インターネットに接続されたモバイル技術の普及により、近隣のサイクルポートで利用可能な自転車や、返却時のポートの空き状況を表示できるアプリが多数あります。Smoove社はこのトレンドに対応すべく、自転車に設置し適切なサイクルポートのラックに誘導するセンサーシステムであるSmoove Boxを開発しました。ThingWorx IoTプラットフォームによって収集されたデータは市町村の管理者に提供され、利用者の実際の使用状況や優先度に対応できるよう、サイクルポートへのアクセスや、設置場所へとガイドします。この機能により、Smoove社は、サイロ化したビジネスソフトウェアソリューションを真に統合されたバイクシェアシステムに向上させ、IoTを活用したビジョンを実現しました。
Smoove社 最高技術責任者(CTO)のデニ・メルカ(Denis Mercat)氏は「ThingWorx IoTプラットフォームの選定理由は、その柔軟性、汎用性に加えてSmooveのサービスの多様化を推進できると考えたからです。ThingWorxプラットフォームの導入により、グローバル環境での統合や適応のための期間を短縮し、シェアリング、エコロジー、現代的で持続可能な都市生活の尊重など、それらの価値を推進する新たなサービス開発が可能になる、ということは間違いありません。中長期的なグローバル展開を支援するThingWorxの貢献を期待しています」と述べています。
今回、ThingWorx IoTプラットフォームはプライベートクラウドで導入され、幅広く複雑なデータを監視、分析することによりSmoove社のバイクシェアサービスの利用と管理を最適化します。また、オープンアプリケーションであることから即座に使用でき、展開が容易で、既存システムとの連携も短時間で完了します。これらの主要機能は、Smoove社のシステムが広範囲にわたって、標準や規格への適合が必須となるグローバル環境で、特に大きな価値をもたらします。
ThingWorx社長のラス・ファデル(Russ Fadel)は「Smoove社は、IoTテクノロジーが都市生活の質や環境、モビリティの向上に寄与する好例と言えます。ThingWorxプラットフォームはSmoove社における開発を単純化かつ加速させ、自転車の配置とサイクルシェアリングのサービス展開時間の短縮を実現します。さらに、実証済みのThingWorxのパフォーマンスと拡張性はSmoove社のグローバル展開をサポートしていきます」と述べています。
Smoove社は、製品の設計、製造、およびアフターサービスとバイクシェアシステム保守の提供を、PTCとThingWorxの両テクノロジーを活用して実現しています。市街地、地方自治体、輸送事業者および企業は、個人ごとのデータを表示するダッシュボードにより、有意義かつ行動に移せるバイクシェアシステムデータを取得することができます。
<関連情報>
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- PTC ThingWorxプラットフォームについて
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- LiveWorx IoT Industry Conferenceについて
(次回開催: 2015年5月4日~7日、マサチューセッツ州ボストンWestin Copleyにて)
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- ハーバード・ビジネス・レビュー誌掲載論説『How Smart, Connected Products Are Transforming Competition(スマート コネクティッド プロダクツによって競争がどのように変わりつつあるか)』(マイケル・E・ポーター (Michael Porter) 教授、PTC 社長兼CEOジム・へプルマン (Jim Heppelmann)共同執筆)について
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* 顧客によるPTCソフトウェアの選定、導入に関する発表は、必ずしも特定時期における関連売上の時期、金額やPTC全体の売上高を示すものではありません。
【Smoove社について】
Smoove社は実施可能なモビリティを推進する製品やサービスを販売するフランスの企業です。バイクシェアシステム、従来型のバイクシステム、近々発売予定の電動自転車、個人向け自転車レンタルや駐輪の促進関連製品を開発しています。Webサイト: www.smoove-bike.com
【PTCについて】
PTC(本社:マサチューセッツ州、Nasdaq: PTC)は、製造業における継続的な製品とサービスの優位性(Product and Service Advantage)の実現を可能にします。PTCのテクノロジーソリューションは、インターネット接続された高度な情報処理能力を持つスマートな世界を見据え、お客様の製品開発、運用、サービスの変革を製品ライフサイクル全体にわたり促進します。1985年に設立されたPTCは、世界各国に約6,000名の従業員を有し、グローバル規模で分散化し急速に変化する製造業界に携わる28,000社を超える顧客企業を支援しています。
【ThingWorxについて(PTC子会社)】
PTC の子会社である ThingWorx は、「モノがネットに接続された環境」におけるアプリケーションの開発と実行を効率的に行う基盤技術を提供します。PTCの「モノのインターネット(IoT)」テクノロジーポートフォリオの中心となるThingWorxは、Axedaの機能と組み合わせて、接続性、デバイスクラウド、ビジネスロジック、ビッグデータ、データ解析、遠隔サービス等のアプリケーションを含む世界初の完全なIoTプラットフォームを実現しています。この組み合わせにより、企業が安全にアセットを接続し、すばやくアプリケーションを開発し、価値を生み出す新たなアプローチを切り開くことを可能にする包括的なIoTテクノロジースタックを提供します。この技術を活用し、製造業、エネルギー、農業、輸送、政府関係機関等の幅広い市場における企業や機関が、すでにIoTの可能性を生かす取り組みを推進しています。
Webサイト: www.thingworx.com 、www.axeda.com 、www.ptc.com
Twitter: @ThingWorx、@Axeda、@PTC
【PTCジャパンについて】
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区)。CAD、製品ライフサイクル管理 (PLM)、アプリケーションライフサイクル管理 (ALM)、サプライチェーン管理 (SCM)、サービスライフサイクル管理 (SLM) 、モノのインターネット (IoT) の各テクノロジーソリューションにより、製造業における顧客企業を支援。拡張性と相互運用性に優れた製品設計ソフトウェア群の PTC Creo、製品とサービスのライフサイクル全体にわたる製品コンテンツと業務プロセス一元管理のPTC Windchill、ソフトウェア要件管理/変更・構成管理/テスト管理/実装管理のPTC Integrity、モデルベースシステムズエンジニアリング(MBSE) のPTC Atego、技術情報の作成・管理・提供を合理化するダイナミックパブリッシングシステムの PTC Arbortext、技術情報/サービスナレッジ管理/補修部品管理/保証・契約管理/フィールドサービス管理/サービス物流管理のPTC Servigistics、工学技術計算の設計と文書化を同時に行える PTC Mathcad、IoTアプリケーションプラットフォームのThingWorx、安全なクラウド接続を提供するPTC Axeda、といった革新的なソフトウェア製品と、製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービス、テクニカルサポートを提供しています。
1992年3月設立。国内4事業拠点。Webサイト: (リンク »)
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* PTCの社名、ロゴマークおよびThingWorx、Axeda、Creo、WindchillなどすべてのPTC製品の名称およびロゴマークは、PTC Inc.(米国および他国の子会社を含む)の商標または登録商標です。その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
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