SAS、機械学習アルゴリズム搭載の新製品「SAS(R) Factory Miner」と「SAS(R) Contextual Analysis」を発表

SAS Institute Japan株式会社

From: Digital PR Platform

2015-08-25 12:00


ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであるSAS Institute Japan株式会社(本社:東京都港区、マネージング・ディレクター:サム・チョウ(Sam Cho)、以下 SAS)は本日、機械学習によるデータ活用の強力なソリューションとなる新製品、「SAS(R) Factory Miner」ならびに「SAS(R) Contextual Analysis」を発表しました。これらの新製品の提供により、SASの既存の機械学習テクノロジー製品ポートフォリオが大幅に強化され、予測分析の利用がより身近になりました。

昨今、一連の業務プロセスを自動化するために、データから学習し、パターンを認識して将来の結果を予測する「機械学習」の活用が、大きな注目を集めています。しかし従来の機械学習を利用した予測分析プロセスには、次のような課題がありました。

・顧客セグメントなどデータの性質に応じた精度の高いモデルを作成するのに時間がかかる
・拡張性とパフォーマンスの制約により使用するデータ量や機械学習アルゴリズムが制限される
・機械学習を使いこなすための高度なスキルが必要になる
・高度なスキルを持つデータサイエンティストを擁する組織においても、そのスキルを組織全体で有効活用するためのチューニング機能やコラボレーション機能など、予測分析ツールにより高度かつ柔軟性の高い機能が求められるようになっている

このたび発表したSAS Factory MinerとSAS Contextual Analysisは、SASの最先端の機械学習テクノロジーを搭載し、高度な分析アルゴリズムの専門知識を持たないビジネスユーザーでも機械学習による価値を迅速に得ることができるように設計されています。ポイント・アンド・クリックによる簡易な操作性と、予測モデル作成プロセスの自動化およびインメモリ機械学習エンジンによる高速化によって、迅速な意思決定とビジネス価値の創出を強力に支援します。

SAS Factory Minerは、機械学習エンジン搭載の予測モデリング自動化ソリューションです。機械学習を内包したグラフィカルなWebブラウザ型のインターフェースで、統計的あるいは数学的な理論にあまり詳しくないビジネスユーザーでも、セルフサービス方式で簡単に精度の高い予測モデルを高速に自動作成できます。また、数百数千におよぶセグメントごとの最適な予測モデルを、わずか数クリックで一度に作成することができます。SAS Factory Minerを活用することで、予測モデリング自動化の恩恵を受けながら、企業それぞれの課題に合わせた最適なチューニングをすることも可能です。

SAS Contextual Analysisは、機械学習とルールベースという二つの方法論を融合したハイブリッド・アプローチを実現したテキスト分析ソリューションです。タクソノミー(分類法)の作成など時間と工数のかかる手作業や、そのための分析対象コンテンツに関する事前の予備知識などを一切必要とせず、膨大なテキストデータからパターンやトレンド、分類のためのルールや文書に含まれる話題を、機械学習テクノロジーによって自動的に抽出する一方で、操作性の良いWebインターフェースで業務ナレッジを適切に反映させることによって、テキストデータから自動的かつ高速に、精確な洞察を得ることができます。

SASの機械学習テクノロジー:
機械学習テクノロジーに対応するSASの既存ソリューションには、「SAS(R) Enterprise Miner」、「SAS(R) Text Miner」、「SAS(R) In-Memory Statistics for Hadoop」、 「SAS(R) Visual Analytics」、「SAS(R) Visual Statistics」などが挙げられます。今回発表のSAS Factory MinerとSAS Contextual Analysisの追加により、SASの機械学習テクノロジー製品ポートフォリオが大幅に強化・拡張されました。SASは、機械学習テクノロジーをビジネス価値につなげることにフォーカスしています。SASの最先端の機械学習テクノロジーを活用すれば、組織の知識・経験を反映して、組織や市場の変化に適した柔軟性の高い予測モデルを作成し、ビジネスにおける迅速な意思決定と価値の創出を強力に支援します。

SASの機械学習テクノロジーに関する詳細は、下記URLをご参照ください。
(リンク »)

SAS Factory Minerに関する詳細は、下記URLをご参照ください。
(リンク »)

SAS Contextual Analysisに関する詳細は、下記URLをご参照ください。
(リンク »)

<SAS Institute Inc.について>
SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においても最大の独立系ベンダーです。SASは、革新的なソリューションを通じて、75,000以上の顧客サイトに、パフォーマンスを向上し、より正確で迅速な意思決定を行う支援をしています。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万3千名、日本法人約250名( (リンク ») )
SAS Institute Japanは、多くのお客様とパートナー企業に支えられ、日本において30周年を迎えることができました。「これからもAnalyticsでイノベーションを」を合言葉に、日本のアナリティクス市場の深耕を図り、日本の企業や社会に貢献してまいります。

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

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