紀伊國屋書店「東京女子大学「丸山眞男研究プロジェクト」完結記念 丸山眞男ブックフェア」を開催 

株式会社紀伊國屋書店

From: 共同通信PRワイヤー

2017-01-10 12:00

2017年1月10日

株式会社紀伊國屋書店

紀伊國屋書店「東京女子大学「丸山眞男研究プロジェクト」完結記念 丸山眞男ブックフェア」を開催 

 株式会社紀伊國屋書店(代表取締役会長兼社長 高井 昌史)は、このたび「東京女子大学「丸山眞男研究プロジェクト」完結記念 丸山眞男ブックフェア」を同大学とのコラボレーションで、新宿本店にて開催いたします。

 東京女子大学は、平成24(2012)年度より、「丸山眞男研究プロジェクト」を開始しました。「丸山眞男研究プロジェクト」とは、文部科学省「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」の助成および同大学の特別予算措置による研究プロジェクト「20世紀日本における知識人と教養―丸山眞男文庫デジタルアーカイブの構築と活用―」のことです。この「丸山眞男研究プロジェクト」は、5年間の研究を経て、平成29(2017)年3月に完結します。

 東京女子大学には、丸山眞男が遺した約36,000冊にのぼる蔵書、そして6,000点以上のノート・草稿類が「丸山眞男文庫」として保存・公開されています。「丸山眞男研究プロジェクト」の代表的成果の一つ、「バーチャル書庫」(平成27年3月公開)は、丸山宅での蔵書の配列状況をインターネット上に再現し、その蔵書状況から丸山の思想・学問へのアプローチを可能にするものです。また、「草稿類デジタルアーカイブ」(同年6月公開)は、丸山文庫所蔵のノート・草稿類を検索し、その主要なものをインターネット上で閲覧可能にしたものです。これらのシステムを、紀伊國屋書店は本プロジェクトの研究者と共同で開発しました。

 本プロジェクトが進められてきた5年の間に、丸山眞男をめぐる研究状況の変化と並行して、出版状況も大きく変化してきました。平成26(2014)年3月22日の生誕100周年、平成28(2016)年8月15日の没後20周年という節目によって多くの研究書・関連書が世に現われたというだけではありません。特に、「丸山眞男研究プロジェクト」の成果は、丸山眞男の思想・学問を新たな面から、より深く理解していく機会を、広く一般に提供しているのです。丸山の未公刊資料を収める『丸山眞男集 別集』(現在第3巻まで)の刊行、また本プロジェクトの成果を踏まえた丸山文庫所蔵資料による補注・解説をもつ文庫本『政治の世界 他十篇』、『超国家主義の論理と心理 他八篇』、『定本 丸山眞男回顧談』(上・下)などがそれです(以上、岩波書店刊)。

 以上のような成果と新しい状況を見すえ、下記の通りブックフェアを開催いたします。このブックフェアは、単なる丸山眞男個人の著作にとどまらず、代表的な丸山研究書、また、研究プロジェクトを進めてきた各研究者たちの主要著作なども幅広く取り揃え、現代における「教養」として丸山眞男の思想・学問がもっている広さと深さをたくさんの人びとに知っていただく企画です。是非足をお運びいただき、丸山眞男の世界、及び当プロジェクトの成果に触れていただければ幸いです。

                       記
  開催期間:平成29年1月3日~31日
  開催会場:紀伊國屋書店新宿本店
   (1)丸山眞男著作、及び関連書、研究書ブックフェア:3階 カウンター前フェア棚
   (2)パネル「丸山眞男の世界」などの展示:2階~3階C階段踊り場 展示スペース
   (3)丸山眞男文庫デジタルアーカイブ紹介トークイベント:
    「東京女子大学丸山眞男文庫の「現在」―バーチャル書庫と草稿類デジタルアーカイブの紹介―」
     8階イベントスペース(開催日時 平成29年1月21日(土)16:00~17:00予定)

リリースに関するお問い合わせ先:株式会社紀伊國屋書店総務部広報担当info@kinokuniya.co.jp

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    ISMSとPマークは何が違うのか--第三者認証取得を目指す企業が最初に理解すべきこと

  2. セキュリティ

    情報セキュリティに対する懸念を解消、「ISMS認証」取得の検討から審査当日までのTo Doリスト

  3. 運用管理

    IT管理者ほど見落としがちな「Chrome」設定--ニーズに沿った更新制御も可能に

  4. セキュリティ

    シャドーITも見逃さない!複雑化する企業資産をさまざまな脅威から守る新たなアプローチ「EASM」とは

  5. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]