コニカミノルタは、複合機などの事務機器の開発・製造・販売を中心に、産業用光学システムや医療用画像診断システムなどの事業を展開するグローバル企業です。同社では、かねてよりSAP ERPによる業務アプリケーションの標準化をグローバルで進めてきましたが、その次の展開としてグローバルMDMプロジェクトに着手し、今回Informatica MDMが採用されました。このMDMシステムは、製品や顧客、仕入先といったマスターデータ連携をグローバル視点で最適化するフレームワークであり、ここから各拠点のSAP ERP等のシステムにデータを配信することで、マスターデータの品質・精度を高いレベルで維持できるようになります。
<インフォマティカが選ばれた背景>
今回のMDMシステムの開発・導入プロジェクトにおいて、基盤となる製品が多国語に対応していることや、展開地域の拡大に対応できる拡張性と柔軟性を備えていることは不可欠な要件でした。また、マスターデータのグローバル統合による各拠点の業務への影響を最小限に抑えるために、同MDMシステムでは地域ごとのマスターデータを管理するレイヤーと、その上位にグローバルマスターを管理するレイヤーを置く多層構造を採用することが望ましく、これに対応できる実装の柔軟性が求められました。また、階層型データやデータの関係性を管理する仕組み等、さまざまな切り口からマスターデータの管理・活用を可能にする機能も不可欠でした。
こうした要件を網羅的に満たしていたのがInformatica MDMでした。Informatica MDM はデータの管理・活用に軸足を置いたソリューションであること、そしてアプリケーションからの独立性が高いこともコニカミノルタから高く評価されたポイントです。
グローバルMDMプロジェクトを統率・指揮するコニカミノルタの執行役IT業務改革部長の田井 昭氏は、インフォマティカのMDMソリューションをこう評価します。
「ITは、“情報”を活用するためのテクノロジーで、その取り組みの中で最も力を注ぐべきは、いかにデータの品質を高めて、経営・事業に生かせる情報を提供するかです。データの整合性や品質がしっかりと担保でき、変化に対するシステムの対応力が確保されることで、M&Aなどによる事業統合のシナジー効果を得る速力も増します。Informatica MDMは、そうした我々の考え方に合致する製品で、Informatica MDMをベースにしたシステムによって、グローバルMDMの展開スピードはさらに加速されるものと確信しています」
インフォマティカとB-EN-Gは、コニカミノルタへの導入を通して得た知見を活かし、今後の営業活動を積極的に展開していく予定です。
Informatica MDMに関する詳細は、こちらにてご覧いただけます。
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インフォマティカについて
インフォマティカは、すべてのデータの未来に革新をもたらす独立系ソフトウェアプロバイダーです。インフォマティカのソリューションによって世界中の企業が情報価値を高めることに成功し、ビジネスの最重要ニーズを満たしています。現在、5,800 社を超える企業がインフォマティカを利用して、オンプレミスやクラウドのほか、ソーシャルネットワークを含むインターネット上の情報資産から最大限の価値を引き出すことに成功しています。インフォマティカに関する詳細は、インフォマティカ・ジャパン株式会社(代表: 03-6403-7600)までお問い合わせいただくか、インフォマティカWebサイト (リンク ») をご覧下さい。
東洋ビジネスエンジニアリング株式会社について
東洋ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)はIT 企画、BPR 実施のビジネスコンサルティング、IT 導入コンサルティングから、システム構築サービス、運用サービスにわたり、ERP を中心に豊富な実績を有するビジネスエンジニアリング企業です。またERP をベースとしたSCM、CRM 導入支援ならびに中国やアセアンを初めとしたグローバル展開支援での実績や、基盤となるマスタデータ管理やビジネスプロセス管理等の実績を積み重ねています。
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