昨年来、TwitterやFacebookをはじめとするリアルタイム(実時間)志向のソーシャルメディアを、企業が活発に活用して、ソーシャルメディア・マーケティングを行うようになってきています。その一方で、顧客からの質問・コメントや、招かれざる書き込み(大半は活発なアカウントへの一方的な(半)自動宣伝)に、365日24時間、対応を迫られる必要も生じてきました。これらに一貫して対応し、全てを自動記録・保存して、検索・絞り込み表示可能とするとともに、問題書き込みや注目書き込みについてリアルタイムでアラートをメール通知する『FaceSafe99』『TwitSafe99』は、昨年の発売以来、40件を超える導入事例でご好評を博してまいりました。
一方、他社からは、一般ブログ向けの評判分析エンジン(いわゆるネガ・ポジ(negative/ positive)分析)が提供され、リアルタイム・ソーシャルメディアに結び付けた製品・サービスが出されています。しかし、精度や、リアルタイム性、全データの自動保全と随時CSVダウンロード可能か否か、等の点で問題がありました。
■内容
『ソーシャルリスニング99』は、ソーシャルメディア上のモニタリング対象を指定してモニタリング結果を管理画面、グラフ、CSVデータで提供するSaaSです(アラートはメール通知)。
『ソーシャルリスニング99』は、TwitterやFacebook他とサーバ間連携で本家ソーシャルメディアのデータを忠実に(稠密に)キャッシュするSSDB(Social Stream DataBase)を中心に、次の機能的特徴を備えます:
1. 判定結果をチェック・変更、絞り込み表示可能な管理画面(本文、アイコン表示付。過去に遡れる)
2. 投稿ID、発言者IDから、プロフィール、元の発言を1クリックでたどれる
3. SSDBの全内容を随時手元に保存しExcelで表示できるCSVダウンロード機能
4. 有害判定の場合はもちろん、very bad, excellentの投稿に応じてアラートメール送信が設定可能
5. 本家Twitter/Facebook APIと上位互換のAPIを提供。各種判定結果を付加価値情報として取得可能
6. 書込みについて、設定した期間の評判分析結果の円グラフ、推移等を常時グラフ表示
精度面では、『ソーシャルリスニング99』は、『有害情報99』で培った文脈解析とソーシャル解析用オントロジー(100万超の語彙)、そして、新たに整備、強化した、7段階のネガポジ属性(exellent, very good, good, neutral, no good, bad, very bad) を日本語の形容詞類99%以上に付与した形容表現辞書と係り受け解析、否定辞、助動詞類の解析ロジックで精度を著しく高めています。
このプレスリリースの付帯情報
用語解説
■メタデータ株式会社について
メタデータ株式会社は、2005年12月にメタデータ活用技術、セマンティック技術の応用ソフトウェア会社として設立。適合型自然言語解析エンジン『メタパーザ』を駆使した意味解析技術により、個人情報の自動匿名化や、内容フィルタリング、対話支援ソフトウェアなど、SaaS、クラウド向けアプリケーションを開発してまいりました。これにより、顧客企業様のソーシャル活用推進、CRM局面での情報セーフティネットの構築を行っています。
■本件に関するお問い合わせ先
メタデータ株式会社
担当:清水博志 shimizu@metadata.co.jp
TEL:03-3813-5447
FAX:03-3813-5447 (リンク »)
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