TCC Groupがバンコク中心部に35億米ドルの統合地区「One Bangkok」を建設へ

TCC Assets (Thailand)

From: 共同通信PRワイヤー

2017-04-04 15:38

TCC Groupがバンコク中心部に35億米ドルの統合地区「One Bangkok」を建設へ

AsiaNet 68061 (0495)

【バンコク(タイ)2017年4月3日インフォクエスト=共同通信JBN】
*One Bangkokは総面積16.7ヘクタールのうち8ヘクタールが市中心部の緑地と広場拡大に貢献
*統合地区はタイ最大で、新たな世界的ランドマークとなる
*「われわれのビジョンは、人々が愛し、時間を過ごすことができ、街の誰もが私たちの都市の不可欠な部分であると感じる場所を作り出すことである。完成すれば、バンコクとタイの世界舞台での地位を高める世界的ランドマークとなるだろう」とTCC Groupのチャルーン・シリワタナパクディ会長

TCC Assets(Thailand)Co., Ltd.とFrasers Centrepoint Limited(FCL)は、バンコクの中心部にある16.7ヘクタールの地区を共同開発し、世界で「誰もが訪れるべき」都市地区の1つに発展させる計画だ。このプロジェクトは、人間中心原則に基づき建設され、環境持続可能性とスマートシティー・リビングに焦点を当てたタイで最初の完全統合地区を創造する。

「One Bangkok」と呼ばれるこのプロジェクトは、これまでタイで実行された最大の民間部門不動産開発イニシアチブで、約35億米ドルの投資価値を見込んでいる。このプロジェクトは、2021年に第1期部分がオープンする時に、新たな世界的ランドマークになると期待される。

TCC Group、FCL両社の会長であるチャルーン・シリワタナパクディ氏は「One Bangkokの計画と設計における基本的な目的は、アジアにおける重要なゲートウエー都市としてのバンコクの地位を高めることである」と語った。

One Bangkokは完全統合された「都市内都市」地区である。すべての部分が2025年に完成すると、総床面積は183万平方メートルで、LEEDとWELLの基準に基づいて設計された5つのA級オフィスタワー、5つの豪華・ライフスタイルのホテル、3つの超高級住宅タワー、分化した小売区域内の小売り商品の総合的配列、多様な市民区域、および芸術文化施設で構成される。総面積16.7ヘクタールの敷地のうち8ヘクタールは緑地と広場となる。

敷地はタイ王室財産管理局からの賃借で、バンコク最大の中央公園であるルンピニー公園に隣接し、バンコク市の大量輸送システムと直接リンクし高速道路網へのアクセスも容易と最高のロケーションだ。

チャルーン氏は以下の通り語った。
「われわれは王室財産管理局から、都市中心部にあるこの重要な土地をショーピース地区に変えることを託されたことを光栄に思っている。これは私が特権的に担う責任であり、私は例外的かつ画期的な何かを確実に創造することを約束する。私はOne Bangkokにより、東南アジア諸国連合(ASEAN)の中心としての、またアジアにおける主要なゲートウエー・ライフスタイル都市としての世界的な信頼を強化するとともに、テナント、オーナー、ビジネスパートナーなど、プロジェクトに関わるすべての人々に繁栄をもたらしたいと願っている。このような現状を打破する努力を実現するために、私はTCC Assetsの資金力と地元のノウハウをFrasers Propertyの膨大な国際的不動産開発の専門知識とを一体化させ、TCC Group内のこの2社が完全に相互補完することに自信を持っている」

One Bangkokの開発を進めるのはTCC Assets (Thailand) Co., Ltd.とFrasers Property Holdings (Thailand) Co., Ltd.による合弁会社で、出資比率はそれぞれ80.1%と19.9%である。

Frasers Propertyは、資産176億米ドル超の本格的な多国籍不動産会社であるFCLの国際的アセットブランドである。

FCLのグループ最高経営責任者(CEO)であるパノテ・シリワタナパクディ氏は「タイでこれほどの規模と多様性のある開発はこれまで一度も行われていない。One Bangkokは活気にあふれたライフスタイルの目的地となるだろう。そして居住、ビジネス、訪問を目的とする世界で最も望ましい都市の中におけるバンコクの地位を裏付けるだろう。One Bangkokはトップレベルの地元企業や多国籍企業がバンコクで最もプレステージのある企業アドレスとしてここにAEC本部を置くよう誘うだろう。そしてこれら企業の従業員や訪問客はここで利用できる施設や生活体験の比類なきエコシステムを楽しむことができるだろう」と述べた。

同氏は、One Bangkokのデザインは社会的および文化的背景に敏感で、タイの伝統を取り入れ、同地区を都市の不可欠な部分にするだろう、と付け加えた。

評判高く経験豊かな不動産専門家であるOne Bangkokのスン・リン・スーンCEOは「アクセシビリティー、コネクティビティー、持続可能性は、われわれの都市計画の最優先事項である。Skidmore, Owings&Merrillが設計したマスタープランの基本的な特徴は、新しい品質基準、国際的なベストプラクティス、用途とアーキテクチャの混合における多様性だ。Plan Associatesの地元専門家とA49の支援を受けて、マスタープランは、最も影響力のある建築事務所および都市計画会社の国際的な経験と現地の経験を組み合わせたものだ」と語った。

同CEOは「One Bangkokは、持続可能性の原則に完全に基づいて建設されたタイの最初の地区となり、LEED for Neighbourhood Development Platinum(LEEDの近隣開発・街づくりのプラチナ認証)基準に適合する」と付け加えた。

▽問い合わせ先
Bangkok Public Relations Ltd
P.Kwantientong
+662-664-9500 ext115

ソース:TCC Assets (Thailand)

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写真説明:TCC Assets (Thailand) Co., Ltd.とFrasers Centrepoint Limited (FCL)は人間中心原則に基づき建設され、環境持続可能性とスマートシティ・リビングに焦点を当てたタイで最初の完全統合地区であるOne Bangkokを共同開発する。総面積16.7ヘクタールのうち、市中心部に8ヘクタールの緑地と広場を提供している。2021年に第1期部分がオープンする時に、新たな世界的ランドマークになると期待される。




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