メールセキュリティ製品を検討するにあたり、一橋大学はRazorGateの特長である数種類のセキュリティ機能から構成されるマルチレイヤプロテクションが可能にする強固なメールセキュリティ環境を高く評価しました。その構成内容として、スパム対策においては、ネットワークエッジでメール送信者が疑わしいかどうかを判断する「MailHurdle」とメール自体の信頼性を評価する「RAPID Anti-Spam」を併用させ、ウイルス対策では、通常のパターンファイルに基づくウイルス対策エンジン以外にパターンファイルが出される前にウイルスを予知検知する「RAPID Anti-Virus」も利用し、スパム判定の精度向上とウイルスの脅威からの解放という大きな効果がもたらされました。
今回のシステム設計・導入およびサポートについてはミラポイントの国内代理店である日商エレが担当しました。年度末の残り2週間という厳しいスケジュールの中、2010年3月末に設置、メールサーバーの完全移行を待って2010年5月に本格稼働を開始しました。
一橋大学では、専門性の高いアプライアンス製品により、TCOと可用性の高さを評価するとともに、今後、情報基盤センターを核とした戦略的な情報化施策・情報環境整備をさらに促進させていく計画で、コミュニケーションセキュリティを支えるミラポイントと日商エレの役割に大きな期待をよせています。
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