オープンソース・ルーキーズ・オブ・ザ・イヤーを発表

ブラック・ダック・ソフトウェア株式会社

From: 共同通信PRワイヤー

2015-01-30 09:00

2015年1月27日-米国ボストン、2015年1月30日-東京

ブラック・ダック・ソフトウェア株式会社

オープンソース・ルーキーズ・オブ・ザ・イヤーを発表
2014年の最も傑出したオープンソースプロジェクトを評価


オープンソースコードのセキュアな管理を可能にするOSSロジスティクス・ソリューションのリーディング・プロバイダーであるブラック・ダック・ソフトウェア (リンク ») は、本日、7回目のブラック・ダック・オープンソース・ルーキーズ・オブ・ザ・イヤー (リンク ») を発表し、2014年にスタートした最も優れた新規オープンソースプロジェクトを評価しました。

本年の受賞者は、セキュリティから、クラウドストレージ、ビットコイン・マーケットプレース、DevOpsツール、データベース管理にわたる広範囲の中から選ばれました。各プロジェクトはそれぞれ、エンタープライズ、コンシューマアプリケーション、およびDockerコミュニティにおけるニーズにフォーカスしました。毎年数千にも及ぶ新規オープンソースプロジェクトが立ち上げられますが、世間一般の注目を浴びるのはほんの一握りのプロジェクトです。いくつかのプロジェクトは既存のテクノロジーを凌駕することで市場を牽引し、あるプロジェクトは真のブレークスルーを成し遂げます。こうしたプロジェクトの多くが単純な開発に関わる問題を解決する一方で、崇高な意図により立ち上げられ、商業的に動機付けられたプロジェクトもあります。弊社のオープンソース・ルーキーズ・オブ・ザ・イヤーは、商業的な動機に関係なく選ばれるものです。過去1年間にわたる開発者による貢献及び関与を通じて、重大な牽引力を示したプロジェクトこそが選ばれるのです。本年の受賞者は、オープンソースに対するダイナミックな貢献と重要なトレンドを反映したものとなっています。2014年のブラック・ダック・オープンソース・ルーキーズ・オブ・ザ・イヤーに選ばれたのは、次のプロジェクトです。

-cAdvisor (リンク ») 稼働中のコンテナのリソース利用とパフォーマンス特性を分析
-CockroachDB (リンク ») スケーラブルでジオレプリケーションが可能なトランザクショナルデータストア
-CodeCombat (リンク ») プログラムコーディング学習用のマルチプレイヤー向けプログラミングゲーム
-DebOps (リンク ») Ansibleのplaybookとrole集、コンテナ1個からデータセンター全体までスケーラブルに対応
-IPFS (リンク ») グローバルでバージョン管理されたピアツーピアのファイルシステム。
-Kubernetes (リンク ») 開発を加速し運用を簡素化するためのオープンソースのコンテナクラスターマネージャー
-Neovim Vim (リンク ») テキストエディタはある世代のユーザーが愛用してきたエディタ。  Neovimはその次世代版
-OpenBazaar (リンク ») ビットコインを使って誰とでも簡単に取引できる分散型マーケットプレース
-Storj (リンク ») ブロックチェーンとピアツーピアプロトコルに基づく、最もセキュアでプライベートかつ暗号化されたクラウドストレージ
-Terraform.io (リンク ») 安全かつ効率的にインフラを構築、変更、結合するツール
-等外賞: Drone-Ci (リンク ») 、 Goで書かれDockerでビルドされた継続的インテグレーションプラットフォーム、および Docker Fig (リンク ») 、Dockerを使用して高速で隔離された開発環境を提供

「年に一度、オープンソース・ルーキーズ・オブ・ザ・イヤーの報告を発表するときはいつも興奮します。報告には著名なコントリビュータたちによる際立って目立つプロジェクトが反映され、また、報告によって重要で意義のあるプロジェクトに成長することも、まれではない隠れた逸品が掘り出されることもあります」と、弊社のプロダクト・マネジメントおよびプロダクト・マーケティング担当のバイスプレジデントであるDave Gruberは述べました。「世界中に存在する100万件以上の重要なオープンソースプロジェクトをナビゲートすることは、今日のシステム開発者にとって、避けて通れない仕事になりつつあります。我々は、Black Duck KnowledgeBaseやBlack Duck Open Hubを利用して過去1年間にスタートした最新のプロジェクトを簡単に見つけるための支援を惜しみません。」

Black Duck Open Hubを使うことにより、システム開発者は世界中のオープンソースプロジェクト・コミュニティの評価指標をトラッキングすることができます。そこには、各プロジェクトの活動と、システム開発者がオープンソースの新規コンポーネントの使用を考慮する際の選定プロセスで利用できる重要な評価指標が示されています。また、Open Hubはオープンソースプロジェクトに貢献している開発者の個人的なオープンソースに関する「経歴書」も提供します。企業や団体組織もOpen Hubを利用して、自らが参加しているオープンソースプロジェクトに対する貢献を公式に情報集約し、オープンソース・コミュニティに対する貢献をマーケットに提示することができます。オープンソースソフトウェアの選定、管理、ガバナンスのための世界中で最も信頼されるパートナーとして、弊社は数千のオープンソースプロジェクトを精査し分析し、本年の受賞者を選びました。加重スコアリングシステムを使用し、プロジェクトの活動、コミットのペース、その他数種の要因をベースにしてポイントを付加しました。

特筆すべきは、2014年にスタートしたDocker(2013年の受賞者)のエコシステムプロジェクトが高得点を得たことでした。KubernetesとcAdvisorがトップ10入りする一方で、他の多くのプロジェクトにもコミュニティの急速な成長が見られました。我々のデータによると、2014年はコンテナ関連プロジェクトへのまとまった参加が増えたことが、他の動きを圧倒しています。栄誉ある過去の受賞者には、Docker、Twitter Bootstrap、Cloud Foundry、Red Hat OpenShift、Eclipse Orion、Apache Rave、Salt Stack、OpenStack、Diaspora、その他の有名なプロジェクトが名を連ねています。
ブラック・ダック・オープンソース・ルーキーズ・オブ・ザ・イヤー、Docker、およびDockerのエコシステムの詳細を知りたい場合は、2015年3月11日 アメリカ東部標準時午後2時開催のウェビナー“The Power of Containers: Open Source and the Docker Ecosystem"にご登録ください。
www.blackducksoftware.com/open-source-rookies (リンク »)  

OSSロジスティクスのリーディング・プロバイダー、ブラック・ダック・ソフトウェアについて
Black Duck Software (リンク ») は世界で唯一のエンドツーエンドのOSSロジスティクス (リンク ») ・ソリューションを提供し、あらゆる規模の企業がオープンソースの選定と管理において避けられないロジスティカルな問題の解決と最適化できるようにします。更に、オープンソース・コミュニティの一員として、Black Duckは、The Black Duck Open Hub (リンク ») (Ohlohより改称)を介して、開発者を広範なOSSリソースに結び付け、Open Source Delivers (リンク ») ブログを通じて業界のエキスパートによる最新の解説を提供しています。Black Duckはボストンに本社を置き、サンメテオ、ロンドン、パリ、フランクフルト、香港、東京、ソウル、北京に拠点を展開しています。オープンソースを利用して、より迅速なイノベーションを、より高い創造性を、そしてさらに優れた性能を引き出すための詳細はwww.blackducksoftware.jp (リンク »)  をご参照下さい。また、最新情報については@black_duck_sw (リンク ») でフォローをお願いします。

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