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【長春(中国)2017年5月23日新華社=共同通信JBN】中国・吉林省の長春で初の国際マラソンが5月21日午前8時に開始された。中国全国および米国、英国、カナダ、日本、オーストラリア、ドイツなど21カ国・地域から3万人の選手がこのマラソンに参加した。このイベントは観衆との素晴らしい交流の場となり、また大規模な市民のスポーツ・フェスティバルとなった。
「北の春の都市(北国春城)」として知られる長春は中国の北東部に位置し、四季の違いが顕著な吉林省の省都である。長春は旅行や暮らしに適しており、また中国のウィンタースポーツとサマースポーツがともに発展してきた有名なスポーツ都市となっている。
さらに長春は、冬季五輪と夏季五輪の双方の優勝者を有する2つの都市の1つでもある。他方、長春では総合的なフィットネス活動が広く普及しており、定期的に運動に参加する人々は長春の全人口の半分以上を占めている。スキーのクロスカントリー競技で、別名「スノーマラソン」とも呼ばれるVasaloppet China(バーサロペット・チャイナ)は長春で、連続して15回にわたり、すべてのレベルで延べ10万人以上が参加して開催され、中国のアイススポーツおよびスノースポーツの普及と促進に大きな貢献を果たしている。
この国際マラソンは、長春における国民的スポーツへの熱狂をあらためて呼び起こしただけでなく、冬と夏のフィットネス活動という反響的な発展を伴うブランドをも構築した。
長春は北東アジアの幾何学的な中心で、「一帯一路」イニシアチブの北通路の要衝都市であり、中国Changjitu戦略の後背地である。長春には新しい中国の初の試みが多くあり、自動車産業、映画産業、オプトエレクトロニクス産業、バイオテクノロジー、応用化学および新中国の鉄道輸送の発祥の都市である。今や長春は中国北東部の再活性化を促進するための経済変革、開発、多様な支援に絶え間なく貢献している。長春のGDPは今年第1四半期に7.9%成長し、成長率は全国平均を上回っている。
Changchun Sports Bureau(長春市体育局)によると、このマラソンのテーマは「北国の春の都市、幸せなランニング」である。さらに、長春は9年連続で「中国で最も幸せな都市」となっている。マラソンのコースは、長春市のメーンストリート、主要道路、経済開発区、観光地、ランドマークのビルを通過する。コースには長春の地域文化、観光資源、経済社会開発、国民的なフィットネス活動の成果が展示され、美しい都市景観を形成している。
このマラソンの精神は、「寛容な雰囲気、絶えず努力する」という長春の都市精神とぴったり一致している。長春におけるスポーツの発展により、長春と世界の間のスポーツ文化交流はこれまで以上により頻繁となるだろう。
ソース:Changchun Sports Bureau
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