「Protegrity Security Suite」のファイル、データベース、アプリケーションの暗号化ソリューションと、その暗号鍵を保護する「Thales nShield」ハードウェアセキュリティソリューションとの連携により、より堅牢な重要データの保護を実現します。
■ Protegrity Security Suiteについて
Protegrity Security Suiteは、データ保護と統制管理の両方を実現できるソリューションです。データの取り込みから閲覧・編集までを様々なシステムを組み合わせて運用する際、そのシステム同士でのデータのやりとりの際には復号・暗号化が発生します。これはセキュリティの観点からはハッキングのおそれもあり望ましい状態とは言えません。Protegrity Security Suite は、エンド・ツー・エンドで一貫して暗号化によるデータ保護を実現することができます。
また、キーローテーション(定期的な暗号鍵の交換)やセキュリティポリシの設定(例:アクセス権限設定)、監査レポートの出力などを、中央から一元管理(一カ所からコントロール)できるため、各拠点の管理者による個別管理が不要となり、管理コストの削減に繋がります。
● カード情報の取込ポイント(例:POSシステム)を Application Protecterで保護
● カード情報の保存ポイント(例:データベース)を DPSで保護
● カード情報の出力ポイント(例:xmlファイル)をVPDiskで保護
● カード情報をフェイクの情報に変換し無効化するTokenServerで保護
● すべての暗号化ポイントを統合で管理
■ Thales nShieldについて
Thales nShieldシリーズは、国内外の政府関連機関、大手企業にて多数の実績を持つ暗号鍵を保護するハードウェアセキュリティモジュール(HSM)です。
一般的なHSMと異なり、暗号鍵の生成、認証、管理のみならず、機密性の高いプログラム自体を耐タンパ性に優れたHSM内で実行できるという特徴を持ち、FIPS140-2 Level3(注1)およびCommon Criteria EAL4+(注2)認定を受けた、クラス最高のセキュリティを実現します。
標準暗号APIをサポートし、WebサーバのSSL暗号化や、データベース暗号化などの各種暗号アプリケーションとのシームレスな連携が可能です。Protegrity Security Suiteとの連携でより堅牢なデータ保護ソリューションを提供します。
注1)FIPS:連邦情報処理規格-米国政府が定めた情報通信機器の利用に関する
ガイドライン
注2)Common Criteria(通称CC、ISO/IEC 15408):IT製品およびシステムのための
国際的に認知されたITセキュリティ評価基準規格
■ MONETについて
(株)MONETは、セキュリティおよびネットワークのソリューションプロバイダーとして2002年12月に設立されました。海外の優秀なベンダーとのパートナーシップを中心に、セキュリティ関連のソフトウェアの販売、コンサルティング事業を推進しています。主な取扱製品として、統合型ログ監視・分析ソフトウェアHUNTSMAN(豪州Tier-3社)、サーバ暗号化ソフトウェアVPDisk、DPS(米国Protegrity社)、データ差分抽出アップデートソフトウェアRTPatchおよびRTPatch Power+(米国PocketSoft社)があります。
■ タレスe-Securityについて
タレスは、金融サービス業、製造業、政府及び関連機関、およびテクノロジー市場向けにデータ暗号化ソリューションを提供する世界規模のトッププロバイダです。企業や政府の保有する機密情報の保護において40年にわたる実績を持つタレスのソリューションは、エネルギーおよび航空宇宙業界のトップ5企業中4社およびNATO加盟国中22ヶ国で採用され、また世界中で行われるペイメント決済処理の70%以上を保護しています。タレス e-Securityは、フランス、英国、米国、香港を中心に世界各国でビジネス展開をしております。
■ お問い合わせ先
株式会社MONET ソリューション事業部 営業部
〒101-0032 東京都千代田区岩本町2-16-5 TUCビル7F
TEL:03-5809-3188 FAX:03-5809-3189
Email:sales@monetz.com
タレスジャパン株式会社 e-セキュリティ事業部
〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目17-7 赤坂溜池タワー8階
TEL:03-6234-8180 FAX:03-6234-8181
Email:jpnsales@thales-esecurity.com
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