インフォマティカ、業界初となるダイナミックデータ マスキング(DDM)ソリューションの提供を開始

データセキュリティへの脅威に対して非侵害的なリアルタイムの保護機能を提供

インフォマティカ・ジャパン株式会社

2011-08-25 11:00

米国カリフォルニア州レッドウッドシティ発 - 2011年8月10日 - データ
インテグレーションソリューションにおける独立系リーディングプロバイダー
Informatica Corporation(本社: 米国カリフォルニア州レッドウッドシティ、
NASDAQ: INFA、以下「インフォマティカ」)は本日、業界初となるダイナミック
データマスキング(DDM)ソリューション「Informatica Dynamic Data Masking」
の提供を開始したことを発表しました。 Informatica Dynamic Data Masking
は、ポリシーに基づき機密性の高いデータをリアルタイムにマスキングする
ことで、データベースやアプリケーションソースコードを変更する必要なしに、
データセキュリティとプライバシーに関する一般的な課題に幅広く対応します。

Informatica Dynamic Data Maskingは、リアルタイムのデータ保護ルールに
よってデータへの詳細なアクセスコントロールを実現し、認証されたユーザー
のみがこれらのデータへアクセスできるようにします。エンドユーザー、契約
社員、サポートチーム、データベース管理者、開発者に本番データへのフル
アクセスを認めると同時に、PII(Personally Identifiable Information: 個人の
特定が可能な情報)や他の機密性の高いデータは完全または部分的に
マスキングすることができます。これによりデータ侵害のリスクを軽減し、
ユーザーの生産性や基盤となっているデータ、データベース構造、クエリの
パフォーマンスなどに影響を与えることなく、いっそう厳格化しているデータ
プライバシー規制(PCI DSS、HIPAA、HITECH Act、GLBA)へのコンプライ
アンス対応が可能です。

Informatica Dynamic Data Maskingの洗練された柔軟な保護ルールによって、
データベースの標準セキュリティを通じて提供される標準のアクセスコント
ロールが大幅に強化されます。ユーザーに認められている権限のレベルに
応じ、機密性の高い異なるデータ要素へ異なるマスキングアルゴリズムを
動的に適用することで、企業は情報に対するエンドユーザーのアクセスをより
詳細にコントロールすることができます。静的なデータのセキュリティを確保
するデータ暗号化、また利用状況を記録し分析するデータベースの
アクティビティモニタリングと共に使用することで、ダイナミックデータ
マスキングはこれらのテクノロジを補足し、本番稼動中のデータベースと
アプリケーションのセキュリティをエンド・ツー・エンドで確保する完全な環境
を提供します。

Informatica Dynamic Data Maskingにより、リアルタイムにデータ匿名化、
ブロッキング、監査、アラートのすべてを統合した包括的なミックス環境を
実現し、企業は、データのプライバシー保護に関する現在と将来の規制にも
コスト効率良く対応できるようになります。Informatica Dynamic Data Masking
は、ユーザーに下記のようなメリットを提供します。

・ 包括的なリアルタイムのデータ保護手法
Informatica Dynamic Data Maskingはマスキング、スクランブル、ハッシング、
ランダム化、ブロッキング、非表示など幅広いデータ マスキング手法をサポート
しているので、元のデータ特性とデータの整合性はそのまま保持されます。

・ ルールベースのアクセス コントロール(Rule-based access control: RBAC)
アプリケーション、レポーティング、開発ツールの利用時などにユーザーが個人
情報や機密性の高い情報へアクセスする場合、ActiveDirectory グループ、
LDAP、IAM、ユーザーのロールと責任範囲に基づいてアクセス権限が適用
されます。

・ アプリケーション/データベースに対して非侵害的な保護環境を提供
Informatica Dynamic Data Maskingでは、アプリケーション コードやソース
データベースに変更を加える必要はありません。

・ 卓越した拡張性とパフォーマンス
Informatica Dynamic Data Maskingは、単一のエンタープライズ環境で
数百のデータベース、数千のコンカレントユーザーをサポートする優れた
拡張性が実証されています。

・ 容易な導入
あらゆる形式のあらゆる機密データへリアルタイムのデータ保護ルールを
拡張することで、CRMパッケージ、ERP、請求管理、カスタマイズした基幹
業務アプリケーションもほんの数日単位で保護できるようになります。
Informatica Dynamic Data Maskingには事前定義済のマスキング ルールが
数多く用意されているだけでなく、新しいルールも短時間で作成しシンプル
なグラフィックインターフェイスを通じて適用できます。

・ 既存の認証ソフトウェアとのシームレスな統合
Informatica Dynamic Data MaskingはMicrosoft Active Directory、LDAP、
IAMソフトウェアとシームレスに統合し、迅速な導入を実現すると共に、既存
の認証モデルと権限モデルを活用することでデータ セキュリティを強化します。

Informatica Dynamic Data Masking はダイナミックデータマスキングの
パイオニア、ActiveBase社が開発したテクノロジを基盤に構築されています。
インフォマティカは、2011年7月に同社を買収しました。ガートナー社は
ActiveBase社を「2010年のアプリケーションセキュリティ分野の注目ベンダー*」
と評価しています。
*Cool Vendors in Application Security, 2010  
(リンク »)

Informatica Dynamic Data Masking に関する詳細は、こちらよりご覧
いただけます。(英語) 
(リンク »)


インフォマティカ社について
Informatica Corporation (NASDAQ: INFA) はデータ インテグレーション ソフト
ウェアおよびサービスにおける世界No.1独立系プロバイダーの1社です。
今日のグローバルなインフォメーション エコノミー(情報経済)環境において、
世界中の企業がタイムリーで信頼できる最適なデータによって、最も重要な
ビジネスニーズを満たし競合優位性を手にしています。 現在、インフォマティカ
のソリューションは世界4,440社を超える企業において、企業内やクラウド等の
企業外に保有する既存情報資産へのアクセスや統合の実現に活用されて
います。 インフォマティカに関する詳細はインフォマティカ・ジャパン株式会社
(代表 03-5229-7211)までお問い合わせいただくか、弊社 Web サイト
(リンク ») をご覧ください。
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