世界初の低消費電力無接点充電規格であるQiは、ブランドやメーカーを問わず、あらゆるQi対応機器とQi充電器を相互運用させることにより、消費者に手軽さ、利便性、そして柔軟性を提供します。
WPC会長のメンノ・トレファーズ(Menno Treffers)は、次のように述べています。「Qiを自動車に組み込むことで、消費者は簡単に機器を充電でき、ドライバーはわずらわしい配線からも解放されます。自動車業界によるQiのデモンストレーションは喜ばしいことであり、メーカーと消費者が無接点充電のユニバーサル規格を求めていることを証明しています。」
各メーカーは、それぞれのコンセプトカーで、Qi無接点充電技術の用途を実演しました。充電ステーションは、展示車の中央コンソール、アームレスト、ダッシュボード上に設置され、各充電ステーションで1つの機器を充電できるようになっていました。
また、メーカーごとに、布、人工皮革、プラスチックなど、さまざまな素材を充電面の下に使用することで、無接点充電器は各自動車の内装に溶け込み、全体的なデザインを引き立てていました。
Qi無接点充電器は、主にGeely(吉利)のEC-8、Chery(奇瑞)のRiich G6、Changan(長安)のCX30、そしてDongfeng(東風)の電気自動車コンセプトカーに搭載され、メーカー各社は、フィリップス社のQi携帯電話、アップル社のEnergizer誘導充電スリーブ対応iPhone 3の両方で無接点充電を実演しました。なお、組み込まれたQi充電技術は、Leggett & Platt社が提供したものです。
WPCコンソーシアムとQiの詳細は、 www.wirelesspowerconsortium.com (リンク ») をご覧ください。
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Qi(気)とワイヤレスパワーコンソーシアムについて
ワイヤレスパワーコンソーシアム(WPC)は、充電式電子機器の無接点充電互換性に関する国際規格であるQi (気)の策定と普及を目的として、2008年12月17日に設立されました。現在のメンバーは84社以上に及び、携帯電話、家庭用電子機器、バッテリー、半導体、コンポーネント、無接点給電技術の業界リーダーや無線通信者、家具/自動車部品メーカー、電子機器、バッテリー、半導体、コンポーネント、無接点給電技術のインフラ基盤関連が含まれています。( (リンク ») )Qi(気)は、「チー」と発音し「生命の活力」を表しています。
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