経営基盤ソリューション「SuperStream-NX」のSaaS型サービスを開始

株式会社日立情報システムズ（取締役社長：原 巖、本社：東京都品川区大崎、以下 日立情報）は、キヤノンMJ ITグループのエス・エス・ジェイ株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長：谷本 善男、以下 SSJ）が提供する経営基盤ソリューション「SuperStream-NX（以下 NX）」のSaaS型サービスを、2月28日から開始します。

「SuperStream」は、累計6,000社以上の導入実績を持つ製品です。2009年より販売開始した最新版のNXは、導入実績に裏打ちされたノウハウと最新のテクノロジーを結集し、企業のバックオフィスの中核業務（会計・人事/給与）の最適化を実現する経営基盤ソリューションとして機能を強化しています。また、本製品はIFRSにも順次対応する予定です。
　近年の景気低迷の影響により、企業を取り巻く経営環境は大きく変化しており、よりスピーディな経営判断とコスト削減が求められています。また、早ければ2015年から上場企業全てにIFRS強制適用が予定されており、上場企業を中心にIFRSへの対応の検討が本格化すると予測されています。
　こうした背景から、日立情報ではSuperStream認定技術者数で国内トップクラスの技術力と300社を超える導入実績で培ったノウハウを活用し、NXの機能を月額で利用できるSaaS型サービスを、IFRSソリューションの一環として開始します。
　本サービスでは、1つのソフトウェア・バージョンで複数企業にサービスを提供できる「マルチテナント方式」を採用しています。Web ブラウザのみ準備すればサービスを利用できますので、お客様はシステム専門の人員が不要になるほか、従来の導入型パッケージと比べ約3割の費用を削減（注1）できます。
　日立情報では本サービスの利用にあたり、お客様が納得して利用開始できるよう、30日間の無料試用期間を提供します。また、これまでの導入実績で培ったノウハウを活用し、日立情報オリジナルの以下サービスを提供します。
（１）現在使用中の会計システムからのシステム移行サービス
（２）NX の周辺システム（販売管理システムなど）とのアプリケーション連携機能
（３）プライベートクラウドによるシステム構築（機能追加を希望するお客様向け）
（４）英語版、中国語版への対応（海外展開を図るお客様向け、計画中）
（５）連結会計システム等、他のSaaS 型会計サービスとの連携（計画中）
　日立情報では、日立グループのクラウドソリューション体系である「Harmonious Cloud」のひとつとして「SuperStream-NX」のSaaS型サービスを拡販し、3年間で100社以上への提供を計画しています。
　なお、本発表に関し、SSJ より以下のコメントを頂いております。



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エス・エス・ジェイは、日立情報システムズ様によるSuperStream-NX でのSaaS 型サービスの積極展開を歓迎いたします。本サービスにより、日本企業のIFRS 対応やグローバル化を支援し、IT投資の効率化を実現するものと期待いたします。
　今後、当社は日立情報システムズ様と共に、SuperStream-NX の販売促進や技術支援に取り組み、お客様に最適なシステムとサービスを提供してまいります。


エス・エス・ジェイ株式会社 代表取締役社長 谷本 善男
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（注1）会計モジュール（GL のみでノンカスタマイズ）、3ユーザ利用を前提に5年間利用した場合のコスト試算での比較となります。


*Harmonious Cloud は、株式会社日立製作所の登録商標です。（ (リンク ») ）
*記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。