AMD、Thomas Seifertを暫定CEOに任命、Dirk Meyerは取締役会の合意により辞任

JCN株式会社

2011-01-12 15:20

Sunnyvale, California, Jan 12, 2011 - (JCN Newswire) - AMD(NYSE:AMD)は、社長兼CEOで取締役のDirk Meyer(49歳)の辞任に引き続いて、上級副社長兼CFOのThomas Seifert(47歳)を、取締役会が暫定CEOに指名したことを、本日発表しました。この人事は即日有効となります。


また、新しいCEO募集のため、CEO募集委員会が設立されました。委員長はAMD取締役会長のBruce Claflinで、引継ぎ期間中の監督責任を持つため、常勤取締役会長に任命されました。Seifertは、現在のCFOとしての職責を引き続き務めます。また、暫定CEOを恒久的な役職とは見なさないように注意していただきたいと述べています。


「Dirkは困難な時期にCEOとなりました。彼は、AMDを安定させることに成功し、同時にGLOBALFOUNDRIESの立ち上げや、インテル社との訴訟の和解の成功、Fusion APUの市場への提供などの戦略的イニシアチブを完了しました。」と、Claflinは述べました。


「しかし、取締役会は、長期的に株主価値を増大する機会があると信じています。これには、弊社が大幅な成長をし、市場リーダーシップを確立し、財務面で優れたリターンを生成することが必要です。この時期にリーダーを変更することで、弊社がこのような目的を達成する能力を、さらに活性化することができると、我々は考えています。


Seifertは2009年にAMDに入社しました。彼には、経営全般、グローバル事業、財務管理などの専門知識について20年以上の経験があります。AMD入社の直前にはSeifertは、Qimonda AGのCOO兼CFOを務め、同社の設立とその後のIPOを率いました。Infineon AGでは、Seifertは無線事業部本部長兼上級副社長を務めました。


SeifertについてClaflinは、次のようにコメントしました。「AMDでの任期中、Thomasは、弊社のバランスシートの強化に尽力すると共に、強力なリーダーシップを発揮し、関係者から高い評価を得ました。彼には、業務と財務に関する深い専門知識がありますので、暫定CEOとして弊社を率いていくのに最適な人材です。」


「AMDにとって2011年は、製品と財務の両面で大きく変化する年です。弊社の『Llano』APUや32nm『Bulldozer』ベースのプロセッサなど、今年のロードマップは、順調に進んでいます。」と、Seifertは述べました。「弊社には、今後の製品の強みに基づいて、いくつかの主要市場分野で弊社の主導的立場を強固なものにするという、大きなチャンスがあると信じています。」


AMD、2010年第4四半期の暫定結果を発表


AMDは、2010年第4四半期の暫定的な結果について、発表を行います。第4四半期の売上高は、連続で2%増大して約16.5億米ドルとなりました。粗利益は約45%でした。さらに、同社は、昨年11月の財務アナリストデーで発表した2011年の財務見通しを、再確認しました。


AMDは、最終的な第4四半期の結果を、2011年1月20日(木)の市場終了後にリリースします。米国太平洋時間午後2時(米国東部時間午後5時)に、電話会議にてさらに詳細を説明します。


注意書き:このリリースには、将来予想に関する記述が含まれています。このような記述の中には、特に以下のものが含まれています。同社の成長機会。同社が著しい成長を達成し、市場リーダーシップを確立し、財務面ですぐれたリターンを生成する能力など、時間の経過とともに株主への価値を増大する機会。AMD Fusionプラットフォームの市場への導入予定のタイミング。売上高や粗利益などの、2010年度第4四半期の財務業績。2011年度の財務見通し。これらの記述は、1995年の米国私募証券訴訟改革法のセーフハーバー条項に沿って、書かれています。将来予想に関する記述は、通常、「でしょう」「場合」「期待」「考え」「予定」「意図」「計画」などの言葉や、同様の意味の表現により、識別されます。投資家の皆様は、このリリースの将来予想に関する記述が、この発表資料の日付時点でのみ有効な、現在の信念、家庭および期待に基づいており、実際の結果が現在の期待内容と大きく異なる原因となるようなリスクと不確実性が含まれていることにご注意ください。実際の結果が現在の期待と著しく異なる原因となりうる重要な要因は、次のとおりです(ただし、これに限定されるわけではありません)。インテルコーポレーションのプライシング、マーケティングおよびリベーティング・プログラム、製品バンドル、標準設定、新製品発表など、AMDの事業を対象にした活動が、AMDの現在の計画の実現を妨げる可能性。AMDが新製品や新技術を開発し、発表し、需要に応じた量とマーケティングミックスで展開できない可能性。AMDのサードパーティ・ウェーハ・ファウンドリが、競争力の高い技術を使用して、適切な品質と適切な製造歩留まりで、製品の製造をタイムリーに行えない可能性。AMDの予定支出の範囲内で、AMDのサードパーティ・ウェーハ・ファウンドリが、先進製造プロセス技術の移行をタイムリーかつ効果的な方法で行えない可能性。AMDが、競争力維持に必要なレベルの研究開発投資を維持できない可能性。コンピュータや家電製品の需要、ひいてはAMD製品の需要が、現在の予測より下回る可能性。顧客がAMD製品の購入を中止するか、顧客からの製品需要が大幅に減少する可能性。サードパーティが、AMD製品向けに最適化されたソフトウェアを開発または改良できない可能性。AMDが追加資金を必要とし、有利な条件で資金調達ができないか、資金調達がまったくできない可能性。特定の時期に製品ミックスを提供したり、需要が減少することによって、AMD製品・技術の市場の伸びや需要が予期せぬ変動をする可能性。AMDの製品の需要への対応に十分な生産力やコンポーネントを確保できないか、GLOBALFOUNDRIESの製造施設を活用しきれない可能性。国際的な政治・経済の不安が、売り上げや製造に悪影響を及ぼす可能性。GLOBALFOUNDRIESが期待通りの成功を収めない可能性。投資家の皆様は、同社が米国証券取引委員会に提出したリスクと不確実性についての書類の詳細を、よくお読みくださるようお願いいたします。この書類には、2010年9月25日締めの四半期報告書(書式10-Q)などがありますが、これに限定されるものではありません。


AMD、AMDの矢印型のロゴ、およびそれらの組み合わせは、Advanced Micro Devices, Inc.の商標です。他の名称は、情報提供の目的でのみ使用されており、それぞれのオーナーの商標である場合があります。


概要: AMD
AMD(NYSE:AMD)は、画期的なAMD Fusion APU(Accelerated Processing Unit)を通じて、生き生きしたデジタルエクスペリエンスの未来を拓く半導体設計イノベータです。AMDのグラフィックおよびコンピューティング技術は、PC、ゲーム機、インターネットやビジネスを支える強力なコンピュータなど、さまざまな機器に使用されています。詳しくは (リンク ») をご覧ください。


メディア問合せ先:
Drew Prairie
+1-512-602-4425
drew.prairie@amd.com


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