最近、中国経済の減速・停滞を懸念する声が聞かれますが、今回の調査では、中国という「国」や「産業」単位ではなく、大都市に住む「中国人中間層生活者」に、個人の生活価値観や生活意識、買い物行動などを尋ね、「都市別」「性・年齢別」にその実態を明らかにしました。
※一部の調査内容は、R&Dが毎年10月に東京首都圏で実施している『CORE』調査を基に、日中比較を試みました。
■調査結果
【仕事・キャリア観】
・日本と比較して、男女共に「プロ志向」「高い役職・給与への上昇志向」「転職への抵抗感の低さ」が特徴的。とりわけ中国女性の「上昇志向」の強さが際立っている。
・性年代別では、20代男性は「転職・ステップアップ志向」が強く、20代女性は「やりがいと独立開業志向」が強い。
【エレクトロニクスメーカーの市場浸透状況とブランドイメージ】
・現保有率では「Haier」が性・年代問わず高く、「信頼できる」「将来性がある」というイメージで、日本のブランド(SONY/Panasonic)に差をつけている。
・SONYは「安定・信頼」が比較的高いが「将来性が低い」というイメージを持たれており、Panasonicは40代を中心に「センスの良さ」が評価されるものの、「伝統的イメージ」が強く若者には親しみにくい。
◆自主調査レポートの続きはこちらへ⇒ (リンク »)
■調査概要
調査手法 : “街頭リクルートによる1対1の面接調査と自記入調査の併用”実施
調査対象 : 中国4都市(北京/上海/広州/成都)20~49歳のミドル収入層男女(世帯月収:5,000~7,999元)
各都市約100名
調査期間 : 2012年11月23(金)~2012年11月25(日)
有効回答サンプル数 : 421サンプル
※一部の調査内容はR&Dが毎年10月に首都40km圏で留置法で実施している『CORE』調査を基に日中比較した。
クロス・マーケティングとR&Dでは、「中国4大都市・中間層の正体を探る」調査として、三本立てシリーズで順次発表してまいりました。
今回は、そのトピックスレポートとなります。
シリーズ(1): 中国人中間層の価値観・生活者マインド (2013/1/21 プレスリリースご案内済み)
シリーズ(2): 中国人中間層のライフスタイルと消費意識/態度 (2013/1/31 プレスリリースご案内済み)
シリーズ(3): ITデバイスの普及・利用状況と買物時に重視する情報源( 2013/2/7 プレスリリースご案内済み)
トピックスレポート:「中国人中間層の仕事・キャリア観」と「エレクトロニクスメーカーの市場浸透状況とブランドイメージ」 (今回)
■会社概要■
会社名: 株式会社クロス・マーケティング(東証マザーズ:3629)
所在地: 〒104-0061 東京都中央区銀座8丁目15番2号
代表者: 代表取締役社長 五十嵐 幹
資本金: 272,330千円
設立 : 2003年4月1日
URL: (リンク »)
事業内容:リサーチ事業、ITソリューション事業
会社名: 株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント
所在地: 〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町1丁目4番10号
代表者: 代表取締役 桑田 瑞松
資本金: 30,000千円
設立 : 1968年1月17日
URL: (リンク »)
事業内容:マーケティング・リサーチの企画設計、実施及びコンサルテーション
経営・マーケティング活動の評価及びコンサルテーション
■本資料に関するお問い合わせ先■
株式会社クロス・マーケティング 広報担当 大島
TEL:03-3549-0328 e-mail:pr-cm@cross-m.co.jp
株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント リサーチ&ソリューション部 野口/販促担当 小林
TEL:03-5642-7711(代表) e-mail:radnews@rad.co.jp
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<例> 「クロス・マーケティングとリサーチ・アンド・ディベロプメントが実施した調査によると・・・」
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