AsiaNet 52608
共同JBN 0365 (2013.4.3)
【リマソル(キプロス)2013年4月3日PRN=共同JBN】MetaTrader 5取引プラットフォームの開発会社であるMetaQuotes Software Corp.は3日までに、米シカゴ・マーカンタイル取引所(Chicago Mercantile Exchange、CME、 (リンク ») )からプラットフォーム認証を得たと発表した。これによって、CMEブローカーはCME顧客との取引の際にMetaTrader 5を使用する機会を得ることになる。
正式に与えられた認証は、MetaTrader 5( (リンク ») )が先物取引に関しCMEが設定したすべての技術要件に適応していると指摘している。この取引プラットフォームは、市場データとトレーディング・オペレーションを正確に処理するため専用開発されたゲートウエーを通じて取引所と接続され、CME( (リンク ») )が義務付けるリポートも生成する。
CME以外でも、この取引プラットフォームは世界のさまざまな取引所によってすでに認証されている。しかしこのプラットフォームは、取引所の認証に先行して進化している。ことし最初の2カ月間の間に、モスクワ証券取引所(Moscow Exchange、 (リンク ») )はすでにライブ取引用としてMetaTrader 5を立ち上げた。さらに多くのブローカーが間もなくMetaTrader 5を使用したライブ取引を提供するため準備中である。
MetaTrader 5取引プラットフォームはこれまで外為市場にだけ関連するものだったが、証券取引所トレーダーが同プラットフォームに寄せる関心は極めて高い。これまでのところ、各トレーダーからのフィードバックはMetaTrader 5の主な利点として、高性能、広範囲にわたる分析機能、モバイルや自動取引の分野で先進的ソリューションを使用できる能力などを挙げている。
Otkritie Financial Corporation( (リンク ») )でインターネット取引の責任者を務めるアレクサンドル・デュブロフ氏は「MetaTrader 5はわれわれにとって大変満足いく選択である。バックオフィス・ソリューションとしてこれまで最高であり、インターフェースも大変使いやすい。トレーダーからの最初の好意的フィードバックを見ても、このプラットフォームは将来が約束されている」と語った。
MetaQuotes Software Corp.は現在、CME認証獲得を終えCME会員社の証券会社に焦点を合わせている。MetaQuotes Software Corp.のガイエス・クリース最高執行責任者(COO)は「新しいプラットフォーム立ち上げは、ブローカーにとって大変課題が多いことは承知しており、われわれは証券取引所の参加者に積極的支援とサポートを提供する。立ち上げは時間を要する複雑なプロセスだが、これまでのトレーダーからのフィードバックを見れば十分見込みはある」と述べている。
同社はさらに、世界の他の取引所とプラットフォームを統合するため活動している。今後2カ月間でトルコ・デリバティブ取引所(TURKDEX、 (リンク ») )とワルシャワ証券取引所(Warsaw Stock Exchange、 (リンク ») )から認証を得るよう計画している。
▽MetaQuotes Software Corp.について
2000年に創業したMetaQuotes Software Corp.は、MetaTraderの商標で金融市場向け取引プラットフォームを開発してきた。同社は外為取引用ソフトウエア市場のリーダーとして国際的に知られている。MetaTrader取引プラットフォームは現在、世界各地で600社以上の証券会社、銀行が使用している。新プラットフォーム、MetaTrader 5は同社が証券市場向けに開発し、世界各地の証券取引所に積極的に販売拡大を図っている。
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ソース: MetaQuotes Software Corp.
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