◎子宮筋腫治療、骨転移の痛み緩和にExAblate承認　カナダ保健省

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◎子宮筋腫治療、骨転移の痛み緩和にExAblate承認　カナダ保健省

AsiaNet 54014
共同JBN 0952 （2013.8.26）

【ティラトカルメル（イスラエル）2013年8月26日】MRIガイド下集束超音波治療技術 （MRgFUS）のリーダーであるInSightec Ltdは、ExAblateシステムが子宮筋腫に対する治療と骨転移の痛み緩和に対する治療を行う医療機器として、カナダ保健省から承認されたと発表した。

ExAblateは高密度の集束超音波と継続的なMRI誘導、モニタリングを組み合わせている。集束超音波エネルギーは標的組織を焼灼して壊死させるために使われ、MRI画像は照射中のスポットの位置や温度上昇の情報を得たり、治療結果をモニターするために使われる。ExAblateの主な利点は、一度の治療で患者の急速な回復が期待できると同時に、安全性が高く、切開しないので治療後の回復が早いため、それによって患者の生活の質が改善されることである。

カナダ保健省の承認はカナダ、米国、欧州で実施された臨床試験の公表されたデータに基づいている。ExAblateは2004年に米食品医薬品局（FDA）により最初に承認されており、FDAとカナダ保健省から承認された唯一のMRIガイド下集束超音波治療器である。世界で1万人がすでにExAblateによる治療を受けている。

InSightecのCEOで創立者であるコビ・ボルトマン博士は「カナダ保健省の承認はExAblateの高い安全性に対する新たな信任票である。これは婦人科系疾患やさまざまな腫瘍に対する治療だけでなく、脳神経外科の分野への臨床応用を拡大するというInSightecの確固たるコミットメントをあらためて強調するものである」と語っている。

▽InSightec Ltd.について
InSightec（ (リンク ») ）Ltd.は、Elbit Imaging、ゼネラル・エレクトリック、MediTech Advisorsが所有する株式非公開企業である。同社は1999年に設立され、MRIガイド下集束超音波治療技術（MRgFUS）を医療目的の技術に応用してExAblateを開発した。ExAblateはウォールストリートジャーナルのTechnology Innovation Awards、EUのIST大賞など人類を支援するイノベーションとその可能性に対していくつかの賞を受けている。タイム誌は最近、焦点式超音波を「50の最優秀イノベーションの一つ」にあげた。詳しい情報は (リンク ») へ。

▽メディア問い合わせ先
Lynn Golumbic
lynng@insightec.com
Tel: +972-4-8131309

ソース：InSightec Ltd