日本で有数の無料映像配信サービスであるGYAO!は、2014年10月にブランド刷新を行い、さらにHD映像への対応を進めるなど、ユーザーのニーズに応える革新を行いながらサービスの規模を拡大しています。しかしながら、HD映像による高画質化やユーザー数の増加、様々なデバイスからのアクセスに対応するには、合計800Gbpsの広帯域トラフィック処理を、インフラコストを抑えて実現することが求められました。このような課題を受け、新たに高速で安定したネットワークインフラを構築するにあたり、A10の次世代ADCのハイエンドモデル「A10 Thunder 6630 ADC」が採用されました。
●「A10 Thunder 6630 ADC」選定理由
・業界初かつ唯一(※1)の100Gbインターフェイス搭載ADCによる高い接続性
・圧倒的なL4ロードバランシング性能と優れたコストパフォーマンス
・数百台のA10 ADCがYahoo! JAPANのネットワークインフラを支えているという確固たる実績
※1:本リリース発表時点
GYAO!を含む幅広いサービスのシステムを運用するYahoo! JAPANでは、かねてからA10の独自技術「A10 Harmonyアーキテクチャー」が実現する高いL4ロードバランシングの性能と、他社と比べ優れたコストパフォーマンスを評価し、数百台のA10のADCを導入していました。
Yahoo! JAPANは、これまでのA10のADCの実績に加え、ADCとして業界で初めてかつ唯一100Gbインターフェイスを搭載し、大容量バックボーンへの接続性の確保が可能な点を理由に、「A10 Thunder 6630 ADC」の導入を決定しました。またA10 Thunder 6630 ADC に搭載した24コアCPUによる、710万L4 CPS (コネクション数/秒)を誇る圧倒的なL4ロードバランシングの性能と、A10 ADCの特長である高収容で優れたコストパフォーマンスも評価されています。
●「A10 Thunder 6630 ADC」導入効果
A10 Thunder 6630 ADCは導入後、100Gbインターフェイスと優れたL4ロードバランシングの性能により、GYAO!の高画質で質の高いサービス提供を支えています。高いパフォーマンスによってサーバーの台数を約10分の1まで低減できました。さらに、100Gbインターフェイスにより、配線の手間が減り、よりシンプルなネットワークデザイン構成となったことで管理コストも削減しています。
●コメント
ヤフー株式会社 システム統括本部 サイトオペレーション本部 インフラ技術3部 ロードバランスリーダー 宮田耕一氏は次のように述べています。「A10は時代のニーズに即したADCを提供しつづけているため、Yahoo! JAPANのネットワークインフラには欠かせない存在となっています。A10のハードウェアの進化の最たるものである100Gbインターフェイス搭載のA10 Thunder 6630 ADCは、まさにGYAO!のような映像配信サービスのインフラに最適なアプライアンスでした。また効率化・自動化という点でaGalaxyに期待をしており、実装しだいではより一層管理の手間が減り工数削減につながると考えております。」
■A10 Networks / A10ネットワークス株式会社について
A10 Networks(NYSE: ATEN)はアプリケーションネットワーキング分野におけるリーダーとして、高性能なアプリケーションネットワーキングソリューション群を提供しています。世界中で数千社にのぼる大企業やサービスプロバイダー、大規模Webプロバイダーといったお客様のデータセンターに導入され、アプリケーションとネットワークを高速化し安全性を確保しています。A10 Networksは2004年に設立されました。米国カリフォルニア州サンノゼに本拠地を置き、世界各国の拠点からお客様をサポートしています。
A10ネットワークス株式会社はA10 Networksの日本子会社であり、お客様の意見や要望を積極的に取り入れ、革新的なアプリケーションネットワーキングソリューションをご提供することを使命としています。
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