MASCが発表した情報保障サービスは、来る第26回東京国際映画祭のバリアフリー上映企画(松竹配給「武士の献立」)にて、iPod touchを使い、バリアフリー字幕、英語字幕、視覚障害者用音声ガイド対応版として初披露されます。
当該スマホアプリは平成26年度より一般配信が計画されているため、ITAは今後の「SyncNow」の音声透かし挿入ツール及びアプリ開発用SDKのセット販売と商用ライセンスの販売を見込んでおります。
バリアフリー上映に対応する新しい劇場設備と、
バリアフリー上映によって広がる観客の可能性についてのシンポジウム
【第26回東京国際映画祭】
日時:10月24日(木)11:00~13:00「武士の献立」上映 13:00~14:00シンポジウム
場所:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ スクリーン3(プレスパスは事前登録が必要)
主 催:一般社団法人日本映画製作者連盟/公益財団法人ユニジャパン
共 催:経済産業省
企画詳細: (リンク »)
■情報保障サービス開発の背景
現在、芸術へのアクセス保障を含む「障害者権利条約」の批准が近いと言われています。超党派による「障害者芸術文化振興議員連盟」も設立され、映画・映像のバリアフリー化についても本格的な議論が始まりました。これまで一般社団法人日本映画製作者連盟各社が中心となり、この問題に取り組んできましたが、現状設備の関係で対応が遅れていました。このシステムを使うことで劇場設備は最小限で対応可能です。
耳が聞こえない、聞こえ難い方には字幕、目が見えない、見え難い方には音声ガイドが必要です。また、超高齢化社会、そして2020年東京オリンピックに向かう日本において、この動きがユニバーサルデザインに繋がっていきます。
■情報保障サービスの特長と将来性
・バリアフリー字幕の他、英語・中国語など多言語の字幕、手話等の映像、音声ガイド等の音声等、
あらゆる情報の配信がスマートフォンなどのセカンドスクリーンで同時に対応可能
・ヘッドマウントディスプレイを使用することで、スクリーンの前に字幕が浮いて見える
・電波や無線LANを一切使用しないため、映像や音声を流せる装置と携帯端末さえあればどこでも
誰でも利用可能
・携帯端末を持込可とすれば映画館の設備投資は不要
・映画館の他、博物館・美術館の映像展示物、アトラクション等への対応も可能
アイティアクセス株式会社について
【 代表者 】鏑木祥介
【 設 立 】2000年4月25日
【事業内容】欄Civolution社の国内代理店、ブラウザやリアルタイムOS等の組込みソフトウェアを
中心としたエンジニアリング商社
【 URL 】 (リンク »)
NPO法人メディア・アクセス・サポートセンターについて
【 理事長 】山上徹二郎
【 設 立 】2009年6月25日
【事業内容】 映画、アニメなどの映像コンテンツに対する情報保障を推進する
【 URL 】 (リンク »)
<SyncNowに関するお問い合わせ先>
アイティアクセス株式会社 営業部 福田美穂
TEL:045-474-9095 FAX:045-474-8823
MAIL: info@itaccess.co.jp
<情報保障サービス及びバリアフリー上映会に関するお問い合わせ先>
NPOメディア・アクセス・サポートセンター
事務局長 川野浩二
TEL:03-5937-2230 FAX:03-5937-2233
MAIL: info@npo-masc.org
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。