AMDの本日の情報開示について詳しくは、ロードマップ・ブログをご覧ください。APUがAMDに果す意味についての詳しい説明は、AMD Fusionブログをご覧ください。
「AMDのビジネス・モデルは、この一年間、営業利益を堅実に提供してきました。一方、プラットフォーム・オファリングの強みにより、弊社顧客ベースの継続的な拡大を促進します。」と、AMD社長兼CEOのDirk Meyerは述べました。「業界は現在転換点にあり、ユーザーは没入性や双方向性の高い技術を求めています。今後は、DirectX 11対応グラフィックプロセッサと、次世代マイクロプロセッサを、シングルチップ上に組み合わせたAMD Fusion APUにより、さらに豊かで鮮やかなデジタル体験を実現する新時代のコンピューティングを業界にもたらします。」
「AMD Fusion製品は、業界がマルチコア設計に移行して以来最大の、プロセッサ技術の進歩を代表するものです。」と、Insight 64リサーチフェローのNathan Brookwood氏は述べました。「AMD Fusionは、エントリーレベルおよびメインストリームのプロセッサのパフォーマンスを大幅に向上し、今まで想像もできなかったような方法で、ソフトウェア開発者がオファリングをさらに豊かなものとするのに役立ちます。これらの先進アプリケーションは、最新のGPU技術だけが提供できる新しい機会を活用するためのツールを、PC業界に提供します。」
AMD Fusion APUは、急増するワークロードの問題や、小型でさらに電力効率のよいフォームファクタを求めるユーザーニーズに対応するための、技術イノベーションを大幅に進歩させます。これにより、次のような豊かでビジュアルなコンピューティング体験を実現します。
- 応答スピード、グラフィック品質、アニメーション品質などの点で、優れたウェブブラウジング体験を提供。
- もっとも携帯性の高いフォームファクタでも、HDおよび3D動画コンテンツをスムーズに再生。Microsoft PowerPointなどの人気の高い生産性アプリケーションを、GPUで加速し、使い勝手を最適化。一方、AMD Fusionはスムーズな転送、高品質のアニメーション、容易な動画編集を可能にします。
- 消費者が毎日作成・保管する何百万件ものデジタル・メディア・ファイルの整理のための、コンテンツ管理機能の向上。
- ゼスチャー認識および音声コマンドなどの新技術のように、急速に進化するように設計されたユーザー・インターフェース・イノベーションでは、AMD Fusion APU(コードネーム"Llano")の何百ギガフロップスもの処理能力で実証されるような、GPUの超並列処理機能を活用しています。
AMDパブリックロードマップ最新情報
AMDはまた、2012年ロードマップについて、いくつかの特筆すべき最新情報を発表しました。
- "Krishna"および"Wichita": タブレット、ノートブック、HDネットブック、およびデスクトップ・フォームファクタ向けに設計された1ワット以下の次世代"Bobcat" CPUコアとDirectX 11対応GPUをベースにした2および4コア28nm APU。
- "Trinity": AMDの次世代"Bulldozer" CPUコアとDirectX 11対応GPUをベースにした32nm APU。メインストリーム、および高性能デスクトップとノートブック向けに設計されています。
- "Komodo": 高パフォーマンスのエンスー向けデスクトップ用に設計された最大10のAMD "Bulldozer" CPUコアを搭載した32nm CPU。
- "Terramar"および"Sepang": AMDの"Bulldozer" CPUコアをベースにしたサーバー市場向けの、2つの新型32nm CPU。エンタプライズ、メインストリーム市場をターゲットにした"Terramar"は、最大20コアまだ拡張する予定です。一方、"Sepang"は、コスト最適化されたエネルギー効率市場向けに設計されており、最大10 CPUコアまで拡張する予定です。
参照資料
- プレスキット: (リンク »)
- インターネット配信動画の視聴: (リンク »)
- エグゼクティブ・プレゼンテーション: (リンク »)
- 最新AMDロードマップ: (リンク »)
- フォト・ギャラリー: (リンク »)
- 動画ギャラリー: (リンク »)
ご注意
このリリースには、将来予想に関する記述(forward-looking statement)が含まれています。その中には特に、AMD Fusionプラットフォームの製品発表予定などの製品ロードマップ、新製品の機能とパフォーマンス、および1995年の私募証券訴訟改革法のセーフハーバー条項に準じた技術リリースについての将来予想に関する記述があります。将来予想に関する記述は、通常、「でしょう」「場合」「期待」「考え」「予定」「意図」「計画」などの言葉や、同様の意味の表現により、識別されます。投資家の皆様は、このリリースの将来予想に関する記述が、この発表資料の日付時点でのみ有効な、現在の信念、家庭および期待に基づいており、実際の結果が現在の期待内容と大きく異なる原因となるようなリスクと不確実性が含まれていることにご注意ください。実際の結果が現在の期待と著しく異なる原因となりうる重要な要因は、次のとおりです(ただし、これに限定されるわけではありません)。インテルコーポレーションのプライシング、マーケティングおよびリベーティング・プログラム、製品バンドル、標準設定、新製品発表など、AMDの事業を対象にした活動が、AMDの現在の計画の実現を妨げる可能性。AMDが新製品や新技術を開発し、発表し、需要に応じた量とマーケティングミックスで展開できない可能性。AMDのサードパーティ・ウェーハ・ファウンドリが、競争力の高い技術を使用して、適切な品質と適切な製造歩留まりで、製品の製造をタイムリーに行えない可能性。AMDの予定支出の範囲内で、AMDのサードパーティ・ウェーハ・ファウンドリが、先進製造プロセス技術の移行をタイムリーかつ効果的な方法で行えない可能性。AMDが、競争力維持に必要なレベルの研究開発投資を維持できない可能性。コンピュータや家電製品の需要、ひいてはAMD製品の需要が、現在の予測より下回る可能性。顧客がAMD製品の購入を中止するか、顧客からの製品需要が大幅に減少する可能性。AMDが追加資金を必要とし、有利な条件で資金調達ができないか、資金調達がまったくできない可能性。特定の時期に製品ミックスを提供したり、需要が減少することによって、AMD製品・技術の市場の伸びや需要が予期せぬ変動をする可能性。AMDの製品の需要への対応に十分な生産力やコンポーネントを確保できないか、GLOBALFOUNDRIESの製造施設を活用しきれない可能性。国際的な政治・経済の不安が、売り上げや製造に悪影響を及ぼす可能性。GLOBALFOUNDRIESが期待通りの成功を収めない可能性。
AMD、AMDの矢印型のロゴ、AMD Opteron、Radeonおよびそれらの組み合わせは、Advanced Micro Devices, Inc.の商標です。他の名称は、情報提供の目的でのみ使用されており、それぞれのオーナーの商標である場合があります。
概要: AMD
Advanced Micro Devices(NYSE:AMD)は、職場・家庭・娯楽における次世代コンピューティングおよびグラフィックス・ソリューションの進歩・発展のために、お客様やテクノロジー・パートナーとの協業に注力し、革新的技術を提供している企業です。詳しい情報は、AMDのサイト( (リンク ») )をご覧ください。
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