モバイル・ブロードバンド・ゲートウェイ・プロバイダのStoke, Inc.( (リンク ») )は本日、DOCOMO Capitalとモバイル・インターネットキャピタル株式会社が同社に投資したことを発表しました。これにより、StokeのシリーズD資金調達ラウンドの金額は2000万米ドルに達し、米国新興企業Stokeの調達額は累計で7000万米ドルとなりました。
DOCOMO Capitalは、世界をリードするモバイル通信事業者NTTドコモの、コーポレートベンチャー担当子会社です。モバイル・インターネットキャピタル株式会社は、無線通信およびIT業界を専門にする日本の大手ベンチャーキャピタルで、その主要投資家にはNTTドコモなどが名を連ねています。
今回の増資により調達した資金は、特に日本が市場をリードしているアジア太平洋地域における事業展開や、西ヨーロッパ市場における新たな3Gオフロード機能の迅速な展開に活用する予定です。
「弊社のミッションは、モバイル技術の未来に投資することです。」と、DOCOMO Capital社社長兼CEOの逸見知也氏は述べました。「将来のモバイル通信市場で通信事業者の競争力を高める可能性を秘めた、高水準かつ先進的なソリューションを、Stokeは提供しています。」
6月にStokeは、商用展開のための先進モバイル・ブロードバンド・ゲートウェイ・サプライヤとして、NTTドコモに選定されたことを発表しました。Stokeのゲートウェイは、サービス向上、ユーザのアクセシビリティ拡大、RANおよびバックホールインフラでのモバイル・ブロードバンド・トラフィック管理能力拡大などの実現を目指す新たなインフラの一部として使われます。
「Stokeのソリューションは、携帯通信事業者が現在抱える課題の中でも、特に対応の急がれるいくつかの問題点に的確に対応しています。」とモバイル・インターネットキャピタル社社長兼CEOの西岡郁夫氏は述べました。「同社の技術は他社の追随を許さないものであり、現在のモバイル・インターネット市場における課題への対応に、非常に適しています。Stokeの成功に向けた支援ができることを、光栄に感じています。」
世界各国で、データ過多に悩むキャリアネットワークの課題に対応するため、StokeのオールIPコンバージドアクセス技術を採用するモバイル・データ・サービス・プロバイダ企業が増えています。2008年の商用展開開始以来、Stokeは売上高の3桁成長を達成してきました。
「Stokeは、モバイル・データ・オフロード、フェムトセル展開、LTEへの移行など緊急の要件に対応する先進的でユニークなソリューションを提供しています。最近の商用展開は、弊社技術が高い評価を受けていることを示しており、この分野をリードする弊社のビジョンを裏付けるものです。」と、Stoke社社長兼CEOのVikash Varmaは述べました。
DOCOMO Capitalについて
DOCOMO Capitalは、日本に本社を置く大手モバイル通信事業者NTTドコモ(NYSE: DCM)の、米国における100%子会社です。DOCOMO Capitalでは、NTTドコモの各事業部および研究開発センターと緊密に協業しながら、主に米国のモバイル通信関連ベンチャー企業への戦略的投資を担当しています。詳しくは (リンク ») をご覧ください。
モバイル・インターネットキャピタル株式会社について
モバイル・インターネットキャピタル株式会社は、日本に本拠を置くベンチャーキャピタルで、その主要株主はNTTドコモ・みずほ証券・インターネット総合研究所などです。モバイル・インターネットキャピタルは、無線通信およびIT分野に重点を置いた投資活動を行っています。詳しくは (リンク ») をご覧ください。
Stokeについて
Stokeは、モバイルおよびコンバージドネットワーク事業者が3Gモバイルネットワークで最大の経済的収益を得られるように、特に設計されたキャリアクラスのモバイルブロードバンドゲートウェイを開発しています。詳しくは (リンク ») をご覧ください。
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