Huaweiがブロードバンドアグリゲーション市場を主導し、PON機器は初めて20億ドルに

株式会社データリソース

2010-03-24 15:40

米国の調査会社インフォネティクスリサーチ社の調査レポート「PONとFTTH機器と加入者(年4回出版)」ならびに「ブロードバンドアグリゲーションハードウェアと加入者(年4回出版)」はPONとFTTH機器、ブロードバンドアグリゲーションハードウェア、それぞれの 市場の競争的概観や成長分野について調査し、その規模、シェア、予測を提供している。
米国の調査会社インフォネティクスリサーチ社は、市場規模、市場シェア、予測を提供する調査レポート「PONとFTTH機器と加入者 - 調査レポート(年4回出版)」と「ブロードバンドアグリゲーションハードウェアと加入者 - 調査レポート(年4回出版)」の最新版を出版した。


[主任アナリストJeff Wilson氏の注目点]
中国のFTTB市場の成長が、EPONとMSAP(マルチサービスアクセスプラットフォーム)の収益を押し上げており、主要な中国のオペレータは、ADSLと、ネットワークサイドの接続にEPONリンクを使用するMSAP経由のイーサネットの組合せも併せると、今年中に2500万世帯を上回るだろうと見込んでいる。この四半期にはすべての地域でのDSLポートの出荷数と収益の増加が見られたが、特に1億ドルの収益の増加があったアジア太平洋地域の貢献は大きい。しかし、China MobileやChina TelecomへのGPONの出荷数の増加が急増したため、この四半期のGPONの採用もまた増加しており、同時にBSNLの70万回線のGPON増設の一部としてのOLTとONTの大規模な出荷も続いている。


[PONとFTTH市場のハイライト]
●世界のPON(passive optical network)機器の収益は、中国のイーサネットPON機器への投資が増加していることから、2009年第4四半期も26%の上昇であった
●2009年の世界のPON機器の収益は、2008年から35%増加して21億8000万ドルで、2014年には倍増以上となるだろうとインフォネティクスリサーチ社は予測している


[ブロードバンドアグリゲーション市場のハイライト]
●中国の通信オペレータは、2009年第4四半期のブロードバンドアグリゲーションハードウエア市場の成長にとっても刺激となった。DSLAM、NGDLC、MSAPベンダの収益は、14%上昇して10億ドルであった
●主に中国のMSAP採用の成長が促進したために、世界のブロードバンドアグリゲーションDSLポート出荷数は、2008-2009年に11%上昇の9200万であったが、FTTB構成に使用されるADSLポートの価格が下落したために、収益は15%減少して37億ドルだった


[調査レポートの概要]
インフォネティクスリサーチ社の調査レポート「PONとFTTH機器と加入者 - 調査レポート(年4回出版)」は、BPON、EPON、GPON、WDM-PONの機器、FTTHとFTTBのOLTとONT、FTTH機器、ONTゲートウエイ、イーサネットFTTH CPE、サービスプロバイダ機器の、世界の地域毎の市場規模、市場シェア、市場分析、市場予測と、PONとイーサネットの出荷ポート数と加入者数を提供している。

調査対象企業は、Alcatel-Lucent、Allied Telesis、Alloptic、Calix、Cisco、Dasan、ECI、Ericsson、FiberHome、富士通、Genexis、日立、Huawei、LG Nortel、三菱電機、Motorola、日本電気、Nokia Siemens、Occam、沖電気、PacketFront、三星(Samsung)、Sagem、Salira、住友電工、Telco Systems、Tellabs、Tilgin、Ubiquoss、Zhone、ZTEなどである。

インフォネティクスリサーチ社の調査レポート「ブロードバンドアグリゲーションハードウェアと加入者 - 調査レポート(年4回出版)」は、世界の地域毎の市場規模、市場シェア、市場分析、2013年までの市場予測と、カスタマイズできるピボットテーブルを記載している。MSAP、次世代DLC、ATMとIP DSLAM、ADSL、G.SHDSL、VDSL、PON OLT、イーサネットOLT、DS0の出荷ポート数、DSL加入者数(ADSL/ADSL2+、VDSL/VDSL2、G.SHDSL)について調査している。

調査対象企業は、ADTRAN、Alcatel-Lucent、Allied Telesis、Calix、Ciena、Corecess、Dasan、ECI、Enablence、Ericsson、富士通、Huawei、Iskratel、Millinet、Motorola、日本電気、Nokia Siemens、Occam、Samsung、住友電工、Tellabs、UTStarcom、Woojyun、Zhone、ZTE、ZyXELなどである。


【調査レポート】
PONとFTTH機器と加入者 - 調査レポート(年4回出版)
PON and FTTH Equipment and Subscribers
Quarterly Worldwide and Regional Market Size, Share, and Forecasts
(リンク »)

ブロードバンドアグリゲーションハードウェアと加入者 - 調査レポート(年4回出版)
Broadband Aggregation Hardware and Subscribers
Quarterly Worldwide and Regional Market Size, Share, and Forecasts
(リンク »)

◆米国市場調査会社 インフォネティクス社について
(リンク »)

◆このプレスリリースに関するお問合せ
(リンク »)

株式会社データリソース
107-0052 東京都港区赤坂4-5-6
Tel:03-3582-2531 Fax:03-3582-2861
(リンク »)
Eメール:info@dri.co.jp

このプレスリリースの付帯情報

世界のPON機器収益予測 - EPON,WDM-PON,GPON,and BPON

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]