テクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズ、Dクラスパワーアンプ2機種・DAC搭載プリアンプ1機種を新発売

JCN株式会社

2010-10-20 13:40

Kawasaki, Oct 20, 2010 - (JCN Newswire) - 株式会社テクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズ(以下、TAD)は、モノラルパワーアンプ(TAD-M600)とディスクプレーヤー(TAD-D600)を導入し、オーディオの再生環境の充実を目指してまいりました。この度、新たなラインアップとして、プリアンプ「TAD-C2000」と、パワーアンプ「TAD-M4300」及び「TAD-M2500」の3機種を発売いたします。対称性にこだわった回路設計、独自の振動制御構造や、専用部品を採用したほか、「TAD-C2000」には、独自開発の超高C/N*1マスタークロックUPCG*2を搭載し、入力信号の正確かつ高音質な再生を実現しました。TADの“正確無比”という伝統を継承しつつ、デジタル技術やネットワーク接続にも対応し、お客様に新たな試聴環境を提供いたします。


当社は本製品群の導入により製品ラインナップを強化し、ハイエンドオーディオ市場の活性化を目指してまいります。


【プリアンプ「TAD-C2000」の主な特長】
「TAD-C2000」は、デジタル入力3系統とアナログ入力4系統を持つ、最新のテクノロジーを搭載した新しい時代のプリアンプです。


1)回路の対称性とL/Rの同一性により、オーディオ信号を正確に伝送
オーディオ信号を正確に伝送するためには、正負の音楽信号に対して回路が完全に対称であることが重要です。本機のアナログ回路には、入力から出力まで正負のフルバランス増幅方式を採用。また、L/Rのオーディオ回路には同じ基板ユニットを左右に配置し、入力から出力までが完全に同一となるように構成しています。さらに配線の長さも左右同一にするなど、回路の対称性とL/Rの同一性を追求しました。


2)振動制御構造により、安定した音の再生を実現
アルミブロックから削り出された上部シャーシは、質量が大きく接合部がないことから、外部からの振動に強く、電気的に安定したアース電位を得られることで安定した音質を生み出します。また、本体を3点のインシュレーターで支持することで物理的な安定性を高めるとともに、インシュレーターにねずみ鋳鉄素材を使用することで音質を高めています。さらに、下部からの振動の吸収性を高めるため、インシュレーターと下部ケースを、3点での点接触構造としています。


3)高精度操作、高音質を実現する専用部品を採用
- ボリューム回路部には新開発の抵抗ラダー型ボリュームを採用。電気的なスイッチコントロールを行うことで、低歪率(ボリューム回路部0.0005%以下)と高精度ボリューム制御(1dB/0.5dBステップ切り替え方式)を実現しています。


- ファンクション切り替え操作部とボリューム操作部の軸受け部には、新開発の高精密ボールベアリングを採用し、ガタツキを無くすとともに、高精度な操作を実現します。


- 70μ銅箔厚プリント基板を採用することで、基板配線における損失を低減させ音楽信号を正確に増幅します。


- 専用高出力トロイダル型電源トランスをアナログ部とデジタル部に配置し、電源の一次回路でアナログ部とデジタル部を分離する構成にすることで、低雑音と高出力の両立を実現しました。


4)最高水準のD/Aコンバーターと独自開発の超高C/Nマスタークロックを搭載
- SACD、CD、PCのデジタル信号を直接受けアナログに変換するD/Aコンバーター(DAC)を搭載。DACにはバーブラウンPCM1794Aを左右に独立配置し、並列型バランス回路を構成することで、正確な信号再生と高S/N比を達成しています。


- 入力されるデジタル信号を自動的にDAC信号処理に同期させる、サンプリングレートコンバーターを搭載。


- デジタル信号をアナログに変換する際に重要なマスタークロックには、TAD-D600で開発した超高C/NマスタークロックUPCGを搭載。サンプリングレートコンバーターでリクロックを行うことで高精度な音を再現します。


5)アシンクロナスUSB音楽伝送方式と独自のデータ制御技術により、PC音源の高音質化を実現
デジタル入力3系統のうち1系統にUSB入力(USB2.0ハイスピード対応)を配し、USBオーディオ伝送規格のUSB Audio Interface1.0に対応しています。これにより、USBで接続するだけでPC音源を再生できます(96kHzまでの高音質オーディオソースの音楽再生が可能)。USB入力からの音楽伝送方式に、ノイズ源であるPCのクロックジッターを除去したアシンクロナス転送方式を採用するとともに、独自開発のUSB転送エンジン搭載により、送られてくる音楽データの転送制御を行うことで高音質化を実現しました。


【パワーアンプ「TAD-M4300」「TAD-M2500」の主な特長】
TAD-M2500では、対称性やバランス増幅といったTADのコンセプトを継承しつつ、シンプルな構成でステレオを実現しました。さらにTAD-M4300では同一回路を4ch内蔵し、バイアンプ駆動や4chの独立した駆動も可能にしています。


1)徹底した対称設計により、入力信号を正確に再生
スピーカーの振動板を正確にドライブするためには、正負の動作が完全に同一であることが重要なため、本機では、回路だけでなく、構造面などあらゆる面で対称性にこだわりました。増幅回路には、入力端子から出力端子まで完全に独立した2台のアンプをバランス接続したBTL方式を採用。電源回路では、正負電源の対称性だけでなく、全ての電源回路をL/R独立設計としています。また、構造面では、電源トランスの配置や基板のパターン構成を左右対称としただけでなく、配線の長さまで左右同一にしています。


2)振動制御構造により、安定した音の再生を実現
アルミブロックから削り出されたシャーシは、質量が大きく接合部がないことから、外部からの振動に強く、電気的に安定したアース電位を得られることで安定した音質を生み出します。また、本体を3点のインシュレーターで支持することで物理的な安定性を高めるとともに、インシュレーターにねずみ鋳鉄素材を使用することで音質を高めています。


3)電力の高効率利用により、入力に対して忠実な音を再現
リード線を排除したパワーMOS FETを採用したクラスD出力段は、電力利用率90%以上の高効率特性を達成し、電源エネルギーをストレートにスピーカーへ伝えることができます。また、信号の立ち上がりが早く、応答性のよい音を再現します。さらに、高効率な電力利用により発熱が少ないため、特別な放熱器を設けることなく、TAD-M4300は300W/4Ω×4ch、TAD-M2500は500W/4Ω×2chの出力を余裕を持って実現しています。


4)大容量電源の搭載により、ノイズを大幅に低減し力強い音を再生
ノイズの影響を無くすため、トロイダル型トランスを使用したアナログ電源を採用し、電源のS/Nを高めています。この高品質オリエント材を使用した1kVAクラスの大型電源トランスは、トランス内部の一次コイルと二次コイルの強い結合により、エネルギー変換ロスを低減しています。さらに整流回路には、専用に開発した大容量33,000μFの電解コンデンサーと高速ショットキーバリアダイオードを採用し、立ち上がりが早く力強い音を実現します。


5)削り出しデュアルトーンアルミシャーシを採用
TADのデザインコンセプトであるシルバーとブラックの2色を配したデュアルトーンを採用。アルミニウム塊を切削加工することで、素材感と重厚感のある印象に仕上げています。また、表面を滑らかに仕上げるだけでなく、可視範囲にはネジを配置しないなど、製品の美しさに細部にまでこだわっています。


商品名:プリアンプ
型番:TAD-C2000
希望小売価格(税込):1,995,000円
発売時期:2011年1月中旬


商品名:パワーアンプ
型番:TAD-M4300
希望小売価格(税込):1,995,000円
発売時期:2010年11月中旬


商品名:パワーアンプ
型番:TAD-M2500
希望小売価格(税込):1,680,000円
発売時期:2010年11月中旬


主な仕様など詳細は下記URLをご参照ください。
(リンク »)


*1 搬送波対雑音比(Carrier to Noise ratio)
*2 Ultra high Precision Crystal Generator


概要: パイオニア株式会社
詳細は (リンク ») をご覧ください。


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お客様:パイオニア カスタマーサポートセンター(TAD相談窓口)
TEL 0120-995-823(フリーコール)
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