オートデスク、デジタル エンターテインメント ソフトウェアの最新バージョン2012を一斉発表

~ パイプライン効率化、クリエイティブ イノベーション、相互運用性の向上を全ての製品で実現~

オートデスク株式会社

2011-03-02 00:00

オートデスク株式会社(本社:東京都中央区、社長:鬼澤盛夫)は、映画やテレビ、ゲーム、デザインなど、デジタル エンターテインメントの制作を支援する3DCGソフトウェア、映像編集ソフトウェア、ミドルウェア製品群を発表しました。今回発表された新製品は、複雑なシーンでもユーザの作業を支援する相互ワークフローや新しいクリエイティブツールを提供します。

米国オートデスク社でメディア&エンターテインメント事業部の上級副社長を務めるマーク・プティ(Marc Petit)は次のように述べています。「映画、ゲーム、テレビの視聴者からの、より洗練されたコンテンツへの要望へ応えようとするあまり、制作は複雑化し、予算上の問題を引き起こしています。競争力を維持するため、制作スタジオには生産性の向上とクリエイティビティの最大化が必須です。今回発表した製品群は、パフォーマンスを向上させるために最新のハードウェア技術を備え、鮮やかなグラフィックスをビューポートに表示させます。相互運用性の強化とパイプライン統合の簡素化が図られたことで、専門性の高いツールセットの持つメリットをユーザは享受できます。さらに、オートデスクはバーチャル映画やステレオスコピック3D(立体視)など、最新の制作トレンドに対応するための新しいクリエイティブツールを提供しています」

クリエイティブな機能と効率性が強化されたAutodesk Entertainment Creation Suite Premium 2012
最新のAutodesk(R) Entertainment Creation Suite Premium 2012 (オートデスク エンターテインメント クリエーション スイート プレミアム2012)は、アーティストや映画プロダクションに広範なクリエイティブ ツールセットを提供します。アーティストは慣れ親しんだAutodesk(R) 3ds Max(R)やAutodesk(R) Maya(R)のワークフローを、スカルプトモデリング、ペイント、リアルタイム キャラクターアニメーション、エフェクトなどを可能にする直感的なツールによって拡張することができます。ワンステップ相互運用性と、より一貫したユーザインターフェイスを備えるAutodesk Entertainment Creation Suite Premium 2012は、アーティストの潜在的な創造性を引き出すと同時に、バラエティに富んだ製品の利用を促進することで専門性の高いツールセットに対する敷居を下げ、生産性の最大化に貢献します。

Autodesk(R) 3ds Max(R) Entertainment Creation Suite Premium 2012の製品組み合わせ内容
・3ds Max 2012、Softimage 2012、MotionBuilder 2012、Mudbox 2012
Autodesk(R) Maya(R) Entertainment Creation Suite Premium 2012の製品組み合わせ内容
・Maya 2012、Softimage 2012、MotionBuilder 2012、Mudbox 2012

今回発表された各製品の特長は以下の通りです。
・Autodesk(R) 3ds Max(R) 2012 (オートデスク スリーディーエスマックス 2012):
新たな高速グラフィクスコア、mRigidリジッドボディ ダイナミクス シミュレーションをビューポート内に搭載し、新しく統合されたmental images(R)社のiray(R)レンダリング テクノロジーを利用すれば、リアルなイメージをこれまで以上に簡単に作成できます。またモデリングにおいても強力なUV編集機能とペイントでのスカルプティング機能を提供します。

・Autodesk(R) Maya(R) 2012 (オートデスク マヤ 2012):
フルスクリーン エフェクトの描画を実現したビューポート2.0を大幅に強化し、ビューポート内でのアニメーション編集を可能にするモーショントレイル、および新しいダイナミックス機能が追加されました。

・Autodesk(R) Softimage(R) 2012 (オートデスク ソフトイマージ 2012):
新たなICEモデリング、ICEと統合されたSyflexクロス シミュレーション、立体視機能、そして最先端のエフェクトを実現するLagoa Multigraphics(ラゴア マルチグラフィックス)を搭載しています。

・Autodesk(R) MotionBuilder(R) 2012 (オートデスク モーションビルダー 2012):
新たにビューポート内で表示できるステレオスコピック(立体視)表示、カメラリグを追加、HumanIKのインターフェイスとソルバの統一化がなされたほか、バーチャル ムービーメイキングの新しいツールを搭載しています。

・Autodesk(R) Mudbox(TM) 2012 (オートデスク マッドボックス 2012):
ペイント用ツールセットの強化、革新的なUVやトポロジに依存しないワークフロー、実用的なポージング用ツールにより、パフォーマンスを向上させ、大容量のデータセット処理を実現します。

Autodesk(R) Flame(R) Premium 2012 (オートデスク フレーム プレミアム2012):
3Dビジュアルエフェクト、エディトリアル フィニッシング、リアルタイム カラーグレーディング用クリエイティブ フィニッシング ソリューションのパッケージ製品で、Flame Premium は最新の2012バージョンの「Autodesk(R) Flame(R)」(オートデスク フレーム)、「Autodesk(R) Smoke(R) Advanced」(オートデスク スモーク アドバンスト)、「Autodesk(R) Lustre(R)」(オートデスク ラスター)をひとつのパッケージにまとめることにより、ポストプロダクションによるクリエイティブサービスの拡張と多様化を、高い費用対効果のもとに実現します。
・実世界に限りなく近い3Dライティング エフェクトをコンポジットへ統合させるための革新的ツールを提供
・ステレオスコピック3Dプロジェクトのフィニッシング用統合エフェクトツール、CGパイプラインでフィニッシング ワークフローを強化
・従来の2D合成と同じ速度と相互性を保ちながらの3D合成を可能にするさまざまなツールを新規に追加

Autodesk(R) Smoke(R) 2012 For Mac OS X(オートデスク スモーク 2012 フォー マック オーエス テン):
タイムラインをベースとしたプロフェッショナル フィニッシングのためのオールインワン クリエイティブ ソリューションをMac上で実現します。Smokeのツールセットはカラーコレクション、合成、3D ビジュアルエフェクト、ステレオスコピック3D機能を搭載するほか、Apple Final Cut Proとの効率的かつ補完的なワークフローを提供します。
・再設計された3D ライティング システム
・Flame FXは、ダメージ、変形、境界検出、ピクセル拡張など、フィニッシング タスクのための広範囲なクリエイティブおよびテクニカルツールセットを搭載

共通ランタイムの課題を解決するオートデスク ゲーム ミドルウェア
オートデスクのゲーム向けミドルウェア技術はランタイムの問題解決に役立ちます。その結果、プログラマは開発の中で重要な分野に集中する事が可能です。今回発表された各ミドルウェア製品の特長は以下の通りです。

・Autodesk(R) Beast(TM) 2012 (オートデスク ビースト 2012)
強化されたアプリケーション プログラミング インターフェイス(API)により、開発者はインタラクティブ・ライティングプレビューツールであるeRnsTをゲームのレベルエディタに統合できます。

・Autodesk(R) HumanIK(R) 2012 (オートデスク ヒューマン アイケー 2012)
ソニー・コンピュータエンタテインメントの次世代ポータブル エンターテインメント システム(コードネーム:NGP)、Apple iOSモバイルプラットフォームに対応し、より現実的なキャラクターアニメーションを最新のモバイルゲーム端末で実現します。

・Autodesk(R) Kynapse(R) 2012 (オートデスク キナプス 2012)
ランタイム性能を中心に改善が図られ、拡張機能を容易に活用することができます。

今回発表された2012バージョンの製品の詳細は下記のウェブサイトより確認できます。
(リンク »)

【各スタンドアロンライセンス製品の価格(税込)および出荷開始日】
製品名 :Autodesk 3ds Max Entertainment Creation Suite Standard 2012
価格(税込):¥766,500
出荷開始日:2011年4月8日

製品名 :Autodesk 3ds Max Entertainment Creation Suite Premium 2012
価格(税込):¥997,500
出荷開始日:2011年4月8日

製品名 :Autodesk Maya Entertainment Creation Suite Standard 2012
価格(税込):¥766,500
出荷開始日:2011年4月8日

製品名 :Autodesk Maya Entertainment Creation Suite Premium 2012
価格(税込):¥997,500
出荷開始日:2011年4月8日

製品名 :Autodesk Softimage Entertainment Creation Suite 2012
価格(税込):¥766,500
出荷開始日:2011年4月8日

製品名 :Autodesk 3ds Max 2012
価格(税込):¥535,500
出荷開始日:2011年4月8日

製品名 :Autodesk Maya 2012
価格(税込):¥535,500
出荷開始日:2011年4月8日

製品名 :Autodesk Softimage 2012
価格(税込):¥577,500
出荷開始日:2011年4月8日

製品名 :Autodesk MotionBuilder 2012
価格(税込):¥614,250
出荷開始日:2011年4月8日

製品名 :Autodesk Mudbox 2012
価格(税込):¥115,500
出荷開始日:2011年4月8日

製品名 :Autodesk Smoke 2012 For Mac OS X
価格(税込):¥2,619,750
出荷開始日:2011年4月8日

※Autodesk Beast 2012、Autodesk HumanIK 2012、Autodesk Kynapse 2012ミドルウェアの発売開始は2011年4月中の予定で、価格は未定です

以上

オートデスク株式会社概要
本 社:  東京都中央区晴海1-8-10  晴海アイランド トリトンスクエア オフィスタワーX 24F
大阪営業所: 大阪市淀川区宮原3-5-36 新大阪トラストタワー 3F
代表取締役社長:鬼澤盛夫
設 立: 1985年4月1日
資 本 金: 1億円
ホームページ: (リンク »)

Autodesk,Inc.会社概要
Autodesk, Inc. (NASDAQ: ADSK) は、3Dデザイン ソフトウェアを提供する世界的な企業です。製造、建築、土木、メディア&エンターテインメント産業を中心に、多岐にわたる顧客がアイデアの具現化や視覚化、シミュレーションにAutodeskのソフトウェアを使用しています。顕著な例として、アカデミー賞(R) 視覚効果賞の受賞者にオートデスクの顧客が15年連続で選ばれています。1982年のAutoCAD(R)の発表以来、世界の市場を対象に業界先進のデザイン ソフトウェアの開発に取り組んでいます。詳細は、 (リンク ») をご覧ください。

当プレスリリースに関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。
◆報道関係者問い合わせ窓口
オートデスク プレスデスク 担当:野村/木下
Email: autodesk@golinharris.com
Tel: 03-5427-7361

◆お客様問い合わせ窓口
オートデスク インフォメーションセンター Tel: 0570-064-787
営業時間:月~金 9:30~17:00 (祝祭日、年末年始休業、その他非営業日を除く)

Autodesk、AutoCAD、3ds Max、Maya、Softimage、Mudbox、MotionBuilder、Flame、Smoke、Beast、HumanIK、ならびにKynapseは、米国および/またはその他の国々における、Autodesk, Inc.、その子会社、関連会社の登録商標または商標です。アカデミー賞(Academy Award)は、米映画芸術科学アカデミー(the Academy of Motion Picture Arts and Sciences)の登録商標です。その他のすべてのブランド名、製品名、または商標は、それぞれの所有者に帰属します。オートデスクは、通知を行うことなくいつでも該当製品およびサービスの提供、機能および価格を変更する権利を留保し、本書中の誤植または図表の誤りについて責任を負いません。
(C)2011 Autodesk, Inc. All rights reserved.

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