藤田観光株式会社(本社:東京、代表取締役社長:末澤 和政)が経営する椿山荘にて、2012年2月1日(水)、2日(木)、地元文京区の小学生を招き、ホタルの幼虫の放流式を行います。
これは2003年より自然保護の目的と、地元文京区小学校の児童達が自然と触れ合う地域密着型の季節行事としてスタートし、10年の節目を迎える今年は、2校の小学校を招待し、2日間で約1,000匹のホタルの幼虫を放流いたします。
清らかな水辺にしか生息出来ないことで知られるホタルですが、当椿山荘には、秩父山系からの地下水が湧き出ております。また、当社は庭園内を流れるせせらぎの水質・水量の改善や湧水の整備など、ゲンジボタルが自生・生息できる環境作りに取り組んでまいりました。さらに、敷地内の地下から流出する湧水を利用した本格的な飼育施設を設置し、幼虫までの飼育を行っております。
毎年12月から2月にかけて放流するホタルの幼虫は、桜の花が散り最初の雨が降った翌日小川から陸地へ上陸すると言われ、それ以降の日々の平均気温の累計が500度に達すると飛翔すると言われております。
実際に、昨年は4月18日にまとまった雨が降り、翌19日に上陸、翌20日からの平均気温の累計が517.4度になった5月19日の夜にホタルの飛翔を初観測いたしました。(5/18の時点で497.8度)
ホタルが飛び交う5月末~6月上旬には、放流をお手伝いいただいた児童と保護者の皆さんを椿山荘にご招待し、放流したホタルが成虫となり庭園を飛翔する姿を楽しんでいただく予定です。
【ホタル放流式】 概要
■開催日時:平成24年2月1日(水) 10:30~12:00
平成24年2月2日(木) 10:00~11:30 計2回(予定)
■式次第:
(1) 開会挨拶・総支配人挨拶 (約10分)
(2) 講演「ホタルの生態について」 (約30分)
講師:(株)ヒューマンデザイン生物生態研究所 千葉豊所長
(3) 質疑応答 (約15分)
(4) 放流 (約25分)
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