Amazon EC2用日本語コンソール「Cloudworks」が東京リージョンに対応

株式会社サーバーワークス

From: PR News

2011-03-03 10:30

クラウドコンピューティングを活用したシステム開発・サービス提供を専門に行う株式会社サーバーワークス(所在地:東京都新宿区、代表取締役:大石 良)は、Amazon EC2が本日より東京データセンター(東京リージョン)でのサービスを開始したことを受け、Amazon EC2を日本語で操作できるサービス”Cloudworks”も東京リージョンに対応したことを発表致します。

◆ Cloudworksについて
Cloudworks ( (リンク ») )は、サーバーワークスが2010年3月より提供している、Amazon EC2を管理するウェブサービスです。
特長は以下の通りです。

1.無料
Cloudworksの利用料は無料です(EC2/AWSにかかる費用は別途米Amazon社より請求されます)。

2.日本語
米Amazon社の標準コンソールは英語表記ですが、Cloudworksを利用すると、日本語でAmazon EC2の操作が可能になります。

3.便利
Cloudworksでは、インスタンス(Amaozn EC2上で起動する仮想サーバーのこと)の起動・停止・終了、固定IPの紐づけといった基本的な操作が行えるだけでなく、スケジュールジョブ機能、名前・タグ付け機能と行ったCloudworks独自の機能により、Amazonの標準コンソールを利用する場合よりも便利にインスタンス群を管理することができます。

◆ Cloudworksが東京リージョンへ対応する意味
Cloudworksの東京リージョン対応により、Cloudworksが持つAMI(仮想マシンのひな形)コピー機能を利用し、米国、シンガポールなどにあるユーザーのAMIを東京リージョンにコピーすることが可能となります。
通常、リージョンをまたぐAMIのコピーは複雑な手順が必要となりますが、Cloudworksでは非常に簡単にコピーを行うことができるため、既に海外リージョンを使っていたEC2ユーザーはスピーディーに東京リージョンへ引っ越しを行うことができます。
(AMIコピーにかかる転送料などは、米Amazon社からユーザーのAWSアカウントに直接課金されます。Cloudworksの利用料は無料です。)

◆ Amazon EC2について
Amazon EC2とは、eコマース大手の米Amazon社が提供するクラウドコンピューティングのサービス”Amazon Web Services(AWS)"の中で、特にコンピューターを1時間単位で貸し出すサービスのことをいいます。
AWSは、クラウドコンピューティングの中でもIaaS(Infrastructure as a Service)と呼ばれるインフラ提供の分野において、圧倒的な実績と知名度を誇っています。
これまで、AWSのデータセンター(リージョン)は米国、英国、シンガポールの3ヶ国に設置されており、国内からもインターネット経由で利用が可能でしたが、本日より東京リージョンが開設されたことで、これまで問題視されていた通信遅延の問題が解決することになり、一層の利用者増加に繋がることが期待されています。

◆ 今後の展開
Cloudworksは、2010年3月のサービス開始以来ユーザー数を伸ばし続けており、ユーザー数は約400、Cloudworks経由で管理されているインスタンス数は平均1,000インスタンスを超えています。
当社では、AWSの東京リージョン開設に伴い、国内の大手企業でも本格的にパブリッククラウドの利用が始まるものと考えており、多数のインスタンスを管理したり、クラウド利用時に企業固有のワークフローに適合させる「クラウドガバナンス」の実現など、エンタープライズ利用に適した有償版を提供する予定です。
なお、現行のCloudworksサービスは今後も無償でサービスを提供する予定です。


■ 株式会社サーバーワークスについて
サーバーワークスは、「わかりやすいITを提供する」というビジョンの下、クラウドコンピューティングを活用したシステム開発・サービス提供を専門に行うクラウド・インテグレーターです。
特にAWSを活用したシステムの提供に多数の実績を有しており、Amazon社よりAWS Solution Providerの認定を受けております。
(リンク »)

商号:株式会社サーバーワークス
所在地:東京都新宿区山吹町347 藤和江戸川橋ビル4階
代表者:代表取締役 大石 良
設立:2000年2月
従業員数:28名(2011年3月現在)
会社ホームページ: (リンク »)

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