シーイーシーは3月9日、品質マネジメントプラットフォーム「CS Qompass」を提供開始すると発表した。
ソフトウェア開発全体のプロセスを見える化、定量化する機能を持ち、プロジェクトや要求品質の特性に応じて、品質指標を設定できる。工程別のタスク管理や進捗チェック、成果物のレビュー結果、分析評価を確認しながら、「品質」「コスト」「納期」の向上につなげていく。仕様書や設計書など成果物の不備や漏れなども一元管理でき、設計製造プロセスの早期段階から品質工程上の問題点を特定可能。
製品コンセプト(出所:シーイーシー)
品質指標の設定では、情報処理推進機構(IPA)発行の『組込みソフトウェア開発向け 品質作り込みガイド』で定義されたプロセス/プロダクト品質指標により把握できる。また、プロジェクト管理機能は、「プロジェクトマネジメント知識体系ガイド(PMBOK)」に準拠しており、ウェブアプリケーションとして利用できる。分野ごとの作業分解図であるWBS(Work Breakdown Structure)のテンプレートを利用することも可能。さらに、複数プロジェクトの進捗、品質状況などのサマリをダッシュボードで一元管理する機能を持つ。
税別価格は1ライセンス(20ユーザーまで)あたり200万円から。