シーイーシーソリューションズ、システムエグゼと内部統制支援およびセキュリティ分野で協業

メインフレーム対応製品とオープン系対応製品を相互に提供し事業の拡大を図る

株式会社シーイーシー

2012-02-01 00:00

株式会社シーイーシーソリューションズ(本社:神奈川県座間市、代表取締役社長:柏木 茂、以下シーイーシーソリューションズ)は、このほど株式会社システムエグゼ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:佐藤 勝康、以下 システムエグゼ)と企業の内部統制対策およびセキュリティ分野で協業することに合意し、販売契約を締結いたしました。今後、両社はそれぞれの事業領域を補完する製品を相互に提供することで、社内に膨大なビジネス情報が蓄積されるデータベースを保有し、情報漏えい対策や内部統制強化を図る企業を対象にサービスの拡充と事業の拡大を図ります。
シーイーシーソリューションズは、本日より協業の一環としてシステムエグゼが提供するオープン系システム向けの「DBエース」および「SSDB監査」の2製品を、「eSECTOR D-MASK(イーセクター デーマスク)」および「eSECTOR DB監査(イーセクター デービーカンサ)」の自社ブランド名にて販売を開始いたします。
「eSECTOR D-MASK」は、テストデータ生成および個人情報漏えい対策ソリューション製品で、システム開発時に使用するテストデータを高品質にかつ簡単に準備できる製品です。本番データを基に、マスキングや擬似データ化により情報の秘匿化を図りつつ精度の高いテストデータを生成し、システムの品質向上、コスト低減の課題を同時に解決します。
「eSECTOR DB監査」はOracle DatabaseおよびMicrosoft SQL Serverに対応した内部統制対策用のデータベース監査製品です。データベースへの操作ログ取得から、分析、レポーティングまで、企業の情報漏えい対策および内部統制対策基盤の構築を支援します。

また、システムエグゼは、本日よりシーイーシーソリューションズの開発・販売する、メインフレーム向けのデータスクランブル/マスキングソフトウエア「MASKAMBLE(マスカンブル)」の販売を開始いたします。「MASKAMBLE」は、データベースデータのスクランブル技術とデータマスキング技術を利用し、本番データを加工してテストデータ化する製品です。

シーイーシーソリューションズは、「不作為による情報漏えいや情報消失などの事故を失くす」というセキュリティに関する理念と、プロダクト提供の事業形態「ディストリビュータ」を推進していく「enhanced Security Distributor」という概念のもと、「eSECTOR(イーセクター)」のブランド名でセキュリティソリューション分野の事業を展開しています。なお、今後は「eSECTOR D-MASK」および「eSECTOR DB監査」に関連した事業において、3年間で売上高5億円を目指します。

このプレスリリースの付帯情報

eSECTOR D-MASKシステム構成図

用語解説

■eSECTOR D-MASK(※データマスキングエディション)について
【特長】
①個人情報を秘匿(マスキング)することで、本番データに極めて近い、安全で高品質なテストデータを生成することができます。
②チェックボックス主体の簡単な操作だけで、迅速にテストデータを生成することができます。
③統一されたツールを利用することで、プロジェクトで使用するテストデータの品質を均一化できます。
【価格】
 ソフトウエアライセンス :75万円(税別) ~
 期間ライセンス :35万円(税別) ~
【動作環境】
 別紙、動作環境対応表参照

■eSECTOR DB監査について
【特長】
①データベースへのすべてのアクセスを検知し、ログの取得漏れがありません。
②わかり易いユーザインターフェースで、データベースの専門知識がなくても設定可能です。
③豊富なテンプレートを準備しており、簡単に効果的なレポートを作成します。
【価格】
 eSECTOR DB監査Logger :50万円(税別) ~
 eSECTOR DB監査Report Manager :50万円(税別)
【動作環境】
 別紙、動作環境対応表参照


■MASKAMBLEについて
【特長】
①名前や住所のフィールドを全くランダムな他の文字列に変換します。その際、元データが漢字の場合漢字に変換します。
②ユーザの指定により、名前や住所を現実に近い架空の名称に変換することができます。
③入力データに同じ名前があれば、変換後も同じ文字列に変換し、名寄せテストをサポートします。
【価格】
 MASKAMBLE  :140万円(税別) ~
【対応OS】
MSP-EX、z/OS

■シーイーシーソリューションズについて
シーイーシーソリューションズは、シーイーシーが100%出資するグループ会社です。パッケージソフトウエア事業では日本で草分けとも言える30年以上の実績を持ち、現在ではセキュリティディストリビュータとして企業のセキュリティを強化、増強(enhance)するため、世界中から優れたセキュリティ製品を集めてお客様のニーズ、ご予算にあった製品をご提供しています。詳細は、シーイーシーソリューションズのホームページURL : (リンク ») をご参照ください。

■システムエグゼについて
システムエグゼは1998年に設立し、情報システムのコンサルティング、設計、開発、保守を行うシステムインテグレータで、特に損保・生保、生産管理、医療、会計分野に注力しています。技術分野ではデータベース関連に重点を置いて事業を展開し、ITガバナンス、コンプライアンスなどの市場ニーズを受けて、2004年に「データベースセキュリティ部門」を新設し、自社開発製品、および関連ソリューションを提供しています。

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]