新シリーズでは、データセンターや小規模システム向けの低価格製品を求める企業のニーズに応え、安価で設定も簡単なロードバランサ「SX-3820」を製品ラインナップに加えました。
小規模システム向け「SX-3820」は、スループット1Gbpsの性能にもかかわらず価格は59.8万円、冗長構成(2台)の場合でも98万円という低価格を実現しました。もちろん1台構成でも障害時の通信を確保するセイコー独自のフェイルスルー機能を踏襲、さらに、複雑な導入設定は「かんたん設定」画面から必要最小限の情報を入力するだけで誰でも簡単に設定できます。
また、新シリーズ全機種にSSLアクセラレータ処理を標準機能とし、IPv6/IPv4デュアルスタックだけでなくIPv6/IPv4プロトコル変換機能についても標準対応しました。
国産Netwiserシリーズの特長であるGUIによる設定・管理の容易さや、きめ細かくスピーディなサポートは変わらず、充実した保守体制と豊富なサービスメニューで安心してご利用いただけます。
セイコーソリューションズではロードバランサの中小市場規模の需要拡大を追い風にロードバランサ「Netwiser SX-3820/3840/3845/3850」シリーズでサーバロードバランサ市場のシェア拡大を目指します。
なお、2014年6月11日(水)より幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2014」のセイコーソリューションズブースにて新シリーズを展示いたします。
<概要>
【出荷開始予定】 2014年9月
【新製品一覧】
SX-3820: データセンターや小規模システム向け
SX-3840/3845: 小中規模システム向け (SX-3740後継機種)
SX-3850: フラグシップモデル (SX-3750後継機種)
【主な仕様】
SX-3820 L4スループット: 1Gbps
L7スループット: 10,000RPS
SSLボードオプション: なし
フェイルスルー機能: あり
LANポート数: 3
SX-3840 L4スループット: 2.5Gbps
L7スループット: 80,000RPS
SSLボードオプション: あり
フェイルスルー機能: あり
LANポート数: 6
SX-3845 L4スループット: 2.5Gbps
L7スループット: 80,000RPS
SSLボードオプション: あり
フェイルスルー機能: なし
LANポート数: 10
SX-3850 L4スループット: 5Gbps
L7スループット: 160,000RPS
SSLボードオプション: あり
フェイルスルー機能: なし
LANポート数: 10
【定価(税抜き)】
SX-3820: 単体 598,000円
冗長 980,000円
SX-3840/3845: 単体 980,000円
単体(SSLオプション付) 1,280,000円
冗長 1,860,000円
冗長(SSLオプション付) 2,430,000円
SX-3850: 単体 1,580,000円
単体(SSLオプション付) 1,880,000円
冗長 3,000,000円
冗長(SSLオプション付) 3,570,000円
<特長>
① 負荷分散のデュアルスタック対応(IPv4⇒IPv4,IPv6⇒IPv6)
② 負荷分散+プロトコル変換可能(IPv4⇒IPv6,IPv6⇒IPv4)
③ SSL標準搭載(※SX-3840/3845/3850にはオプションとしてハード基板搭載可能)
④ SX-3820には通常GUIのほかに「かんたん設定」画面を用意
※セイコーおよびセイコーロゴはセイコーホールディングス株式会社の登録商標です。
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