メディアキャストとフィックス、JNN系列のテレビユー福島へデータ放送統合システム「DataCaster M3」と「PiTENTRY2」を納入

地方局におけるポストデジタル推進と、地域活性化に寄与

株式会社メディアキャスト

2013-07-01 10:30

株式会社メディアキャスト(本社:東京都渋谷区、代表取締役 杉本 孝浩)と、株式会社フィックス(本社:石川県金沢市、代表取締役社長 松本 唯史)は、福島県を放送対象地域とするJNN系列局である株式会社テレビユー福島(本社:福島県福島市、代表取締役社長 水野 忠隆、略称:TUF)へ、統合型データ放送ソリューション「DataCaster M3(データキャスター エムスリー)」、およびデータ放送対応の双方向番組制作支援ASPサービス「PiTENTRY2 BML Edition」(ピット・エントリー2 BMLエディション)を納入し、本格稼働開始したことを発表します。
これにより、TUFは、系列局から提供される「全国ニュース」に加えて、7月1日からTUF独自のコンテンツとして、新しく「福島のニュース」を配信開始しました。また、「お天気情報」をより詳しくし、「アメダス福島 積算雨量」、「アメダス福島 風」などの新しい情報を追加しました。今後、地域に密着したタイムリーな情報提供や災害時の緊急情報の配信など、データ放送による新しいサービス、双方向性を活かしたユニークな企画を徐々に拡充していく予定です。また、今後急速に普及が見込めるスマートフォンやタブレット端末などのセカンドスクリーン戦略と、視聴者参加型の双方向番組展開を積極的に進める計画です。


2011年7月の地デジ化終了から約2年が経過し、今後の地上波テレビ局には、デジタル放送技術を駆使した放送サービスや番組制作が期待されています。その中で、地デジ受信機に標準搭載されているデータ放送機能は、地方局における地域に密着した情報配信や、今後のスマートテレビやスマートフォンとの連動への足掛かりとして、その活用が注目されています。
東日本大震災の影響で、約8カ月遅れで2012年3月末に完全地デジ化が完了したTUFは、JNN系列(TBS系)番組に加えて、自主制作番組の提供に注力することで、地域の活性化や住民へのサービス向上に寄与することを目指してきましたが、データ放送技術や双方向機能の活用に着目しており、視聴者参加型の特別番組をはじめとする幾つかのトライアル展開を経て、今回の本格導入に至りました。


系列地方局のデータ放送では、系列ネットワークのコンテンツと独自コンテンツとの連携や、ネット編成とローカル編成との切り替え時の制御など高度な技術が必要となりますが、メディアキャストでは、今回、納入した「DataCaster M3」と共に、これまでのデータ放送に関する多くの経験や知見を基に実現しております。当システムにより、今後TUFでは、地域に密着した独自コンテンツや、視聴者参加型番組などを容易に送出することが可能となります。


◆「DataCaster M3」について
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「DataCaster M3」は、メディアキャストが長年培ったデータ放送に関する「制作技術」、「送出技術」、「運用技術」の3つの技術を統合し、高度な技術力やノウハウがなくても直感的な操作だけで簡単に利用可能にすることをコンセプトに開発したシステムです。業界でデファクトスタンダードとして広く普及しているBMLオーサリングソフトウェアや、ARIB自動変換機能を備えた高機能なCMS(コンテンツマネジメントシステム)、ならびに拡張性に富んだデータ放送送出装置、運用装置などを統合しており、地上波テレビ局向けの従来型システムで同等の環境を構築するのに比べて約1/5以下の低価格であるため、専門技術者の人数や予算に限りのある地方放送局やケーブルTV局に最適なソリューションです。
※「DataCaster M3」の詳細は以下をご参照ください。
(リンク »)


◆「PiTENTRY 2 BML Edition」について
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「PiTENTRY 2 BML Edition」は、放送局がサーバをはじめとする各種設備を持たずに、アンケート、投票ランキング、プレゼント応募などの視聴者参加型双方向番組を容易に実現可能で、PCや携帯電話、ならびに地上デジタル放送受信機(固定受信機、ワンセグ)から視聴者が入力したデータを、PiTENTRY双方向センターで集計して、その結果をリアルタイムにテレビ画面に描画することができます。
※「PiTENTRY 2 BML Edition」の詳細は以下をご参照ください。
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◆ TUFの新しいデータ放送サービスについて
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今回サービス開始したコンテンツを第一弾として、今後、徐々にデータ放送コンテンツを拡充する計画です。
詳細は以下をご参照ください。
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このプレスリリースの付帯情報

テレビユー福島のデータ放送画面

用語解説

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■ 株式会社テレビユー福島(TUF)について
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(リンク »)
株式会社テレビユー福島はTBS東京放送をキーステーションとするJNN(ジャパン・ニュース・ネットワーク)の一員として、1983年に開局。2013年12月に開局30周年を迎えます。常に地域に根ざした放送を心がけ、特に東日本大震災後は、地元の放送局として「福島の真の姿」そして「日常の姿」を、「福島の未来」のために日々全国に発信しています。多くの方々に支えられ、地域のメディアとして歩んできた30年。“楽しくてためになるテレビ”、そして復興の“力になるテレビ”でありたいと、『スゴ!6』というキャッチフレーズを掲げ、いつも気になる「すごい6チャンネル」を目指します。

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■ 株式会社フィックスについて
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(リンク »)
1988年、TVCM、番組制作会社として設立。1996年、放送と通信の融合の時代を見据えInterMedia事業部設立。2001年には双方向番組支援システム「PiTENTRY」を開発、全国の放送局で採用がはじまる。
2006年、株式会社メディアキャストと共同で地上デジタル放送に対応した「PiTENTRY 2 BML Edition」をリリース。映像制作のノウハウ、放送の現場を熟知したシステム開発会社としてデジタル放送時代のコンテンツ戦略を支援します。

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■ 株式会社メディアキャストについて
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(リンク »)
株式会社メディアキャストは、デジタルデータ放送分野に特化したソフトウェア開発・販売、受託開発を行う業界唯一のデータ放送専門会社です。BML(Broadcast Markup Language)技術を始め、コンテンツ制作技術や運用システムなど、デジタルデータ放送に求められる専門分野で多くの経験と実績を有し、メディアキャストのデータ放送製品群は、NHK(日本放送協会)、民放各局、地方局、CATV局、ならびにコンテンツ制作会社などで多数採用され、デジタルデータ放送業界のデファクトスタンダード製品として位置付けられています。

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