CANフレキシブル・データ(FD)レート・シリアル・トリガ/デコードを発

業界初のCAN FDソリューション、新しいCANフレキシブル・データ・レート標準を用いて 自動車システムの設計とデバッグを簡素化

テレダイン・ジャパン株式会社

2014-06-18 09:00

テレダイン・レクロイ・ジャパン株式会社(東京都府中市、代表取締役社長:原 直)は、本日、自動車試験ツールのラインアップ、CAN、LIN、FlexRay、SENT、 MOSTおよびBroadR Reachに加え、業界初のCANフレキシブル・データ・レート(FD)トリガ/デコードのソリューションを発表しました。この新たなCAN FDトリガ/デコード・ソリューションにより、物理レイヤの信号とプロトコル・レイヤのデータを1つの画面上で関連付けすることができ、設計者は、自分のシステムに対してこれまでにない解析を行うことができるようになります。CAN FDトリガはフレームID、特定のデータ・パケット、リモート・フレームおよびエラー・フレームを分離することができます。デコードはカラーコード化されたオーバレイを使用して捕捉中のデータの異なる部分を分かりやすく表示し、フレームID、ステータス・ビット、メッセージ・データ等、CAN FDデータのさまざまな部分を素早く特定することができます。

デコードされたデータを最良の方法で表示するほか、4つのバスを同時にデコードする機能も備えています。この4つのバスは、CAN FDと従来のCANを同時に使用するなど、どのようなプロトコルの組み合わせも可能です。デコードされたデータは対話型テーブルにも表示されます。このテーブルのデコード結果を選択する事で自動的に該当部分の波形をズームする事が可能であるため、長い記録でもスクロールして探す必要がありません。データをさらに簡単に見つけられるよう、ズーム・トレースに対して検索機能が用意されており、特定のフレームIDやデータ・メッセージを素早く見つけることができます。


【2004年以来の自動車トリガ/デコード・ソリューションのパイオニア】
テレダイン・レクロイは、2004年、独自のCANトリガ/デコード製品を発表して以来、オシロスコープでのシリアル・データ・トリガ/デコードのパイオニアとなりました。それ以来、物理レイヤのシリアル信号を分解してデコードされたデータを表示するために使用されるアルゴリズム(特許取得済み)は広く普及しています。LIN、 FlexRay、SENT、そして今回の CAN FDを使用することで自動車システムの設計とデバッグが簡素化されます。テレダイン・レクロイは、これら自動車規格をサポートするだけでなく、I2C やUARTから USB3、PCIeR Gen 3まで、シリアル・バスのトリガ/デコード・ソリューションを幅広く提供しています。


【CANフレキシブル・データ(FD)レートについて】
CAN FDは次世代の有力なCAN規格といえます。 CANはすでに伝送できる帯域幅の限界に達しており、CAN FDはより高いビット・レートとより長いデータ・ペイロードを実現できます。CAN FDでは従来のCANの1Mb/sという限界を超え、最大10 Mb/sのデータまで伝送できるようになります。CAN FDのデータ・ペイロードは、従来のCANが最大8バイト/フレームであったのに対して、64バイト/フレームとなります。


【Teledyne LeCroy Inc.について】
Teledyne LeCroy Inc. は最先端の高度な測定・解析が行える計測機器を製造、販売しています。Teledyne LeCroy Inc.が提供する高性能のデジタル・オシロスコープおよびシリアル・データ・アナライザ、多くの分野の電子設計技術者に幅広く利用されています。Teledyne LeCroy Inc.はニューヨーク州チェストナットリッジに本社を置いています。詳細については、ウェブサイト( (リンク ») )をご参照ください。
なお、製品の仕様や発表内容は、予告なく変更されることがあります。


【この発表に関する問い合わせ先】
テレダイン・レクロイ・ジャパン株式会社
〒183-0006 東京都府中市緑町3-11-5
マーケティング・センター
Tel: 042-402-9400(代表) Fax: 042-402-9586
Email: contact.jp@teledynelecroy.com
(リンク »)
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