AsiaNet 55072
【編註】クライアントからの要請により、提供された原稿をそのまま配信します。
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パロアルトネットワークスとVMware、
ネットワーク仮想化と次世代セキュリティソリューションの統合で
クラウド移行を加速
統合ソリューションが物理環境と仮想環境の一元管理を実現し、
ネットワークセキュリティ導入の自動化と迅速化を現実に
2013年11月20日サンタクララ(カリフォルニア州) - Palo Alto Networks(R)(NYSE:PANW、以下 パロアルトネットワークス)と、VMware, Inc.(NYSE:VMW、以下 VMware)は米国時間11月19日、共同開発ソリューションに向けたパートナーシップを締結したことを発表しました。
この統合ソリューションは、VMware NSX(TM)ネットワーク仮想化プラットフォームをベースに、パロアルトネットワークスの次世代ネットワーク セキュリティを「Software-Defined Data Center」でプロビジョニングおよび分散する作業を自動化します。
(ロゴ: (リンク ») )
変化の激しいクラウド向けデータセンター環境では、セキュリティのプロビジョニングと変更管理は運用上の課題の一つになっています。アプリケーションのプロビジョニングが迅速かつ簡単になっているのに対して、ネットワーク セキュリティの設定とポリシーの適用には時間がかかり柔軟性がなく、遅れをとっている状態です。また、アプリケーション、ユーザ、データにリンクしたセキュリティ ポリシーを適用できる次世代ファイアウォールは、効果的なサイバーセキュリティ戦略の要件としてニーズが高まっています。
これら変化する要件への対応を目指すため両社が協力をし、パロアルトネットワークスの仮想化次世代セキュリティプラットフォームである「VMシリーズ」( (リンク ») )と、「VMware NSX」ネットワーク仮想化プラットフォームを組みあわせたソリューションを提供することとなりました。この統合ソリューションで、次世代ネットワークセキュリティの物理環境と仮想環境での一元管理を実現できるようになります。
米リサーチ会社Enterprise Strategy Group社の上級主席研究員、Jon Oltsikは次のように述べています。「クラウドの登場により、セキュリティに新しい課題が生まれました。このように急速に変化を続ける環境のセキュリティ要件を満たすには、ポートやプロトコルといった物理的な属性をベースにする従来のセキュリティシステムではもはや対応できません。ネットワーク仮想化を統合することで運用上の課題を軽減する次世代セキュリティのアプローチは、クラウド導入で欠かせない要素です」。
Software-Defined Data Center向けの次世代ネットワークセキュリティ
Software-Defined Data Center では、VMware NSXのネットワーク サービスの挿入機能と、パロアルトネットワークスの次世代セキュリティ テクノロジを組み合わせることで、アプリケーションの導入、移動、拡張、保護を簡素化します。また、ポリシーを一元的に管理および適用するで、俊敏性と効率化を実現します。
現在、この統合ソリューションのベータ版が一部ユーザに提供されており、正式販売は2014年前半を予定しています。これまで仮想アプリケーションの導入には手作業で行ってきた作業が多く、2ヵ月ほどかかるケースもありましたが、次世代セキュリティ サービスはこの期間を短縮できます。その結果、従来の遅延がなくなり、Software-Defined Data Center の特長である完全な俊敏性、効率、コスト削減を実現できるだけでなく、次世代セキュリティポリシーによるセキュリティ保護も実装できます。
統合ソリューションには次のような特長もあります。
・先進的なネットワーク サービスのプロビジョニングを自動化
・一貫性のあるネットワークセキュリティモデルで、既知と未知のサイバー攻撃から物理ワークロードと仮想ワークロードの両方を保護
・仮想マシンのネイティブなセグメント化により仮想ネットワークを構成
・トラフィックの操作と実施を仮想インタフェースで透過的に実行
・仮想マシンのコンテキストでアプリケーション、ユーザ、コンテンツをきめ細かく可視化
・仮想インフラストラクチャとセキュリティ管理プラットフォーム全体でコンテキストを共有
・サーバ管理者、ネットワーク管理者、セキュリティIT管理者の職務を分離
両社のコメント
「VMwareは、クラウド コンピューティングを主要なIT環境にもたらした先駆者であり、普及の阻害要因を一つずつ解消することによって、ネットワークのアジリティ、柔軟性、スピードを実現できる環境をユーザに提供しています。パロアルトネットワークスとVMwareのパートナーシップは、セキュリティの課題解決を大きく前進させました。それぞれが誇る業界最高のプラットフォームを統合したソリューションは、ビジネス アプリケーションのセキュアな実行、サイバー攻撃からのネットワーク保護、短期間でのクラウドへの移行をサポートします」。
パロアルトネットワークス シニアバイスプレジデント プロダクトマネジメント Lee Klarich
「VMware NSX(TM)は、ユーザが戦略的テクノロジ パートナーへの投資を継続して活用することを念頭に設計されています。パロアルトネットワークスは、次世代ネットワークセキュリティの分野をリードするパートナーであり、SDDでセキュリティを実現することを目的とした革新的なソリューションを提供しています。パロアルトネットワークスとVMwareのユーザは、VMware NSXの分散サービス フレームワークを利用することで、パロアルトネットワークスのセキュリティ サービスを迅速かつ簡単に挿入し、物理および仮想環境全体を包括的に保護することが可能になります」。
VMware, Inc. ヴァイスプレジデント ネットワーキングセキュリティ Hatem Naguib
統合ソリューションの詳細については、下記のWeb サイトをご覧ください。
・ネットワーク仮想化とセキュリティについてのVMwareネットワーク仮想化ブログ( (リンク ») )
をご覧ください。
・パロアルトネットワークスのブログと関連サイトはこちら( (リンク ») )をご覧ください。
【パロアルトネットワークスについて】
パロアルトネットワークス(NYSE: PANW)は、サイバー攻撃から数多くの企業、行政機関、プロバイダのネットワークを守るサイバーセキュリティのリーディングカンパニーです。当社の提供する次世代ファイアウォールは、変化の激しい今日のIT業界で重要となるアプリケーションやユーザー、コンテンツを基にセキュリティの保護を行い、お客様のビジネス展開をサポートします。詳しくは (リンク ») をご覧ください。
【VMware について】
VMWare(本社:カリフォルニア州パロアルト)は、クラウド時代においてビジネスの活性化を支援する仮想化ソリューションおよびクラウド インフラ ソリューションを提供いたします。ヴイエムウェアは、顧客がITリソースの構築・提供・利用を、発展的かつ企業特有のビジネスニーズ対応した方法で、移行できるよう支援します。ヴイエムウェアは、50万社を超える顧客、および5万5,000社を超えるパートナーを有し、全世界にオフィスを展開するグローバル企業です。当社の2012年度の売上高は、46億1,000万ドルです。VMwareの詳細は www.vmware.com/jpをご覧ください。
Palo Alto Networks、"The Network Security Company"、Palo Alto Networksロゴは、米国におけるPalo Alto Networksの商標です。本書に記述されているその他すべての商標、商号、サービスマークは、各所有者に帰属します。
VMware、VMware NSXは、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。他のすべての名称ならびに商標は、それぞれの企業の商標または登録商標です。 - See more at: (リンク »)
本プレスリリースで述べているVMwareとPalo Alto Networksとのパートナーシップは、ビジネスとマーケティングにおけるもので、両社間による法人組織の設立やパートナーシップ、または共同事業の創設を意味するものではありません。
情報元: Palo Alto Networks
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パロアルトネットワークスPR事務局
株式会社アクティオ
Tel: 03-5771-6426 Email: paloalto-pr@actioinc.jp
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