アクセンチュアとアジアの大手銀行、「アジア・パシフィック先進金融テクノロジーラボ 」の参加受付を開始

アクセンチュア株式会社

From: 共同通信PRワイヤー

2015-05-13 11:00

2015年5月13日

アクセンチュア株式会社

アクセンチュアとアジアの大手銀行、
第2回「アジア・パシフィック先進金融テクノロジーラボ  2015」の参加受付を開始

【香港発:2015年4月29日】
大手金融機関10社とアクセンチュア(NYSE:ACN)は、アジア・パシフィック地域において卓越した金融テクノロジー(フィンテックあるいはfintech)スタートアップ企業をコンテスト形式で発掘する、第2回「アジア・パシフィック 先進金融テクノロジーラボ(FinTech Innovation Lab Asia-Pacific)」の参加受付を開始いたします。12週間にわたる本プログラムは、黎明期・成長期にある革新的なフィンテック企業の製品開発を支援すると同時に、大手金融機関の経営層による指導機会を提供するものです。参加申し込み期間は、2015年5月1日から5月31日です。詳細はwww.fintechinnovationlabapac.com (英語)をご参照ください。

本プログラムは、金融サービス業界向けの革新的な技術開発をするスタートアップ企業を対象としたもので、特に注目される分野は、代替通貨、ビッグデータとアナリティクス、モバイルおよびワイヤレス決済、リスク管理、コンプライアンス、ならびにソーシャルメディアとコラボレーションです。バンクオブアメリカ・メリルリンチ、中国建設銀行(アジア)、中信銀行国際、オーストラリア・コモンウェルス銀行、クレディ・スイス、HSBC、JPモルガン、メイバンク、モルガン・スタンレー、UBSの上位役職者が勝者を選び、香港で指導プログラムを提供します。

アクセンチュアの金融サービス本部 グループ テクノロジー オフィサーを務めるジョン・アラウェイは次のように述べています。「アクセンチュアは、『アジア・パシフィック先進金融テクノロジーラボ』などを通じて、アジア・パシフィック地域の金融機関がスタートアップ企業を指導し、デジタル化時代の創造的破壊者(disruptors)へと成長させる取り組みを支援することで、イノベーションを金融サービスの中枢にもたらそうとしています。金融機関にとってフィンテックは、顧客への提供価値や自らのコスト体質に革新をもたらす可能性に満ちており、こういったスタートアップ企業の指導機会の提供に強い意義を感じています。」

アクセンチュア株式会社 執行役員 金融サービス本部 統括本部長の中野 将志は、次のように述べています。「2014年のアジア・パシフィック地域におけるフィンテック投資は、前年比3倍以上の7億6,700万ドルに達しました。また投資の数自体も、2010年の10から2014年の103と10倍以上に急増しており、金融サービス業界においてフィンテックに対する関心が爆発的に増えていることを示しています。フィンテックの台頭は、異業種による参入を容易にする一方で、金融機関にとっても新しいビジネスモデルを構築する機会でもあります。日本国内においてもフィンテックが注目され始める中、『アジア・パシフィック先進金融テクノロジーラボ』を通して、日本をはじめとするアジア・パシフィック地域から優れた金融テクノロジーが誕生し、イノベーションを起こしていくことを期待しています。」

AMPクレジット・テクノロジーズ(AMP)のCEOトーマス・J・デルカ氏は次のように述べています。「2014年のアジア・パシフィック先進金融テクノロジーラボに参加し、世界的な大手金融機関の経営層から事業計画に対する指導を受けた結果、中小企業向けの融資に先進的な金融テクノロジーを応用するという当社のビジネスプランを洗練させることができました。プログラムを “卒業”した現在も、さらに多くの投資家からの関心を集めており、当社は香港、シンガポール、フィリピン、さらに英国市場へと事業を拡大しています。」

<アジア・パシフィック先進金融テクノロジーラボについて>
2015年8月に開始されるプログラムの参加企業(約7社)は、金融機関の厳選な審査によって選定されます。プログラム期間中は、サイバーポート社(Cyberport)およびJ プラス ホテル バイ ヨー(J Plus Hotel by YOO)の協力のもと、参加者に執務スペースと宿泊場所が提供されます。12週間のプログラムでは、大手金融機関の上位役職者によるテクノロジーや事業戦略に関する指導のほか、様々なワークショップ、パネルディスカッション、ユーザーグループ・セッション、交流会、対面指導、およびプレゼンテーションの機会などが提供されます。プログラム終盤の2015年11月には「投資家の日(Investor Day)」が開催され、参加企業は投資家に対してプレゼンテーションを行います。なお、参加者にはプログラム期間中、香港に滞在していただきます。
プログラムの参加申し込み期限は2015年5月31日(日)です。選考結果は2015年7月中旬までに選定された企業に通知されます。

アジア・パシフィック先進金融テクノロジーラボは、アクセンチュアとニューヨーク市パートナーシップ基金(Partnership Fund for New York City)が2010年に設立した、同様のプログラムをモデルにしています。「Partnership Fund for New York City」は1億1000万ドルの資金を擁した「Partnership for New York City(www.pfnyc.org)」の投資部門です。これまでニューヨークで開催されたプログラムに参加した24の企業は、合計1億6,000万ドルを超える資金調達に成功し、そのうち1社は1億7,500万ドルで買収されました。2012年には、アクセンチュアとロンドンの大手金融機関が、ロンドン市長や行政機関の支援を得て「ロンドン先進金融テクノロジーラボ」を設立しました。過去2年間でこのプログラムに参加した14の企業は3500万ドル以上の新たな資金調達、約50件もの銀行とのビジネス契約、そして170%の売上増を達成しました。また2014年には香港に「アジア・パシフィック先進金融テクノロジーラボ」、アイルランドに「ダブリン先進金融テクノロジーラボ」が設立され、アジア・パシフィック先進金融テクノロジーラボの参加企業は、これまでに600万ドルを超える資金を調達しています。
2014年のフィンテックベンチャー企業に対する投資額は世界で122億ドルとなり、2013年の40.5億ドルと比べて3倍に達しました。同時期のアジア・パシフィック地域における投資額も7億6,700万ドルとなり、前年の2億4,500万ドルと比べ3倍以上を記録しています。

詳細はアジア・パシフィック先進金融テクノロジーラボサイトwww.fintechinnovationlabapac.com (英語) をご参照ください。

アジア・パシフィック先進金融テクノロジーラボに関わる金融機関、団体から寄せられたコメントは、 (リンク ») (英語)をご参照ください。

アクセンチュアについて
アクセンチュアは、経営コンサルティング、テクノロジー・サービス、アウトソーシング・サービスを提供するグローバル企業です。約32万3,000人の社員を擁し、世界120カ国以上のお客様にサービスを提供しています。豊富な経験、あらゆる業界や業務に対応できる能力、世界で最も成功を収めている企業に関する広範囲に及ぶリサーチなどの強みを活かし、民間企業や官公庁のお客様がより高いビジネス・パフォーマンスを達成できるよう、その実現に向けてお客様とともに取り組んでいます。2014年8月31日を期末とする2014年会計年度の売上高は、300億USドルでした(2001年7月19日NYSE上場、略号:ACN)。
アクセンチュアの詳細はwww.accenture.com を、
アクセンチュア株式会社の詳細はwww.accenture.com/jp をご覧ください。

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