住宅向けの音声通信、ビデオ、データサービスは2013年までに3000億ドル

株式会社データリソース

2009-10-01 14:45

米国の市場調査会社のインフォネティクスリサーチ社が、北米おける家庭向け電話、データ、動画サービス市場の予測を掲載した「北米の住宅向け音声通信、データ通信、動画サービス市場概観:市場規模、市場シェア、予測-Residential Voice,Data, and Video Services in North America: Market Outlook Market Size, Market Share, and Forecasts」を出版
米国調査会社インフォネティクスリサーチ社の年刊調査レポート「北米の住宅向け音声通信、データ通信、動画サービス市場概観:市場規模、市場シェア、予測」が注目しているのは、下記のとおりである。

◆主任アナリストDiane Myers氏の注目点

多数のサービスプロバイダが、住宅向けの音声通信、データ通信、動画サービスを提供しているが、市場の大半を占めているのは、米国ではAT&T、Verizon、Comcast、カナダではBell CanadaとRogersである。最も大きいのはAT&Tで、総サービス収益の17%を占めている。ブロードバンドサービスやビデオサービスに後押しされて、住宅向けサービス市場は2013年に3000億ドルに達するとみられ、ILECとケーブル会社の激しい戦いが繰り広げられるだろう。

◆レポートハイライト

●北米のサービスプロバイダが、住宅向けの音声サービス、動画サービス、インターネット接続サービスからあげる収益は、2008年の2610億ドルから2013年に3000億ドルに達するだろう
●2011年までに、動画サービス市場は音声サービス市場を上回るだろうが、高価な番組コストや厳しい利幅が注目される
●住宅向けサービスでは、ブロードバンド接続が主要な成長要因となり、北米市場での収益は2008-2013年に年平均成長率12%で成長するだろう
●住宅向け動画サービス分野では、ComcastとDirecTVが厳しい戦いを繰り広げており、2008年にはComcastがわずか2ポイント差でトップだった
●Verizonは、FiOSサービスによって、2008年に北米のIPTV加入者数の54%を占めた
●2008年に、北米のダイヤルアップやケーブルブロードバンド、DSL、FTTHなどの有線インターネット接続は、64%の世帯に普及していた
●北米のサービスプロバイダやケーブル会社が、IPTV、ケーブルビデオ、衛星ビデオサービスからあげる収益は、2013年には1億4200万ドルまで成長するだろう
●北米世帯の従来の電話線(PSTN音声サービス)の比率は、2007-2013年に69%から26%に下落するだろう。消費者は、モバイルサービスのみやVoIP系のサービスに乗り換えている

◆調査レポートの概要

この調査レポートは、住宅向けサービスの市場規模、サービスプロバイダの収益、加入者市場シェア、世帯普及率、分析、予測と、音声(PSTN、VoIP、モバイル)、インターネット(ダイヤルアップ、DSL、ケーブルブロードバンド、FTTH、WiMAX、モバイルブロードバンド)、動画(ケーブル、衛星、通信会社のIPTV)などの加入者数を記載している。

調査対象企業は、AOL、AT&T、Bell Canada、Cablevision、CenturyLink、Charter、Comcast、Cox、DirecTV、Dish Network、Earthlink、Frontier、MetroPCS、Qwest、Rogers、Sprint、Time Warner Cable、T-Mobile、Verizon、Videotron、Vonageなど多数の企業である。

この調査レポートは、北米の住宅向けサービスプロバイダのトップ20社を、収益や市場シェア毎に記載し、カスタマイズできるピボットテーブル、サービスプロバイダの市場全体の分析、企業、加入者、世界の経済状況についても記載している。

【調査レポート】
北米の住宅向け音声通信、データ通信、動画サービス市場概観:市場規模、市場シェア、予測
Residential Voice, Data, and Video Services in North America: Market Outlook
Market Size, Market Share, and Forecasts
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