ファーウェイ、世界モバイル・ブロードバンド・フォーラム 2014を開催

ファーウェイ・ジャパン

From: PR TIMES

2014-12-01 10:59

ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は11月20日、GSMA(※1)および中国工業・情報化部 電信研究院の協賛を受け、中国・上海で世界モバイル・ブロードバンド・フォーラム2014を2日間にわたって開催し、成功裏に終えたことを発表しました。同フォーラムには、世界各国の大手移動体通信事業者、規制当局、市場調査会社、大手モバイル・サービス事業者、大手自動車メーカーなどから約600人が参加し、第5世代携帯電話(5G)ネットワークの定義や標準化、周波数戦略のほか、モバイル・ブロードバンド産業の将来展望、スマート・シティ、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)、ビッグ・データ、車載インターネットなどのトピックについて知見を共有しました。

同フォーラムはこれまでにオスロ、ベルリン、バンクーバー、ロンドンで開催され、今年で5回目となります。今回は「モバイル・ブロードバンドの未来を創造する(Create the Future of MBB)」をテーマに掲げ、モバイル・ブロードバンド産業において中核分野の発展を牽引する大手通信事業者や政府関係者、業界パートナーとともに、移動体通信業界の将来展望と今後の発展について議論しました。世界最大の4Gネットワークの構築が進む中国では、革新的な4Gサービスが次々に登場するとともに、TDDとFDDの融合も進行中で、今後300を超える都市で5億もの人々が4Gネットワークに接続すると予測されており、同国は巨大な可能性を持つ魅力的なLTE市場に成長しつつあります。


モバイル・ブロードバンド接続は、インターネット、通信業界、そして社会のあり方を変え、人々の生活をも変えつつあります。すでにモバイル・オフィス、モバイル・ショッピング、モバイル決済は日々の暮らしの一部になっています。モバイル・ネットワークによるIoTの実現は業界の共通課題であり、モバイル・ブロードバンドの進化における次のステップです。また、5Gは単に4Gに続く次世代の移動体通信規格であるだけでなく、デジタル社会の未来を形作る基本的な枠組みとなります。5G時代には、1ユーザーあたりのデータ通信速度は10Gbpsに達し、接続数は100億に、遅延はミリ秒以下になると予想されます。同フォーラムでは世界各国の通信事業者や規制当局、大学などの研究機関が5Gに関する最新の研究成果や技術トレンド、開発戦略を紹介しました。さらに、ファーウェイはロシアの大手通信事業者であるメガフォン(MegaFon)と、ロシアで2018年に開催されるFIFAワールドカップに向けて5G試験ネットワークを構築する覚書に調印しました。


モバイル・ブロードバンドの発展には周波数帯がきわめて重要であり、時宜を得た周波数の確保と合理的な戦略が不可欠です。接続数が増えつづける一方で、周波数リソースには限りがあります。こうしたなか、周波数の不足と断片化、ライセンス周波数帯とアンライセンス周波数帯間を隔てる技術的障壁、アンライセンス周波数帯の非効率な利用が課題となってきています。こうした現状を踏まえ、ファーウェイはGSMA、イギリスの調査会社アナリシス・メイソン(Analysys Mason)と共同で「今日、明日、そして未来: アジア太平洋地域におけるデータ通信需要への対応(Today, tomorrow and the future - managing data demand in Asia Pacific)」と題するレポートを発行し、政府、規制当局、通信事業者、ソリューション・プロバイダーを含む業界が一丸となってこれらの課題を克服し、モバイル・ブロードバンド社会のさらなる普及と発展を目指すことを提言しました。


同フォーラムではさらに、各国の通信事業者が各社のLTEネットワーク展開事例とLTEの進化に対する考え方を紹介しました。ファーウェイは、ネットワークを進化させることが、トラフィック利用率を高めて通信事業者の収益を増やし、生産性を高める最大の要因だと考えています。モバイル・ブロードバンド時代においては、ネットワークに無制限に接続できることで無限の可能性が広がります。OTT事業者や自動車メーカー、その他の業界もモバイル産業の一員となり、新しいビジネス・モデルを構築していくでしょう。この結果、モバイル産業の市場規模は、2020年までに2兆米ドル(約236.4兆円※2)に達すると予測されています。


※ファーウェイは世界モバイル・ブロードバンド・フォーラム 2014において以下3件の報道発表を行いました。あわせてご参照ください。


l ファーウェイとロシア・メガフォン、ロシアにおける5G試験ネットワーク稼動計画を発表

l SingTel and Huawei Ink MOU to Launch 5G Joint Innoviation Program(英語のみ)

l アジア太平洋地域におけるデータ通信需要と今後の対応を提言するレポートを発行


※1 GSMA: 移動体通信事業者の業界団体であるGSM Associationの略称

※2 1米ドル=118.20円で換算(2014年11月20日現在)


【ファーウェイについて】

ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は、世界有数のICTソリューション・プロバイダーであり、1987年に中国・深圳(シンセン)に設立された従業員持株制による民間企業です。「通信技術を通じて人々の生活を豊かにする」というビジョンのもと、お客様志向のイノベーションとパートナーシップにより、通信・企業ネットワーク、端末、クラウド分野にわたり、お客様の競争優位性を高めるエンド・ツー・エンドのICTソリューション・ポートフォリオを確立しています。ファーウェイの15万人におよぶ従業員は通信事業者、企業、消費者の皆様へ最大の価値を提供すべく尽力しており、競争力の高いソリューションとサービスを170か国以上で提供し、世界人口の3分の1にもおよぶ人々のICTソリューション・ニーズに応えています。


日本法人(ファーウェイ・ジャパン)は2005年に設立され、日本市場のニーズに応えるべく幅広い製品ならびにサービスを提供しています。詳しくは、当社ウェブサイト:www.huawei.com/jp/、フェイスブック:www.facebook.com/HUAWEI.JAPAN、ツイッター:twitter.com/HUAWEI_Japan_PR、LINE:‘ファーウェイ’で検索、YouTube: (リンク ») をご覧ください。

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