AltairがCompute Manager 12.0をリリース!

ミシガン州トロイ発

アルテアエンジニアリング株式会社

2013-08-09 10:00

AltairのCompute Manager 12.0が、500人の同時利用者と500,000ジョブを超えて拡張し、より高速にHPCからビッグデータを管理
Altair( (リンク ») )は、Compute Manager 12.0( (リンク ») )をリリースしました。これは、ハイパフォーマンス環境の分散リソースにおける実行、監視、そしてワークロードと結果を管理するための同社のポピュラーなソフトウェアであるCompute Managerのさらに高速化したバージョンです。

Compute ManagerはWebベースのジョブポータルであり、PBS Professionalコンプレックスでジョブを投入、監視するためのシンプルで強力なインターフェースとして機能します。Compute Managerはジョブ投入タスクを自動化し、ユーザーと分散されたアプリケーション間のギャップを埋めます。そのためユーザーは、関連する複雑な技術的問題を一切懸念することなく、実行したいデータとアプリケーションに集中することができます。さらにCompute Managerによってユーザーは、複雑なアプリケーションスクリプトを作成、変更、およびテストする必要性を最小限に抑えながら、リモートファイルを閲覧および変更することができます。

Compute Manager 12.0は以前のバージョンに比べて1.5倍の速度で実行されます。このソフトウェアの1つのインスタンスで、100人の同時利用者と最大500,000のジョブに対応することができます。冗長性と拡張性に優れた構成を可能にする新しいLoad Balancingサポートにより、500人を超える同時利用者のスケーリングが可能です。Compute Managerの最新バージョンはさらに、人気が高くて使いやすいグラフィカルインターフェースであるAccess Management Serviceの新しいバージョンも統合しています。Access Management Serviceでは、個人やグループが様々なアプリケーションにアクセスでき、ユーザーがアプリケーションプロファイルを共有するための仕様を可能にします。

AltairのPBS Works CTOを務めるBill Nitzbergは次のように述べています。「最新バージョンのCompute Managerは、ハードウェアとソフトウェアのリソースを統合したいユーザーに最適なソリューションです。その直感的なドラッグ&ドロップ式のインターフェース、フィルタ機能でジョブを監視する能力、およびサーバーで結果を可視化する3Dおよび2Dプロットにより、ユーザーはHPCジョブの管理を簡素化できます。また、AltairのHPCパブリッククラウドを提供するHyperWorks On-Demandへのゲートウェイとしても機能します」。

Compute Manger 12.0によりHPCジョブの管理が簡素化され、ユーザーはデータと結果をリモートで表示できます。ユーザーは、Webに対応できる事実上あらゆるデバイスから安全にかつ即座に分散したリソースにアクセスすることができます。Compute Manger 12.0は企業クラスの堅牢性を誇っており、さまざまなセキュリティ上の潜在的な脆弱性から保護されています。また、新しいDisplay Manager( (リンク ») )では緊密に統合された結果の視覚化サービスを提供しており、巨大なデータセットをサーバー側で直接調べることができます。

大規模データセットを視覚化するための同様にパワフルなWebべースのインターフェースであるDisplay Manager 12.0は、Compute Managerと同じフレームワークに構築されているため、ユーザーはリモートで結果を見る際に、そのいずれかを選択することができます。クライアント側でソフトウェアをインストールする必要がないDisplay Managerは、動作時にデータ移動がなくピクセルだけを移動するため、長いデータ転送時間がかかりません。

Kirchhoff GruppeのDirk Junglas氏は次のように述べています。「PBS WorksのHPCソリューションを実装した後、私たちの全般的なハードウェア利用と生産は劇的に改善されました。Compute Managerの使いやすいインターフェースとオープンアーキテクチャにより、私たちはワークロードに優先順位を付けることができます。これはFEジョブのすべてを投入、監視、および視覚化できる総合ソリューションです」。

Altairは10月1日、米国カリフォルニア州のガーデングローブで開催される2013年度Americas Altair Technology Conference( (リンク ») )の直前にCompute Managerの体験学習ワークショップを実施する予定です。これは2日間にわたり実施されるPBS Worksユーザーグループイベントの一部です。“Compute Manager内でのアプリケーション統合入門”ワークショップは午前9時~午後4時まで予定されており、HPCユーザーを対象としています。PBS Worksユーザーグループおよびワークショップに登録するには、www.altair.com/pbsworksug13をご覧ください。

【お問い合わせ】
アルテアエンジニアリング株式会社
マーケティング本部
03-5396-1341
marketing@altairjp.co.jp

このプレスリリースの付帯情報

Compute Manager 12.0リリース!

用語解説

PBS Worksについて
アルテアのPBS Worksはオンデマンド グリッド コンピューティング テクノロジー製品群で、企業による既存のコンピューティング インフラストラクチャー資産への投資効果(ROI)を最大限に高めます。PBS Works は、グリッド コンピューティング、クラウド コンピューティング、クラスターコンピューティングリソースの管理において世界で最も幅広く導入されているソフトウェア環境であり、なかでも主力製品のPBS Professionalは、企業が面倒な手間をかけることなく、多様なコンピューティング リソースを地理的な制約を超えて共有することを可能にします。ポータルベースのジョブ投入、解析およびデータ管理向けの追加ツールにより、PBS Worksソフトウェア製品群は、HPC環境を最適化する統括的なソリューションを提供します。使った分だけ支払うという画期的な“ペイ フォー ユース”式ビジネスモデルを採用して、PBS Worksは他のソフトウェア ライセンスモデルより優れた価値と柔軟性をご提供します。PBS Worksでハイパフォーマンス コンピューティングをより速く、スマートに、生産的にする手法について詳しくは、 (リンク ») をご覧ください。

Altairについて
Altairは、ビジネス情報および技術情報の解析、管理、可視化を最適化するテクノロジーにより、企業の革新および意思決定をサポートしています。Altairは1,800人以上の従業員を擁する株式非公開企業で、南北アメリカ、ヨーロッパ、アジア太平洋地域にオフィスを構えています。エンジニアリング、コンピューティング、企業分析、革新的な製品設計、開発を支援する先進のソフトウェアおよびコンサルティングサービスにおいて27年以上の実績を持つAltairでは、さまざまな業種の顧客に一貫して高い競争力を提供しています。詳細については、www.altairjp.co.jpおよびwww.simulatetoinnovate.comをご覧ください。

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