙」は、株式会社ホットリンクが保有する、国内最大規模で
35億記事を超える口コミデータベースを基に、東京大学の松尾豊准教授と、
同大学工学部所属の末並晃氏の研究する『Web上の情報を利用した
公職選挙得票予測』の技術を応用し、各選挙区の得票率を予想する情報サイトです。
同時に、株式会社エム・データより、同社が所有するTV 番組の放送内容を
テキスト化したデータ(TV番組メタデータ)の提供を受け、政党名や立候補者の
TV番組内での露出とネット上の口コミの推移を分析する『クロスメディア分析』も公開しています。
投開票が行われた翌日8月31日以降に本サイトにおいて、
得票率予想結果の検証、考察を公開する予定です。

【クチコミ@総選挙のコンテンツ】
以下のコンテンツを毎日更新し、公開いたします。
1) 各小選挙区の各候補者の得票率予測
2) 各小選挙区の結果を集計した、予想得票率の上昇率ランキング
3) 各政党の小選挙区での議席獲得数予測
4) 政党別、候補者別の口コミ数の推移
5) 政党別、候補者別の口コミ本文記事
6) TV番組内での露出の推移

【研究内容について】
当サイトにおける予測は、東京大学 松尾豊氏と末並 晃氏による研究
『Web上の情報を利用した公職選挙得票予測』に基づいています。
過去の選挙における候補者の氏名や政党名などのキーワードから抽出される口コミ数、
候補者の属性と得票結果との相関を分析し、且つ投票日前までのネットの
口コミ数の動向を加味することで、各候補者の得票率が予想できるというものです。

研究者プロフィール
松尾 豊
東京大学大学院工学系研究科 准教授。
東京大学工学部卒業、東京大学大学院工学系研究科電子情報学専攻博士課程修了。
博士(工学)。
2002年より独立行政法人産業技術総合研究所勤務。
2005年よりスタンフォード大学客員研究員。2007年より現職。

ホットリンクと情報系研究者との共同研究会「HottoLabo」に参加。
推論処理などの人工知能、キーワード抽出や要約などの自然言語処理、
Webマイニングや電子掲示板の解析などコミュニティ分析で多数の論文・研究成果がある。
キーワード抽出のアルゴリズムに関する研究で、2002年度人工知能学会論文賞受賞。
Webマイニングに関する研究で2007年度 情報処理学会長尾真記念特別賞。

末並 晃
東京大学工学部システム創成学科4年。
2006年3月に大分工業高等専門学校制御情報工学科を卒業後、
同4月に東京大学工学部システム創成学科に編入学。
文理の概念を超えた先進的なカリキュラムの中で、従来型の工学だけでなく、
技術マネジメント、企業経営、ライフサイクル工学、産業情報システムなど、
社会システムと技術の連携について幅広く学ぶ。
2008年4月より大学を休学し、実践経験を求めて、同大学の仲間とともに
会社の立ち上げに参画する。
2009年4月に復学後、松尾准教授の指導の下、Web情報を利用した
公職選挙得票率予測の研究に取り組んでいる。

【エム・データについて   (リンク »)  】
会社名:株式会社エム・データ
所在地:東京都港区虎ノ門1-16-16虎ノ門1丁目MGビル9F(〒105-0001)
代表者:代表取締役社長 森谷 文彦
資本金:1億1,350万円
設立日:2006年1月23日

【ホットリンクについて   (リンク »)  】
ホットリンクは、レコメンデーションエンジン「レコナイズ」やバズマーケティングツール
「電通バズリサーチ」、「クチコミ@係長」の提供を中心に、クライアント企業の
インターネットマーケティング活動を先端技術で支援するエージェントテクノロジーカンパニーです。

会社名:株式会社ホットリンク
所在地:東京都千代田区神田錦町3-26 一ツ橋SIビル4階 (〒101-0054)
代表者:代表取締役社長 内山 幸樹
資本金:2億5199万6千円
設立日:2000年6月26日

<『クチコミ@総選挙2009』に関するお問い合わせ先>
株式会社ホットリンク 広報担当 黒木、公平(きみひら)
E-mail :senkyo_pr@ml.hottolink.com
TEL  :03-3219-6153

『クチコミ@総選挙2009』プロジェクトの情報表現や広報活動を
株式会社パースペクティブ・メディアが支援しています。
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