Fremont, Ca., Dec 17, 2015 - ( JCN Newswire ) - スマートテレビ向けインテリジェントSoC (system-on-chip)とスマートホーム向けIoT (Internet of Things)の大手プロバイダ、Sigma Designs(R) (NASDAQ: SIGM)は、バージョン6.7ソフトウェア開発キットで利用可能になるZ-Wave Security 2(S2)フレームワークの詳細を、本日発表しました。S2のセキュリティ対策機能では、現在市場でもっとも先進的なスマートホーム用デバイスおよびコントローラ、ゲートウェイ、ハブを提供しています。
ガートナーの予測によれば、2020年までに210億個のIoTデバイスが市場に出回る見込みです。ネット対応デバイスの数が非常に多くなると、攻撃ベクトルやハッキングの可能性が高まるため、IoT市場は成長に従ってセキュリティに敏感になるでしょう。Parks Associatesによれば、消費者の40%は、特にドアのロックやアクセス制御システムなどのスマートホームデバイスの安全性とセキュリティに関心があります。
Z-Waveは長年にわたり、堅牢なAES 128暗号化機能で高い評価を受けており、米国の大手住宅用ロックメーカーすべてと、監視警備会社のほぼすべてで採用されています。Z-Waveの新型S2フレームワークは、住宅内のデバイスについて、ローカルに通信のセキュリティを確保するだけでなく、クラウドからアクセスされるゲートウェイ内でも、不可侵性を向上します。Z-Waveは、デバイス上のQRコードまたはピンコードを要求してインクルージョンを行う際の、ネットワークの脆弱性を完全に払拭します。S2では、中間攻撃やブルートフォースなどの攻撃は、業界全体で通用し、ECDH(Elliptic Curve Diffie-Hellman)を使用したセキュアな鍵交換によって無力化されます。IoTクラウドソリューションを実装し、他のIPデバイスにZ-Waveを接続しているお客様向けには、Z/IP Gatewayによって、セキュアなTLS 1.1トンネルを通じたすべてのZ/IPトラフィックのトンネリングを可能にし、クラウドの脆弱性を解消します。
「Z-Waveは、スマートセキュリティパネル分野でトップの市場シェアを誇り、現在IoT市場には5000万以上のデバイスが流通しています。そのため、可能な限りセキュリティの高い通信フレームワークを使用して、Z-Waveデバイスを強化するために多種多様なリソースを投入する責任があると感じています。」と、Sigma Designs社Z-Wave IoT事業部VPのRaoul Wijgergangsは述べました。「技術プロバイダがIoTセキュリティ分野でリーダーシップを取る必要は、非常に高く、Sigmaはその役割を果たしています。」
Z-Waveセキュリティの主な機能:
- 強力なAES 128
- 業界全体で通用するECDH(Elliptic Curve Diffie-Hellman)を使用したセキュアな鍵交換
- 認証を使った展開により『中間』攻撃ベクトルを撃退
- セキュアなTLS 1.1トンネルを通じてすべてのZ/IPトラフィックをトンネリングし、クラウドの脆弱性を解消
新型6.7 SDKではセキュリティを大幅に向上するだけでなく、以前の3ステッププロセスの代わりに単一のコマンド構造を使って、バッテリ寿命の最適化、信頼性向上、レイテンシ低下を実現します。同様にZ-Waveプロトコルへのアップグレードはすべて、既存のZ-Waveエコシステムのすべてのデバイスと下位互換性がありますので、以前のバージョンすべてがネットワークの中継器として作動可能です。
「弊社ではS2フレームワークについて、社内での作業の他に、第三者のセキュリティ顧問にも厳しい精査を依頼しました。今後も、部外者によるチェックを継続して行います。」と、Sigma Designs社Z-Wave IoT事業部VPのWijgergangsは続けました。「堅牢で相互運用可能な技術と世界トップクラスのセキュリティを組み合わせて、この成長著しいIoT環境で、今後も障壁の解消や、採用の促進を継続していきます。」
新型SDKは2月にベータ版として利用可能になります。
Sigma Designsについて詳しくは www.sigmadesigns.com をご覧ください。
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Z-Waveについて
Z-Wave技術はオープンで国際的に評価の高いITU規格です(G.9959)。これは現在市場をリードしている無線ホームコントロール技術で、世界で1500種以上の相互運用可能な認定製品があります。この規格の代表団体はZ-Wave Allianceで、世界375社以上の企業によりサポートされており、防犯やホームセキュリティ、エネルギー、ホスピタリティ、オフィス、小規模商用機器などのスマートリビングソリューションのキーイネーブラとなっています。
Z-Wave(R)は、米国および他の国で、Sigma Designsと子会社の登録商標です。
Sigma Designsについて
Sigma Designs, Inc. (NASDAQ: SIGM)は、スマートホームコンバージェンスの実現で世界をリードする企業です。世界の大手IPTVセットトップボックス、スマートテレビ、ネット対応メディアプレーヤー、スマートホーム機器用IoT(Internet of Things)、住宅用ゲートウェイ、およびすべてのホームメディア接続などの基盤となる重要な半導体技術の設計と構築を行っています。Sigma Designsについて詳しくは www.sigmadesigns.com をご覧ください。
Sigma Design、Secure Media Processor、およびSigma Designsのロゴは、米国およびその他の国において、Sigma Designs, Inc.とその子会社の登録商標または商標です。本書に記載された他の商標は、それぞれの所有者の商標です。
セーフハーバー条項
このプレスリリースには、1933年の米国証券法第27条A項と、1934年の米国証券取引法第21条E項の意義の範囲内で、将来予想に関する記述(forward-looking statement)が含まれています。これには、Z-Wave開発キットと製品ラインに関連するSigma製品とソリューションの機能やメリットの予想についての記述が含まれます。実際の結果は、数多くの要因により、著しく異なることがあります。その要因には以下のものが含まれますが、これに限定されるものではありません。例えば、Z-Wave開発キットのアップデートと拡張を消費者および顧客がどの程度受容するか。SigmaがIoT市場などのターゲット市場にSigma製品を展開しマーケットアクセプタンスを達成できるか。これらの市場において、他の技術や製品と比較した場合のZ-Wave開発キットバージョン6.7の競争力など。その他にも、2015年12月9日に提出した書式10-Q報告書などの、Sigma社がSECに提出した報告書に、各種リスクが適宜詳述されています。これらの将来の見通しに関する声明は、この文書の日付時点の情報のみを記載していますので、お読みになる際は過大な信頼を置かないようにご注意ください。この文書の日付以降の出来事や状況の結果として、または不測の事態の発生を反映するために、これらの将来予想に関する記述の改訂が行われた場合でも、Sigma社は、それを公表または開示する義務を負いません。
プレスお問い合わせ先
Mary Miller
Sigma Designs
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