顕著な変更ではないとはいえ、今回の正式社名変更は過去25年以上にわたる自社開発と事業買収を通じた、会社としての能力の拡大を表しています。PTCは、デスクトップCADの先駆者として創業し、その後、短期間で、製品情報の増加を管理する最初のウェブベースソフトウェア製品提供を開始し、現代の製品ライフサイクル管理(PLM)市場を生み出すことに貢献しました。業界コンサルティング会社のCIMdata社によると、PLMと関連ソフトウェアおよびサービスのグローバル市場規模は、2016年までに500億ドル近くに達すると予想されています。
PTCは、現CEOのジェームス・E・へプルマン(James E. Heppelmann)指揮の下、自社開発と事業買収を通じて、急成長市場への幅広いソリューションの提供を迅速に実現していくという、積極的な戦略を推進してきました。PTCは近年、PLMソリューションのポートフォリオをさらに拡大し、高度なソフトウェアが組み込まれた「スマート」製品の開発を管理する、アプリケーションライフサイクル管理(ALM)ソリューションや、特に流通小売分野のサプライチェーン管理(SCM)ソリューションを加えており、業界アナリスト企業のIDC社は、PTCがSCM市場のシェアで首位に立ったことを最近発表しています。さらに昨年は企業買収により、最も幅広いテクノロジーソリューションと最大の顧客ベースを取得することで、新興市場として急速に拡大しているサービスライフサイクル管理(SLM)分野への参入を加速しました。 PTCは現在、構想から設計、調達、サービスまで、最も広義の製品ライフサイクルに対応する、テクノロジーソリューションを提供しています。
PTC社長兼最高経営責任者(CEO)のジェームス・E・へプルマン(James E. Heppelmann)は「グローバル製造業全体において大きな変革が確実に進んでいます。この変化に対応するためPTCも進化し続けており、企業としてのビジョン、ソリューション対応市場範囲、テクノロジーポートフォリオ、および顧客における競争優位性獲得に向けた支援能力を拡大しています。この展開を反映して、現在のPTCをシンプルに示す正式社名に変更しました」と述べています。
【PTCについて】
PTC(本社:マサチューセッツ州、Nasdaq: PMTC)は、製造業における継続的な製品とサービスの優位性(Product and Service Advantage)の実現を可能にします。PTCのテクノロジーソリューションは、構想、設計から調達、サービスまで、製品ライフサイクル全体にわたり、お客様の製品の開発とサービスの変革を促進します。1985年に設立されたPTCは、世界各国に6,000名以上の従業員を有し、グローバル規模で分散化し急速に変化する製造業界に携わる27,000社を超える顧客企業を支援しています。
【PTCジャパンについて】
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区)。CAD、製品ライフサイクル管理 (PLM)、アプリケーション ライフサイクル管理 (ALM)、サプライチェーン マネジメント (SCM)、サービス ライフサイクル管理 (SLM) の各テクノロジーソリューションにより、製造業における顧客企業を支援。全社に渡り製品イノベーションへの貢献を可能にする新しい設計ソフトウェアファミリーの PTC Creo、製品データ管理/製品開発コラボレーション/製品分析・品質ライフサイクル管理の PTC Windchill、ソフトウェア要件管理/変更・構成管理/テスト管理/実装管理のPTC Integrity、ダイナミック・パブリッシング・システムの PTC Arbortext、技術情報/サービスナレッジ管理/補修部品管理/保証・契約管理/フィールドサービス管理/サービス物流管理のPTC Servigistics、工学技術計算の設計と文書化を同時に行える PTC Mathcad といった革新的なソフトウェア製品、および製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービス、テクニカルサポートを提供しています。1992年3月設立。国内4事業拠点。Webサイト: (リンク »)
* PTCの社名、ロゴマークおよびWindchill、Creo、Integrity、Arbortext、Servigistics、MathcadなどすべてのPTC製品の名称およびロゴマークは、PTC(米国および他国の子会社を含む)の商標または登録商標です。その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
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