上原近代美術館
伊豆下田で「冬の名画」を味わう展覧会、『冬の情景、そして春へ』
伊豆下田の上原近代美術館では、展覧会『冬の情景、そして春へ―モネから横山大観まで―』を開催中。モネの雪景、松園の雪美人を、年末年始も毎日ご覧いただけます(会期中無休)
【展覧会 内容】
木々は葉を落とし、雪が野山を覆う冬。モネ≪雪中の家とコルサース山≫に描かれた北欧の雪山は美しい輝きを放ち、横山大観≪雪後≫には冷たく張り詰めた静寂が広がります。そして、冬の冷たい大地の下には、生命の芽吹く穏やかな春が少しずつ目覚めます。鮮やかな花が咲く安井曽太郎≪ペルシャ壺と水仙≫からは、近付いてくる春の気配が感じられるようです。
雪に閉ざされた冬から暖かい春へ。本展では、モネ、シスレー、安井曽太郎、岡鹿之助、横山大観、上村松園らが描いた冬から春の情景をご紹介します。
【概要】
□展覧会名 冬の情景、そして春へ―モネから横山大観まで―
□会 期 2016年11月30日(水)~2017年4月2日(日)
*会期中無休
*年末年始も休まず開館します
□ 会 場 上原近代美術館 第1展示室
〒413-0715静岡県下田市宇土金341
□開館時間 9:00-17:00 (入館は16:30まで)
□入 館 料 大人800円/小・中学生400円(団体20名以上10%引)
*毎週土曜日は小・中学生、高校生は無料です
□主 催 公益財団法人 上原美術館
【学芸員のおすすめ!Top3】
1.クロード・モネ≪雪中の家とコルサース山≫
モネが“フジヤマ”を重ね見たというノルウェーの雪景色。雪の斜面に反射する光を、繊細な色彩で描ききっています。
2.横山大観≪雪後≫
厳冬の雪景色を捉えた一幅。画面には冷たく張り詰めた静寂が広がる一方で、水辺を渡る冬鳥の姿が愛らしく描かれています。
3.上村松園≪初雪≫
雪が降るなか、手を袖深く引き込めた女性。傘から覗くその表情には、初雪を楽しむかのような微笑がわずかに浮かんでいます。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。