オートデスクと清水建設、次世代建築プラットフォームの構築で戦略的連携

ZDNET Japan Staff

2023-12-04 13:22

 オートデスクは12月4日、清水建設とデジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みの加速化を目的とした戦略的連携に関する覚書(MOU)を締結した。建設DXプラットフォーム「Autodesk Construction Cloud」(ACC)を活用した次世代建築プラットフォームの構築を目指すとしている。

 清水建設は中期デジタル戦略に「Shimzデジタルゼネコン」を掲げ、設計で作成したビルディングインフォメーションモデリング(BIM)を施工・製作・運用などにも連携させて利用する「Shimz One BIM」を推進している。

 両社は今回の連携により、DXの加速に必要なデジタルデータを有効に活用するプロジェクトの達成と、それを実現するためのACCを中心とした次世代建築プラットフォームの構築を目指す。

 具体的には、施工図のワークフローをACC上で実現するプロジェクトの推進、デジタルコンストラクションによる施工管理の最適化によって、清水建設の建築生産プロセスを効率化させる狙いだ。

清水建設 建築総本部 生産技術本部長 購買担当・技術担当・知的財産担当 専務執行役員の山﨑明氏(右)とオートデスク 代表取締役社長のルー・グレスパン(左)
清水建設 建築総本部 生産技術本部長 購買担当・技術担当・知的財産担当 専務執行役員の山﨑明氏(右)とオートデスク 代表取締役社長のルー・グレスパン(左)

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウド基盤

    「情シス不足」が生み出す2大リスク--多忙な情シス部門が手放すべき業務とは?

  2. セキュリティ

    Google Chrome Enterprise が実現するゼロトラスト セキュリティの最新実情

  3. ビジネスアプリケーション

    ITSMに取り組むすべての人へ、概要からツールによる実践まで解説、「ITSMクイックスタートガイド」

  4. セキュリティ

    あなたの会社は大丈夫?--サイバー攻撃対策として必要な情報セキュリティの早分かりガイドブック

  5. ビジネスアプリケーション

    業務マニュアル作成の課題を一気に解決へ─AIが実現する確認と修正だけで完了する新たなアプローチ

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]