オートデスク、クラウド型BIMソリューションを提供

~米国ラスベガスで開催中のAutodesk Universityで、 プロジェクトコラボレーション、データ/ライフサイクル管理のソリューションを披露~

オートデスク株式会社

2011-12-02 00:00

米国オートデスク社 (本社:米カリフォルニア州サンラファエル、社長兼 CEO :カール・バス)は、米国ラスベガスで開催中のコーポレートイベント「Autodesk University」で、クラウドとモバイル コンピューティング、そして業界標準となるBIM(ビルディング インフォメーション モデリング)製品群を一体化させたと発表しました。これに関連し、建築プロジェクトチーム全体のコラボレーションやコミュニケーションを劇的に改善するBIMソリューションを紹介しました。

オートデスクのBIM製品群は、新しいビジョンであるAutodesk 360を構成するソリューションとなります。Autodesk 360は、製品やプロジェクトの業務プロセスを効率化するための総称で、安定性、簡便性、低コストといった特長を備えています。このソリューションは、個々のユーザが地域内のオフィス、さらには大陸間にわたる大規模なプロジェクトチームと連携できるようになる拡張性を有しています。

米国オートデスク社でAEC事業部の副社長を務めるジム・リンチ(Jim Lynch)は次のように述べています。「今日の建築プロジェクトは、非効率なコミュニケーション/コラボレーション サービスに頼らざるをえない状況にあり、チームが広域に分散している場合、プロジェクトの進行は頻繁に妨げられています。Autodesk 360 for BIMは、クラウドならびにオンプレミス(作業現場)で提供される効果的、かつ包括的なツール群で、このツールの活用により、プロジェクトチームは数日内にコラボレーションやデータ管理の機能を導入し、稼働させることができます。Autodesk 360は、設計から施工まで一貫したBIMワークフローを実現する上で、重要な一歩となります」
 
「Autodesk(R) 360 for BIM」(オートデスク 360 フォー ビム)は、複合的なモデル、数千におよぶ図面、関連情報を扱うこと念頭に置き開発されました。Autodesk 360 for BIMの構成製品は以下の通りです。

•Autodesk(R) Vault Collaboration AEC (オートデスク ボールト コラボレーション エーイーシー)
Autodesk Vault Collaboration AECは、オートデスクのBIM製品(Autodesk(R) Revit(R) Architecture、Autodesk(R) Revit(R) MEP、Autodesk(R) Revit(R) Structure、AutoCAD(R) Civil 3D(R)、Autodesk(R) Navisworks(R))と連携させながら、プロジェクトチームがデジタル設計データを管理、追跡することができるオンプレミス型のデータ管理ソリューションです。プロジェクト全体のドキュメントやコンテンツをMicrosoft OutlookやSharepointといった企業システムを通じて確実に管理、統合できます。また、クラウドサービスのAutodesk Buzzsaw(R)との統合により、より完全な外部とのコラボレーションやモバイル端末からのアクセスも可能になります。

•Autodesk(R) Buzzsaw(R) (オートデスク バズソー)
クラウドベースのプロジェクト コラボレーションのソリューションであるAutodesk Buzzsawは、場所に関係なく外部パートナーやチーム同士での図面やドキュメントの交換を、セキュアな環境で提供します。また、Autodesk Buzzsaw Mobileの使用により、ユーザは必要な時に、最新の情報にアクセスすることもできます。Autodesk BuzzsawはAutodesk Cloud テクノロジーを利用しており、DWG(TM)ファイルの閲覧/編集などを行えるAutoCAD WSとの連携も可能です。

•Autodesk(R) 360 Nexus (オートデスク 360 ネクサス)
本日、製造業向けに初めて導入されたAutodesk Nexusは、柔軟な設定が求められる建築業界のワークフローや事業プロセス管理などをサポートする予定です。

Autodesk 360について
Autodesk Cloudを利用するAutodesk 360のソリューションは、ビジネスに関する情報や業務プロセスを全面的にデジタル・ビューのもと行える効果的なソリューションで、セキュアなデータ管理機能と組み合わせることにより、時間と場所を問わず、正確な情報にアクセスできるようになります。Autodesk 360は、企業の内部/外部、ならびにITの専門性の有無を問わず、容易に利用でき、ビジネス情報の閲覧、データの管理/共有、既存のシステムやソフトウェアとの統合を直感的に行えることが特長です。先行投資や維持管理を低コストで行えるクラウドベースのソリューションの導入は、不要な設備投資や導入コストを大幅に抑える最も安価な方法です。Autodesk 360は顧客にビルトイン セキュリティと定期的なバックアップの環境を提供します。Autodesk 360に関する詳細は、本日同時発表されたプレスリリースをご参照ください。
(リンク »)

Autodesk Universityについて
今年で19年目を迎えるAutodesk Universityは、オートデスクの製品ユーザが集う、参加形式/ヴァーチャル形式のイベントです。Autodesk Universityには、ラスベガスで開催されるフラッグシップ イベントに加え、中国で開催されるAutodesk University China、日本で開催されるAutodesk University Japan、ブラジルで開催されるAutodesk University Brazilに加え、Autodesk University Virtualを通じて提供されるオンラインのコンテンツなどが含まれます。2011年に開催されたイベントでは、延べ20万人のデザイナー、エンジニア、建築家、クリエーターが、“Power of the Possible”のテーマのもと、最先端のデザインを追求しました。Autodesk Universityの詳細は (リンク ») (英語)をご参照ください

Autodesk,Inc.会社概要
Autodesk, Inc. (NASDAQ: ADSK) は、3Dデザイン ソフトウェアを提供する世界的な企業です。製造、建築、土木、メディア&エンターテインメント産業を中心に、多岐にわたる顧客がアイデアの具現化や視覚化、シミュレーションにAutodeskのソフトウェアを使用しています。顕著な例として、アカデミー賞(R) 視覚効果賞の受賞者にオートデスクの顧客が15年連続で選ばれています。1982年のAutoCAD(R)の発表以来、世界の市場を対象に業界先進のデザイン ソフトウェアの開発に取り組んでいます。詳細は、 (リンク ») をご覧ください。

当プレスリリースに関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。
◆ 報道関係者問い合わせ窓口
オートデスク プレスデスク 担当:木下/田坂
Email: autodesk@golinharris.com
phone: 03-5484-6024

◆ お客様問い合わせ窓口
オートデスク インフォメーションセンター TEL: 0570-064-787

Autodesk、Revit、AutoCAD、Civil 3D、Navisworks、BuzzsawならびにDWGは、米国および/またはその他の国々における、Autodesk, Inc.、その子会社、関連会社の登録商標または商標です。アカデミー賞(Academy Award)は、米映画芸術科学アカデミー(the Academy of Motion Picture Arts and Sciences)の登録商標です。その他のすべてのブランド名、製品名、または商標は、それぞれの所有者に帰属します。オートデスクは、通知を行うことなくいつでも該当製品およびサービスの提供、機能および価格を変更する権利を留保し、本書中の誤植または図表の誤りについて責任を負いません。
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