Fortinet<R>(NASDAQ: FTN/本社:米国カリフォルニア州サニーベール、日本法人:フォーティネットジャパン株式会社、東京都港区、以下、フォーティネット)は本日、中規模企業向けに作られた次世代高性能UTM製品ファミリーを拡充する製品FortiGate<R>-200BおよびFortiGate<R>-1240Bを発表しました。
FortiGate-200Bは5Gbpsのファイアウォールスループットと2.5GbpsのIPSec VPNスループットという性能を持った中規模企業向けのエントリーレベルの製品で、リモートオフィスやブランチオフィスでの使用に最適です。FortiGate-1240Bは、40Gbpsのファイアウォールスループットと16GbpsのIPSec VPNスループットというクラス最高の性能を持った製品で、他のハイエンドクラスやミッドレンジクラスの製品同様に、FortiASIC CP6(コンテンツプロセッサ)と、今回初搭載となる次世代のネットワークプロセッサFortiASIC NP4(ネットワークプロセッサ)を搭載し、高いポート密度で圧倒的なファイアウォールとIPSec性能を実現しています。
FortiGate-200BおよびFortiGate-1240Bはいずれも、既存のFortiGate-310BとFortiGate-620Bから成るミッドレンジクラスで比類のない性能と価格、ポート密度を提供する中規模企業向けファミリーの一員です。200Bおよび1240Bが加わったことにより、フォーティネットの中規模企業向け製品ラインが完成しました。
フォーティネットの創業者で同社のCTO(最高技術責任者)であるマイケル ジー(Michael Xie)は次のように述べています。「私たちの製品戦略は、数百人のネットワークのためであっても数千人のネットワークのためであっても同じように、技術が可能な限り良い性能と価格を提示し、最も高い価値を提供することです。サイバー犯罪者は最も大規模な企業と同様に、中小規模の企業もターゲットにしているため、私たちはお客様の個々のネットワークに対して最も効果的な防御ラインを提供するために、中規模企業向けの製品にも大規模な企業向け製品と同様のハイテク哲学を適用しました」
さらに、フォーティネットの製品担当バイスプレジデント アンソニー ジェイムズ(Anthony James)は次のように述べています。「私たちのミッドレンジ製品ファミリーがあらゆる価格帯において、たとえFortiGate-200Bにサポートされるエントリーレベルのセグメントであっても、できる限り高いセキュリティ性能と機能性を提供することを目指しています。競争力が激しいミッドレンジセグメントに対し、私たちは、顧客からの様々な厳しい要求に応えるよう、FortiGate-310BとFortiGate-620Bに加え今回発表の2製品で他社に負けない価値ある4製品を提供したと確信しています」
製品の詳細
FortiGate-200B
●クラス最高の5Gbpsのファイアウォールおよび2.5GbpsのVPNスループット
●8つのギガネットイーサネットポートと8つの高イーサネットポートを備えた高いポート密度
●FortiASIC CP6(コンテンツプロセッサ)によって高速化された16のポートのうち、4ポートはFortiASIC NP2によって更に高速化されている。
●ファイアウォールの同時セッションは最大で50万。
FortiGate-1240B
●クラス最高の40Gbpsのファイアウォールおよび16GbpsのVPNスループット
●40もの高ギガビットイーサネットポートを備え、うち、38ポートはFortiASIC NP4により高速化されている。
●ファイアウォールの同時セッションは最大で200万。
●84ギガバイトまで拡張可能な6つのストレージモジュールスロットはFortiOS4.0に備わったWANの最適化やコンプライアンスのためのレポートデータの保存のような新しいサービスに最適。
さらにフォーティネットは、FortiOS<TM>4.0オペレーティングシステムに新しい機能と既存機能を向上させたFortiOS 4.0 MR1を新たに発表します。FortiOS4.0 MR1を搭載したFortiGate-1240Bでは、新たに、次の機能もお使いいただくことができます。
●IPv6サポート:IPv6トラフィックのアンチウイルススキャンとURLフィルタリングのサポートを追加。
●ログの最適化/削減:ログ最適化により生成した情報を最大で50%まで減少させます。ネットワーク上で送受信される情報量の半分を効果的に削減し、セキュリティ分析やコンプライアンスポリシーを支援するために保存、維持されるべきデータのみ残します。
●エンドポイントのネットワークアクセスコントロール(NAC):FortiGuard<R>サブスクリプションサービスの一部として、FortiGateプラットフォームはFortiClientによって管理されたエンドポイントにインストールされたアプリケーションを監視することが可能です。
●データ漏洩防止機能の改善:国際的な言語環境でのデータ漏洩を検知する機能の向上。
販売開始スケジュール
FortiGate-200BおよびFortiGate-1240Bは現在、全世界で使用が可能です。詳しい情報については次のウェブサイトをご覧ください。
(リンク »)
(リンク »)
また、新しいFortiOS 4.0 MR1については、 (リンク ») をご覧ください。
* 公表されているデータに基づきます。
※フォーティネットの名称はFortinet, Inc.の登録商標です。Fortinet、FortiGate、FortiGuard、 FortiGuard、FortiManager、FortiMail、FortiClient、FortiCare、FortiAnalyzer、FortiReporter、FortiOS、FortiASIC、FortiWiFi、FortiSwitch、FortiVoIP、FortiBIOS、FortiLog、FortiResponse、FortiDBおよびFortiWebはFortinet Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。その他製品名などはそれぞれ各社の登録商標です。
用語解説
フォーティネット会社概要 ( (リンク ») )
フォーティネット(NASDAQ: FTNT)は、ネットワークセキュリティアプライアンスの世界的なプロバイダーでUTMのマーケットリーダーです。フォーティネットの製品とサブスクリプションサービスは、絶えず進化するネットワークの脅威に対し、広範で統合された高いセキュリティ機能を提供すると共に、ITセキュリティのインフラを簡素化します。顧客には、2009年度のフォーチュン100の大半を含む大企業、サービスプロバイダー、世界中の官公庁などが含まれます。フォーティネットの主力製品であるFortiGate製品シリーズは、アプリケーションおよびネットワークの脅威から保護するために設計された、高速なASIC性能を提供し、セキュリティの複数レイヤーを統合しています。フォーティネットの広範な製品ラインはUTMにとどまらず、エンドデータベースやアプリケーションを含み、エンドポイントから境界部や中核まで、企業全体を守ります。フォーティネットはカリフォルニア州サニーベールに本社を置き、世界中にオフィスを有しています。
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