AsiaNet 55984
共同JBN 0238 (2014.3.5)
【サファーン(米ニューヨーク州)2014年3月4日PRN=共同JBN】
*Total Recall Corp.は年間数百万人が訪れる自由の女神像の安全、セキュリティー、運用を改善する革新的なIPビデオ・ソリューションを生み出すため、最高のテクノロジープロバイダー9社による「ドリームチーム」を結成した。
監視ソリューションを専業とするビデオ中心のセキュリティーテクノロジープロバイダーであるTotal Recall Corporation( (リンク ») )はこのほど、最新のテクノロジーベンダー9社を集めて、米公園警察、国立公園局(NPS)、内務省(DOI)が使用する受賞歴のあるIPベースのデジタルビデオ・サーベイランス・ソリューションを提供、最近改修した自由の女神国定公園とリバティーアイランドの公衆安全を強化し、運用上の効率を向上させることになった。
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注目されるこのプロジェクトは、米セキュリティー・インダストリーズ・アソシエーション(SIA、 (リンク ») )から2013 Bronze STE Security Innovation Awardを受賞した後、2014年にGovernment Security News Homeland Security Extraordinary Achievement in Public Safety and Security( (リンク ») )を受賞して始まった。
自由の女神像は、ハリケーン・サンディによる荒廃のため修復、改修が行われた8カ月後、2013年7月4日の独立記念日にあらためて公開された。Total Recallは改修の一環として、同社の献金で設計、設置、維持される最新の監視システムを提供して公園警察、NPS、DOIを支援することになった。
Total Recallは再公開の準備に当たって、女神像の監視とセキュリティーシステムを頂点から底辺まで再設計した。その中には時代遅れのアナログCCTVから最新のIPベースのデジタルビデオ・テクノロジーへの移行、NPSと公園警察を支援するインテリジェントで超現代的なコマンドセンターの構築が含まれる。これによってNPS、公園警察は業務をより効率的に遂行し、公園をセキュリティー監視施設などこれまでは手の届かなかったビデオ監視で区域をカバーすることができるようになる。
公園警察リバティー地区司令官のグリゴリー・ノーマン警部は「NPSおよび自由の女神国定公園は、Total Recallが寄贈する総合的なセキュリティーシステムを高く評価している」と語った。Total Recall Corporationのジョーダン・ヘイルウェル社長は「われわれは自由の女神の監視システム設計と設置計画の一翼を担うことあらためて誇りに思う。われわれはできる限りの保全を果たし公園警察、DOI、NPSを支援するため、最新のセキュリティーテクノロジープロバイダーのドリームチームを結成し、毎年女神像を訪れる数百万家族に思い出ある経験を提供する」と語った。
IPベースのテクノロジーとシステムの革新的な設計は、リバティーアイランド全域とともに公園の監視施設とメーンロビーから女神の王冠につながる全393階段をカバーすることができる。このテクノロジーは公園を訪れる人々の毎日の安全とセキュリティーに使われるとともに、公園警察とNPSが人々の流れを監視し、アイランドあるいは女神像内で列を組んで歩き、フェリーサービス運営を支援し、迷子になった子供たちを両親に戻し、緊急医療に対応する人的管理能力を拡大する。
ヘイルウェル社長は続けて、「当社パートナーはすべてこのミッションの一端を担うことを誇りに思っている」と語った。自由の女神の新しい監視システムについてTotal Recallが選別したパートナーは以下の通り。
*Axis Communications( (リンク ») )はHDTV品質、並外れた夜間監視性能、強力なズーム機能、信頼性、用心深く設定された外観によるほぼ160台のIPカメラ提供。
*BriefCam( (リンク ») )は独自のVideo Synopsisソフトウエアソリューションを提供。同ソリューションによって警察やセキュリティー要員は数分で数時間の監視ビデオを見直すことができる。
*DragonWave( (リンク ») )はマルチギガビットのパケット・マイクロ波無線を供給し、ミッションクリティカルな公衆安全通信向けに通信事業者級の送信能力を提供する。
*Milestone Systems( (リンク ») )はあらゆる部品を統合するオープンプラットフォームのIPビデオ管理ソフトウエアを提供し、最初の応答者はライブあるいは録音ビデオを見ることもモバイル機器を使用することもできる。
*Pivot3( (リンク ») )はIPビデオ業界向けに特に設計された信頼できるデジタルストレージおよびコンピューターを提供。
*Proxim Wireless( (リンク ») )はこれまでのシステムでは到達できなかった地域にIPカメラを接続するため、WORP(登録商標)テクノロジーを利用する高容量、広域無線ブロードバンドを提供する。
*RGB Spectrum( (リンク ») )はMediaWall 2900ディスプレー・プロセッサーを使って新しいコマンドセンターで巨大なビデオウォールに表示する複数のビデオフィードを可能にする。
*Scallop Imaging( (リンク ») )は6メガピクセル、超微小光(高感度)ビデオとゆがみのないパノラマ200度視野を持つすべてソリッドステートのM6-200 IPカメラを通じた周辺セキュリティーを提供。
*Winsted Corporation( (リンク ») )は人間工学的に設計されたコマンドセンター用コンソールを提供して、オペレーターは緊張度の高い環境にあってできる限り効率的で快適な気分になる。
進行中の監視システム展開は、記念建造物に設置されればアールデジタルの監視システムとして初めてとなるもので、NPSは光ファイバーと無線接続の組み合わせのおかげで、旧式のアナログシステムでは届かなかったアイランド地域をカバーすることができるようになる。Total Recallは1999年に、女神像とリバティーアイランドの大がかりなセキュリティーシステムのオーバーホールを計画、監督し、最新のアップグレードは2004年に行われたのが最後となった。新しいシステムを設置する諸条件は容易なことではなく、ヘイルウェル社長は、環境がハリケーン・サンディによる損傷がなくても独自の問題があると指摘している。同社長は「ハリケーン・サンディによる停電、洪水、損害は、この素晴らしいチームにとっても女神像がいつものように訪問者を迎えられるようにするに難しいことだ」と語った。
ニューヨークハーバー国立公園保全局( (リンク ») )によると、年間約400万人が自由の女神国定公園とエリスアイランド国定公園に訪れている。詳細は (リンク ») を参照。
Total Recallは3月13-14日ニューヨークのジェイコブ・K・ジャビッツ・コンベンションセンターで開かれるASIS New York City Security Conference and Expoで自由の女神プロジェクトを説明する。
▽Total Recallについて
Total Recall Corp.はコマンド・コントロール(指令)センター、無線接続、ビデオネットワーク設計・管理を含めて、監視ソリューションを専業とするビデオ中心のセキュリティーテクノロジー・プロバイダーである。Total Recallは1985年に創設され、ニューヨーク市当局、大規模および中小規模の企業、組織に25年以上にわたり監視ソリューションを提供してきた。Total Recallはコンセプトから完成まで、迅速、スケーラブルな設置と費用対効果のあるメンテナンスを提供するオープン・ネットワーク基準を持って、独自の現場装置CrimeEye(登録商標)を含むその種で最高の製品を統合するカスタムソリューションを構築、サポート、保守している。
さらに詳しい情報は (リンク ») を参照。
ソース:Total Recall Corp.
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