障がいがある方を対象とする就労支援センター、子ども一人ひとりの課題に合わせたオーダーメイドの幼児教室・学習塾を全国展開する株式会社ウイングル(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:長谷川敦弥)は、神奈川県横浜市旭区に、新たな総合幼児教室「Leafジュニア二俣川教室」を5月1日(木)より開校いたします。障がいの有無に関わらず、発達の遅れが気になる0~6歳までの未就学児を対象に、子どもの発達段階に応じた集団生活スキルを指導し、就園・就学時に必要となる社会性の向上を図ります。「Leafジュニア二俣川教室」は、児童福祉法の福祉サービス「児童発達支援事業」に基づく総合発達コース専門の教室です。
Leafジュニアは、発達が気になるお子さまの教育からはじまった幼児教室です。子ども一人ひとりの違いを理解し、すべての子どもたちが、より楽しく学べるように、達成感を得られるように、個々の特徴や成長に合わせて、教え方や環境を工夫しています。
Leafジュニアでは、まず子どもの発達の課題に対して、行動観察や保護者への聞き取りを通し、得意・不得意、好き・嫌い、過ごしにくさなど問題の背景にある要因から明らかにし、その結果をもとに、子ども一人ひとり個別の指導計画を作成。子どもが主体的に楽しく学べるよう開発された独自の教材などを用い、個別と集団を組み合わせた指導を実施し、生活スキルやコミュニケーションスキルをトレーニングします。子どもの成長や環境の変化に合わせて、指導内容や方法を適時更新していきます。自治体やさまざまな地域機関と連携し、包括的な支援体制を構築するほか、支援技術の情報交換をおこない、より良質なサービス提供に注力しています。
新たに開校する「Leafジュニア二俣川教室」で提供する「総合発達コース」は、経験豊富な保育士や臨床心理士などのスタッフが、応用行動分析(ABA)をベースに指導を行います。利用者は国と自治体からの給付により1割の負担額での利用が可能です*。このコースでは、1日に利用できる人数が限定されるため、Leaf各拠点につき15~20名、全拠点ではおよそ350名の待機者を抱えているのが現状です。当社では今後も、Leafジュニアの教室を積極的に展開していく予定で、一人でも多くの子どもたちの成長に寄与し、発達面の課題を抱える子どもが本来持つ多様な可能性を広げていきたいと考えています。
Leafジュニアは2014年4月現在で、首都圏22教室、約2,200名のご利用をいただいています。神奈川県内では今回の二俣川教室が9教室目のオープンとなります。
*利用にはお住まいの市区町村での通所受給者証の申請手続きが必要です
「Leafジュニア 二俣川教室」概要
■住所 : 横浜市旭区本村町108-7 北井ビル1F
■電話番号 : 045-444-3384
■交通案内 :相模鉄道本線 二俣川駅から徒歩6分
■WEB : (リンク »)
■サービス利用の手続きについて
サービスの利用には、お住まいの市区町村(または保健所等)で通所受給者証の申請手続きを行い、通所受給者証を取得する必要があります。
※申請には数週間かかることがあります。
※受給者証の発行の決定権は自治体にあります。また、発行に際しては医師の診断書または相応の相談機関等の意見書が必要となる場合があります。
■Leafについて
ウイングルが手がける教育事業「Leaf」では、未就学児向け総合幼児教室「Leafジュニア」と就学児向け学習指導施設「Leafプログレス」の2つのサービスを提供しています。
■Leafの指導方針
Leafでは子ども一人ひとりの目標に対して効果的に楽しく学べるよう指導を行っています。
1.お子さまの主体性を養う指導
Leafでは子どもが主体的に学ぶ環境を作り、成功体験を積ませることによって次の学びに繋げていくことを重視した指導を行っています。やりたくないことをやらされるのではなく、子ども自身が知りたい、学びたいと思い、自発的に学習をしたり適切な行動を取ったりしやすいような指導環境を作ります。
2.一人ひとりに合った学び方を提供
子どもは一人ひとり異なる学び方をします。Leafでは一人ひとりにとって、どのような学び方が一番適しているのかを分析し(アセスメント)、学び方の選択肢を提供することによって、効果的にかつ楽しく学べるような仕掛けを作っています。また、日々成長していく子ども自身や取り巻く環境に合わせて指導内容・指導方法も随時更新していきます。
3.Leafの外でも学んだ知識やスキルを発揮できるように
Leafにとどまらず、Leafの外でも学んだ知識やスキルが活かせるようにしています。そのために外部機関(行政・医療機関など)と連携し、子どもを取り巻くチームとして、学ぶ環境を整えていきます。
■Leafの指導の流れ(具体的な指導例とともに)
例)苦手な課題になるとかんしゃくを起こしてしまうA君
1.アセスメント(分析)
なぜかんしゃくが起きているのかを明らかにするため、「どんな状況でかんしゃくが起きるか?」「かんしゃくが起きた後の対応は何か?」を、保護者への聞き取りと体験時の行動観察によって分析
結果:「状況=苦手な課題」「かんしゃくが起きた後=課題をやらずに済む」
2.個別の計画作成
アセスメント結果をもとに、下記の計画を立案
目標:苦手な課題の際はかんしゃくを起こす代わりに「手伝って」と言うこと
手立て:「手伝って」絵カードを利用し、苦手な課題の時はそのカードを目の前に置いておく
苦手な課題・得意な課題を交互に行うことで嫌悪感なく取り組めるようにし、「手伝って」と言えた時にはより沢山褒めるようにする
3.指導の実施
苦手な課題の前には絵カードを机の上に置くことで自発的に「手伝って」と言える状況を作る
褒める頻度やヒント(絵カード)を徐々に減らしていく
4.指導の更新
その他場面でも困ったときに自ら困っていることを意思表示できるようにする
【ウイングルについて】
ウイングルは、2005年12月設立以来、日本における社会問題としての「障がい者雇用」分野に着目し、一法人としては全国最多となる全国40拠点(2014年4月時点)で事業所を展開しています。企業向けの障がい者雇用支援から始まった事業は、現在では障がい者向け職業訓練事業、そして障がい者の家族向け事業や教育事業など、その領域を広げています。幼児教室「Leafジュニア」を首都圏22箇所、学習指導施設「Leafプログレス」を首都圏13箇所(2014年4月時点)で開校しているほか、2014年4月に、IT・ものづくり教室「Qremo」を東京・渋谷にオープンしました。詳細は (リンク ») をご覧ください。
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