最先端聴覚セミナー満員御礼!国内外の聴覚エキスパートによる講演でさらなる知識習得へ

シバントス株式会社

From: 共同通信PRワイヤー

2017-03-29 13:54

2017/03/29

シーメンス・シグニア補聴器

最先端聴覚セミナー満員御礼!
国内外の聴覚エキスパートによる講演でさらなる知識の習得を支援

シバントス株式会社(本社:神奈川県大和市、代表取締役:芳賀(はが)圭子(けいこ))は、販売店向けに補聴器学習プログラムとして、2月25日(土)に「シーメンス・シグニア補聴器 第6回 最先端聴覚セミナー」を開催しました。今回の本セミナーでは、多数の参加者により満員御礼となりました。従来の「シーメンス補聴器 臨床セミナー」からシグニアブランドとして新たな企画により開催し、業界により貢献できるように最先端の情報を提供することを目的に開催しました。
当日は、耳鼻科学聴覚医学における第一人者の小川郁先生を座長に迎え、国内外の聴覚エキスパート4名の講師が集結して最新の研究成果や臨床事例などを幅広く発表し、補聴器販売店の意欲にも応える講演となりました。また、本セミナーは、シーメンス・シグニア補聴器アカデミーコースの上級者向け「アドバンスコース」に位置づけられたプログラムとなり、さらなる知識の習得に向けた内容となっています。

今年は難聴と補聴器業界にとってエポックメーキングな1年に
冒頭の挨拶で座長の小川先生は、今年は難聴や補聴器に関することが大きく動き出すと述べました。
これについては2点の理由があり、2015年1月に政府が進める認知症施策として厚生労働省より新オレンジプランが発表され、認知症の危険因子に難聴が加わったことにより現在の補聴器販売体制に対する問題点の認識が進んだこと、そしてWHO(世界保健機関)の取り組みで今年5月に開催される第70回総会で聴覚障害及び難聴の予防に関する新たなアクションプラン及び決議が策定される予定になっていることがあげられました。


座長
小川 郁 先生(慶應義塾大学医学部 耳鼻咽喉科学 教授)
日本耳科学 聴覚医学における第一人者。その功績から国内・海外の学会などの要職を務められています。多くのメディアにも出演され、聴覚に関わる病気やその治療、補聴器のことを分かりやすく解説されることでも知られており、小川先生には本セミナー第1回目より座長を担当され全体を統括されています。

聴覚エキスパートご講演者
1. エリク・ホイデル先生(シバントス本社 ポートフォリオマネージャー)
演題「最新の遠隔聴覚ケアシステムについて」
未来への幕開けとして弊社の最新サポートシステム「テレケア」について紹介。利用者のスマートフォンと販売店のPCをつなぐ遠隔コミュニケーションは、補聴器を利用する難聴者と聴こえの専門家、販売店にとって架け橋となります。テレケアによる適切なフィッティングと手厚いケアは今後の補聴器業界の満足度向上に大きなプラスとなることが期待されます。

2.佐野 肇先生(北里大学 医療衛生学部リハビリテーション学科 言語聴覚療法学教授)
演題「補聴器適合検査の実際」
設定した補聴器がその患者に適合しているかを評価することは、フィッティングの過程で重要です。補聴器適合評価の方法は、2010年に日本聴覚医学会から指針が提案されたものが一般化されてきていますが、広く用いられている音場検査と異なり実耳測定はわが国ではあまり普及していません。適合検査の実際について、実耳測定の意義とファンクショナルゲインの関連性を実際の症例を用いて分かりやすく紹介しました。

3.ダニエル・ストラウス先生(ドイツ・ザールラント大学 医学工学教授)
演題「リスニングエフォート(聞き取りの労力)の神経力学と補聴器評価に対するその応用」
近年、心理測定法や行動論的および精神生理学的方法を利用したリスニングエフォートの研究に関する関心が高まっています。客観的な生理学的技法では、被験者の協力の必要性が最小限に抑えられるほか、リスニングエフォートと中枢神経または自立神経系の相関関係を評価することが出来ます。また従来の心理測定法と比較した場合の細分化された客観的EEG(脳波図)によるリスニングエフォートの評価のメリットについても実証しました。

4.神田 幸彦先生(神田E・N・T医院 院長 理事長/長崎大学医学部 臨床教授)
演題「両耳聴(binaural healing)の効果と耳鳴治療~医療機関で行う補聴器臨床のメリット~
補聴器の両耳聴については押しつけでなく、患者さんに寄り添いながら適用・適合を行うことが重要です。開業依頼これまで2,400名を超える患者さんに最適になるようフィッティングを行い、聞き取る努力を啓蒙してきました。補聴器適合検査の重要性と両耳装用のメリットとデメリットについて、また耳鳴医療の進歩について長年検証等を耳鳴音響療法の年代的変遷と効果について報告がありました。


“シーメンス・シグニア補聴器eAcamemy(アカデミー)”
「効果測定実践コース」3月24日新設スタート
いつでも どこでも 何回でも!インターネット学習システム

シーメンス・シグニア補聴器では、補聴器販売に携わる方々の知識向上と技術の習得を目的とし、2015年度よりインターネット回線を活用したeラーニング学習システム「eAcademy」をご用意しております。「eAcademy」は、これまでの受講者1,300名を超え、受講者は「いつでも」「どこでも」「何回でも」自由にハイクオリティーなトレーニングを受ける事ができるシステムです。
この度、3月24日より「効果測定実践コース」が新設になりました。補聴器の適正な販売や装用者の満足度に繋がることを目的とし、補聴器販売後の装用効果を測定する意義、方法について学習することができます。お申込み: (リンク »)

シーメンス・シグニア補聴器は、
今後も引き続き補聴器業界への貢献と発展に向けての為に邁進して参ります。




■シーメンス・シグニア補聴器について
シーメンスが130年の歴史で培った高品質と革新性を継承し、幅広いお客様のニーズに応えるブランドとして2016年に誕生した新製品ブランドです。
プライマックスシリーズは、シグニアとシーメンスの両ブランドが印字された初めての製品になり、今後シグニアの単独ブランド化も予定しております。

■シバントスグループについて
2015年初頭より旧シーメンスオージオロジー部門がシバントスグループに統合されました。
5000人以上の従業員と共に、FY15/16会計年度は、プロフォーマ・ベース*で 売上高9億3300万ユーロ、EBITDA(税前・金利前・償却前利益)2億2100万ユーロを計上しました。
シバントス社のグローバルセールスは、世界120ヵ国の聴覚ケアスペシャリストとセールスパートナーに製品を供給し、特に製品開発に重点を置いています。
シバントス社は、Signia, Siemens, Audio Service, Rexton, A&M, Hear USAといったブランドを通して難聴をかかえるすべての人々に最先端のイノベーションとカスタマーケアをお届けすることによって、聞こえについてのリーディングカンパニーであり続けます。
また、シバントス社のオーナーは、EQT社と共同出資者であるストルングマンファミリーです。シバントスGmbHはシーメンスAGのブランドライセンスを保有しています。
詳細はwebでご覧いただけます。 (リンク »)



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