MathWorks、MATLAB の新しいメジャー リリースを発表

~グラフィックス、ビッグデータ処理機能、共同作業用機能を向上~

MathWorks Japan

2014-10-09 11:00

MathWorks は、MATLABのRelease 2014b(以下R2014b) の一部として新しいメジャー リリースを発表しました。これには、新しいグラフィックス システム、ビッグデータ処理機能、コードをパッケージ化し共有するための共同作業用機能の拡張、ソース コントロールの統合などが含まれます。これらの新しい機能を使用すると、すべての主な業界の技術者や科学者はデータをより簡単に解析し可視化できます。

• グラフィックス システム
MATLABの新しいグラフィックス システムでは、デフォルトのカラー、フォント、スタイルが新しくなり、データの視認性を向上させることができます。グラフィックス オブジェクトのプロパティを変更するための構文が新しくなり、可視化のカスタマイズが簡単にできます。追加された新しい機能には、回転可能なティック ラベル、多言語テキストと記号のサポート、日時ティック ラベルの自動更新などがあります。

• ビッグ データのサポート
MATLAB内にビッグデータ機能が追加され、メモリに収まりきらないデータ セットの処理がさらに効率よくできるようになりました。たとえば、ビッグデータのテキスト ファイルやデータベースにアクセスし解析する方法が簡単になりました。また、MATLAB内からMapReduceプログラミング手法を直接サポートできるようになりました。これらの機能は、ビッグデータ プラットフォームであるHadoop上で使用するためにスケーリングも可能です。

• 共同作業と共有
MATLAB 2014b では、GitHub上のリポジトリなどのWeb ホスト リポジトリから同期する機能など、現在のフォルダー ブラウザーを使った Git および Subversion ソース管理システムの統合が可能になりました。カスタムのツールバーを単一のインストール可能ファイルとしてパッケージ化できます。これにより、共有コードの配布、インストール、および管理がより簡単になります。

MathWorksの製品マーケティング マネージャーであるKevin Coha は次のように述べています。「R2014b は多くのチームが多年に渡って努力した結果です。これはお客様のニーズに直接応えたものであると同時に、ビッグデータをより簡単に処理し解析したいという主な業界のニーズをサポートするための追加機能を提供するものでもあります。」

発売時期
MATLAB R2014bはすぐに入手可能です。詳細は、R2014b のハイライトに関する Web ページをご覧ください。

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MathWorks について
MathWorks は、数学的計算ソフトウェアの世界有数の開発会社です。MATLAB は、Language of Technical Computing (技術計算のための言語) として、アルゴリズム開発、データ解析、視覚化、数値計算のためのプログラミング環境を提供します。Simulink は、マルチドメイン シミュレーションやダイナミック システム、および組込みシステムのモデルベース デザインのためのグラフィカル環境です。世界中のエンジニアや科学者が、自動車、航空宇宙、エレクトロニクス、金融機関、生命工学、製薬などの産業分野において、発見、革新、開発を加速させるためのツールとしてこれらのプロダクト ファミリを活用しています。また、MathWorks の製品は、教育および研究に欠かせないツールとして、世界各国の大学や教育機関において活用されています。MathWorks は 1984 年に創業、現在は、マサチューセッツ州ネイティックを本拠地とし、世界 15 か国で 3000 名以上の従業員が活躍しています。詳細については www.mathworks.co.jp をご覧ください。

MATLABとSimulinkは、MathWorksの登録商標です。その他の商標のリストについては、mathworks.com/trademarksをご覧ください。 その他のブランドあるいは製品名などの商標および登録商標はそれぞれの所有者に帰属します。
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