NTTレゾナント株式会社
スマートフォンアプリ・サイトの検証をブラウザ上で行える
「Developers AppKitBox - Remote TestKit ブラウザ版」、
対応ブラウザや機能を揃え正式提供開始
~「Remote TestKit」のAPIも提供開始し、更に便利に~
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NTTレゾナント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:若井 昌宏)は、クラウド経由で使えるスマートフォン端末リモート検証サービス「Developers AppKitBox(デベロッパーズアップキットボックス) - Remote TestKit」(以下、「Remote TestKit」)において、ブラウザ上で操作できる「Remote TestKit ブラウザ版」の正式提供を開始します。昨年12月よりβ版として一部機能・端末等で提供してきましたが、本日からの正式提供に伴い、対応ブラウザや対応機種、機能を大幅に拡充します。
「Remote TestKit」は当初、開発者向けに開発時に検証しやすいサービスとしてクライアントソフトウェア版を提供していましたが、デザイン確認やアプリの受入試験、リリース後のユーザー問い合わせなどの開発者以外の利用ニーズが高まったことから、直感的なインタフェースで利用できるブラウザ版の提供を開始します。ブラウザ版は、PCへ専用ソフトウェアをインストールせずに手軽に検証できるため、ソフトウェアの個別インストールが制限されている企業も利用しやすくなります。
なお、ADB(*1)での接続などを重視した開発における検証は、引き続きクライアントソフトウェア版を利用することで実施可能です。
1. 「Remote TestKit ブラウザ版」の正式提供
(1) 主な提供機能
・複数端末の同時レンタル
・アプリケーション(apk ファイル、ipaファイル)のインストール
・画面の回転
・URL指定したブラウザの起動
・同時複数端末画面キャプチャ
・GPS位置情報入力
・ADBによるログ確認 など
(2) 利用可能端末
「Remote TestKit」にて提供中の全端末(約220機種240台)
(3) 対応ブラウザ
・Google Chrome(最新バージョン)
・Firefox(最新バージョン)
・Internet Explorer(バージョン10以上)
・Safari(最新バージョン)
(4) ご利用料金
一つのアカウントでブラウザ版、クライアントソフト版の両方がご利用いただけます。
2. 「Remote TestKit」Thrift API提供
JenkinsなどのCI(継続的インテグレーション)ソフトウェアと連携するニーズが増加したことから、実端末に対して自動テストを実行することが可能な「Remote TestKit」のThrift API提供を開始します。対応言語はJava、PHP、Ruby、Perl です。
<提供するThrift API一例>
・端末のレンタル・自動延長API
・WebページキャプチャAPI
・仮想adb有効化API
・画面キャプチャ・動画録画API
※「Remote TestKit」のAPI機能の利用方法については、AppKitBoxに関するお問い合わせ (リンク ») までお問い合わせください。
<API利用例>
(利用例1)
コードがコミットされるたびに実機をレンタルして、仮想adb経由で自動テストを走らせて結果を取得し、その遷移を録画APIでムービーファイル化して参照できるようなシステムの構築。
(利用例2)
新しい機種がリリースされるたびに、自社サイトのWebページをキャプチャして画像ファイル化し、運用チームに自動でメールするようなシステムの構築。
3. クライアントソフトウェア版のオートアップデート機能を追加
これまでソフトウェアのバージョンアップが実施されると、ユーザーに都度最新バージョンのダウンロードとインストールをしていただいていましたが、今後自動で更新されるようになります。
4. レンタル中の端末の表示
他のユーザーが利用中の端末について、これまで端末リストに表示されませんでしたが、今後はリストに「レンタル中」と表記されます。
5. 利用方法について
「Developers AppKitBox - Remote TestKit」のページから、ログイン(初めてご利用の場合はユーザ登録後)してご利用いただけます。
「Developers AppKitBox - Remote TestKit」URL : (リンク »)
※「Remote TestKit」サービス紹介動画は下記をご覧ください。
URL: (リンク »)
※ 記載されている会社名、サービス名および商品名は、各社の登録商標または商標です。
(*1) ADB(Android Debug Bridge)はAndroid Debug Bridgeの略で、Android SDKに含まれるツール。ADBを使うことで、PCにUSBケーブルなどで接続したAndroid端末をPCから制御することができ、開発したアプリケーションの検証作業などを容易に行うことが可能。
以上
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。