オートデスク、AutoCADの最新版で設計者に次世代のワークスタイルを提供

オートデスク株式会社

2011-02-21 00:00

オートデスク、AutoCADの最新版で設計者に次世代のワークスタイルを提供
~ AutoCAD 2012、AutoCAD LT 2012、AutoCAD WS v1.2 を発表 ~

オートデスク株式会社(本社:東京都中央区、社長:鬼澤盛夫)は、本日、汎用設計ソリューション 「AutoCAD(R) (オートキャド)2012」、汎用2D設計ソリューション 「AutoCAD LT(R) (オートキャド エルティー)2012」、Web & Mobile アプリケーション「AutoCAD(R) WS(オートキャド ダブリュエス)v1.2」をそれぞれ最新版として発表しました。

最新版のAutoCAD 2012における3Dモデリングデータの活用、および、AutoCAD LT 2012も含めた図面管理機能の拡張は、建築、製造などさまざまな分野の設計者が同じ設計アイデアやコンセプトを共有できる、新しいワークスタイルを提案します。さらに、クラウドを介した図面のやり取りを容易にすることで、地理的、物理的環境にとらわれない本当のコラボレーションを実現します。

米国オートデスク社でプラットフォームソリューション&エマージングビジネスの上級副社長を務めるアマー・ハンスパル(Amar Hanspal)は次のように述べています。「オートデスクは、お客様のニーズに合ったデザインテクノロジーを提供するために、革新的ソリューションを追求し続けています。最新版のAutoCAD、AutoCAD LT、AutoCAD WSなら、設計者が常に直面している複雑な課題を解決できると確信しています。」

最新バージョンの製品特長

AutoCAD 2012、ならびにAutoCAD LT 2012は、両製品ともに、Windows(R) 7に最適化、起動やユーザ インタフェースの応答性のパフォーマンスが改善されたほか、設計ワークフローの効率化に大きく貢献する機能を搭載します。AutoCAD 2012は、AutoCAD LT 2012のすべての機能に加えて、汎用設計ソリューションの3D CADとして3D機能の向上が図られました。ウェブブラウザやモバイル端末などから設計図面へのアクセスを可能とする無償クラウドサービスのAutoCAD WSの最新版v1.2では、インタフェースの日本語化などが順次提供されます。

各製品最新バージョンの主な特長は、以下の通りです。

AutoCAD LT 2012の新機能
・シートセットマネージャ
これまでAutoCADのみに搭載されていたシートセットマネージャがAutoCAD LTにも搭載されました。AutoCAD LTとAutoCADの間で同じシートセットを使って図面を共有できるため、設計データの整合性がとれ、生産性が向上します。
・自動調整配列複写
配列複写の機能が強化されました。指定したパスに沿った自動配列複写が可能になり、パラメータ値の変更やグリップ操作で配列後の編集ができるため、作業が著しく簡単になります。
・多機能グリップ
グリップを選択して表示されるメニューから、各種の編集が可能になり操作が簡単になります。寸法、マルチ引き出し線、線分、円弧、楕円などのオブジェクトで多機能グリップの機能が使えます。
・「AutoCAD WS」との親和性向上
AutoCAD LT 2012で作成した2D図面を、リボン インタフェースからシームレスに、AutoCAD WSにアップロードできます。他の設計メンバーはクラウドを介してウェブブラウザやモバイル端末上で参照と編集ができます。

AutoCAD 2012の新機能
・3Dモデルの図面化
AutoCADの3DモデルやInventor(R) ファイル、さらにはオートデスク以外の3D CADデータ (CATIA, NX、Pro/ENGINEER、Rhino、SolidWorksなど)を参照し、レイアウト上に図面ビューを自動配置できます。3Dモデルの編集結果は2Dの図面にも自動更新されるなど、3Dモデルから図面を作成するワークフローが刷新されます。
・「Autodesk Inventor(R) Fusion 2012」のバンドル
Autodesk Inventor Fusionは、ノンヒストリのダイレクト モデリングとパラメトリック モデリングを、一つのプラットフォーム上でシームレスに切り替えながら利用可能にする技術で、AutoCAD 2012にバンドルされました。高い精度と柔軟な操作性で3Dモデルの詳細部分を設計しAutoCADの3Dモデルとして戻すことができます。
・2D/3D自動調整配列複写
3D空間での自動配列複写もパラメトリックに行えます。複雑な設計でもコンセプトモデリングや設計・修正時間の短縮が図れ、デザインツールとして設計者を強力に支援します。
・3D編集機能の強化と点群データのサポート
サーフェス作成時のプレビュー機能、スプライン/サーフェスの強化、エッジオフセット、UCSのダイレクト操作など、3Dモデルを編集する機能が強化されたほか、3Dスキャナで収集した点群データのインデックス処理と、点群データの表示が改善され、操作性が向上しました。
・「AutoCAD WS」との親和性向上
AutoCAD 2012で作成した2D図面を、リボン インタフェースからシームレスに、AutoCAD WSにアップロードできます。他の設計メンバーはクラウドを介してウェブブラウザやモバイル端末上で参照と編集ができます。

AutoCAD WS v1.2 の新機能
・ユーザインタフェースの日本語化
モバイル、ウェブアプリケーションの両方で、日本語を含む8言語に対応します。
・Autodesk Inventor図面のサポート
Autodesk Inventorから DWG ファイルとして保存した2D図面を、AutoCAD WS上で共有・編集できます。
・編集・表示機能の強化
単位設定、新しいコピーツール、マークアップ機能強化に加え、モバイル端末上でのモデル/レイアウトの切り替え表示、虫眼鏡表示などを提供します。

AutoCAD 2012に関する詳細は、以下URLをご覧ください。
(リンク »)
AutoCAD LT 2012に関する詳細は、以下URLをご覧ください。
(リンク »)
AutoCAD WSに関する詳細、無償ダウンロードは、以下URLをご覧ください。
(リンク »)
Autodesk Subscriptionに関する詳細は、以下URLをご覧ください。
(リンク »)

【コマーシャル製品価格(税込)/出荷開始日】
製品名 価格(税込) 出荷開始日
AutoCAD 2012 (スタンドアロン) ¥614,250 3月16日
AutoCAD LT 2012 (スタンドアロン) ¥199,500 3月16日
AutoCAD LT 2012 サブスクリプション バンドルパック(スタンドアロン) ¥232,050 3月16日

※AutoCAD 2012は、ネットワークライセンス版、学生版、教育機関限定製品、中央政府・地方自治体・公共機関限定製品も提供されます。
※ オートデスク認定販売パートナー、販売店から購入される場合の価格は、直接パートナーや販売店にお問い合わせください

以上

オートデスク株式会社概要
本 社:東京都中央区晴海1-8-10  晴海アイランド トリトンスクエア オフィスタワーX 24F
大阪営業所:大阪市淀川区宮原3-5-36 新大阪トラストタワー 3F
代表取締役社長:鬼澤盛夫
設 立:1985年4月1日
資 本 金:1億円
ホームページ: (リンク »)

Autodesk,Inc.会社概要
Autodesk, Inc. (NASDAQ: ADSK) は、3Dデザイン ソフトウェアを提供する世界的な企業です。製造、建築、土木、メディア&エンターテインメント産業を中心に、多岐にわたる顧客がアイデアの具現化や視覚化、シミュレーションにAutodeskのソフトウェアを使用しています。顕著な例として、アカデミー賞(R) 視覚効果賞の受賞者にオートデスクの顧客が15年連続で選ばれています。1982年のAutoCAD(R)の発表以来、世界の市場を対象に業界先進のデザイン ソフトウェアの開発に取り組んでいます。詳細は、 (リンク ») をご覧ください。

当プレスリリースに関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。
◆ 報道関係者問い合わせ窓口
オートデスク プレスデスク 担当:野村/木下
Email: autodesk@golinharris.com
Tel: 03-5427-7361

◆ お客様問い合わせ窓口
オートデスク インフォメーションセンター TEL: 0570-064-787
営業時間:月~金 9:30~17:00 (祝祭日、年末年始休業、その他非営業日を除く)

Autodesk、AutoCAD、AutoCAD LT、Inventor、Autodesk InventorならびにDWGは、米国および/またはその他の国々における、Autodesk, Inc.、その子会社、関連会社の登録商標または商標です。アカデミー賞(Academy Award)は、米映画芸術科学アカデミー(the Academy of Motion Picture Arts and Sciences)の登録商標です。その他のすべてのブランド名、製品名、または商標は、それぞれの所有者に帰属します。オートデスクは、通知を行うことなくいつでも該当製品およびサービスの提供、機能および価格を変更する権利を留保し、本書中の誤植または図表の誤りについて責任を負いません。
(C)2011 Autodesk, Inc. All rights reserved.



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